東電がダム計測データ改ざん 国交省が立ち入り調査これ、ほっといたらダムが崩れかかってるのに気付かなくて、そのうち決壊したりして(笑)
2006年11月28日18時44分
東京電力が、発電用に建設した野反(のぞり)ダム(群馬県六合(くに)村)の変形を計測したデータを90〜04年、無断で修整して国土交通省に提出していたことが分かった。データは年2回、基準杭(ぐい)を基に測るが、杭が傾いて正確に測定できなくなった後も改修せずに、多めに出る実測値を少なく修整して報告していた。東電は「ダムの安全性に問題はない」としているが、国交省は計測値の定期報告を義務づけた河川法違反の疑いがあるとして、28日から立ち入り調査に入った。
この問題は、10月に発覚した中国電力の改ざん問題を受け、東京電力が自主点検を進める中で判明し、27日に国交省に報告したという。
野反ダムは岩を積み上げたロックフィルダムで、堤の高さが44メートル、総容量2870万立方メートル。
堤体の変形を測量するための基準杭の1本が雪の重みで徐々に傾斜し、最大3センチ程度下流側に変形した計測結果が得られるようになった。
直ちに基準杭を改修して正確に計測できるように改善すべきだったが、同社は対応を怠ったうえ、「実際のダムの変形を反映したものでない」として、国交省にも説明せずに実測より少ない数ミリの値を報告していた。
基準杭は03年に改修したが、04年にも過去のデータとの整合性をとるために実測値と異なるデータを報告。05年からは実測値を報告しているという。
同社は「本来は気づいた時点で、改修し、正確に測定できるようにすべきだった」とする一方、「得られた実測値を基に、基準杭の傾斜を加味して実際の変形量に補正したデータを報告していた」と説明している。これに対し、国交省河川局は「どのくらい技術的根拠がある補正だったのかが問題。立ち入り検査で調べたい」としている。
ダム測量データをめぐっては、中国電力で10月に改ざんが発覚。西日本最大級の揚水式水力発電所「俣野川発電所」(鳥取県、120万キロワット)の発電に使われる土用ダム(岡山県新庄村)で92〜97年、ダムの堤の高さの変化を計測した「沈下量」などのデータが改ざんされ、国交省に提出されていた。中国電力は98年6月から99年初めにかけて、改ざんを実行した子会社「中電技術コンサルタント」からの報告などで事実を把握したが、国に報告していなかった。
2006年11月28日
【東電がダム計測データ改ざん 国交省が立ち入り調査】
「東電」って、原発やダムで環境を破壊しつつ、我々に電力を供給している会社のことですか。このひでぇ会社のおかげで、俺みたいなのもパソコンで文句垂れることが出来るんですね・・・
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