黒人警官がサポーター射殺 人種差別発言の情報も パリ
2006年11月25日01時32分
パリで23日夜に開かれたサッカーの欧州連盟(UEFA)杯の試合後に警官がサポーターに発砲し、1人を射殺、1人に重傷を負わせた。警官は、大勢のサポーターに襲われた男性を守ろうとして発砲したとみられる。このサポーター集団は右翼との関係が指摘され、黒人のこの警官に「汚い黒人野郎」と叫んでいたという。
パリ・サンジェルマン(フランス)とハポエル・テルアビブ(イスラエル)の試合でハポエルが勝った後、競技場の近くで起きた。AFP通信によると、サンジェルマンのサポーター約150人がハポエルのサポーターを襲撃。警官が催涙ガスで追い払おうとしたが引き下がらなかったため発砲したという。
警察当局はこの警官とサポーター5人の身柄を拘束。警官労組は「人種差別主義者に襲われた警官の正当防衛だ」との声明を出した。
2006年11月25日
【黒人警官がサポーター射殺 人種差別発言の情報も パリ】
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