≪国を愛すとは生活尊ぶこと≫
教育基本法の改正案が衆院を通過しましたが、改正案の主眼は「わが国と郷土を愛する態度を養う」ことかと思われます。
これは政府の自戒の念をこめてのものなのか、それともブラックジョークなのでしょうか。自民党の中央重視の政策により地方、郷土は荒廃の一途をたどっています。
私は昨年春、四国の山野を歩きましたが、山林は放置され、竹の侵食にまかせるままです。栗、梅などの果樹は手が入れられず、細々と実をつけているだけです。廃屋は川の上流にさかのぼるほど目立ちます。
また私の生地の千葉県光町(当時)辺りは、平安時代から続く50fほどの水田が開けている自慢の故郷でした。ところが、3年くらい前から、その真ん中にインターチェンジが造られ、完成した今は見る影もありません。
郷土を愛することとは、そこに生活する人々を大切にすることではありませんか。国を愛するとは、今、そこで生活する人々の暮らしを尊ぶことではありませんか。
リストラ、派遣雇用、サービス残業など、不安定な生活のままでは国を愛することはできません。
教育基本法改悪案の中の「国」とか「郷土」という言葉は、「政権」「体制」「俺たちの票田」などの意味だと思われ。
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