2006年11月29日

【タウンミーティング、8回中6回は参加者を「動員」】

これは27日のニュース。
タウンミーティング、8回中6回は参加者を「動員」
2006年11月27日23時55分
 03年から今年にかけて開かれた8回の教育改革タウンミーティング(TM)のうち、6回で文部科学省や内閣府が地元の自治体や教育委員会に参加者の取りまとめを依頼していたという調査結果が27日、参院教育基本法特別委の理事会で報告された。「やらせ質問」と同様に、「動員」も複数回にわたって続いていたことが明らかになった。

 教育改革TMでの動員をめぐっては伊吹文科相が24日の特別委で「過去の例から見ると、動員をかけて会場を占拠されるケースがかなりある。そのために、当時の担当者が人員を確保してください、と(地元に)言った記憶があると、報告があった」と答弁。国の方針に批判的な人たちが会場を埋めないよう、人を集めていたことを認めた。
 国側が「動員」を依頼したのは岐阜(03年12月)、山形(04年4月)、愛媛(同5月)、和歌山(同10月)、大分(同11月)、青森(06年9月)で開かれた6回。
 また、政府のTM調査委員会(委員長・林芳正内閣府副大臣)は27日、02〜04年度に開かれたTMで司会者が指名する形で質問の口火を切ってもらうよう依頼した29回・93人の発言者のうち、25回・65人に5000円の謝礼金を支払っていたことを明らかにした。
 また、調査委は随意契約だった01年度前期に行われた運営経費の平均が一般競争入札で行われた02年度以降に比べ、2415万円と突出して高いことも明らかにした。02年度以降は広告費を除く額で719万円〜1285万円だが、01年度前期は広告費を除いても2185万円にのぼる。
「批判的な人」と徹底的に議論すれば国民の理解も深まるってもんじゃねえか?そんな立派なもんじゃねえか。
この国から「批判的な人」を排除するのが目的の教育基本法改悪を成立させるには、「批判的な人」を排除しながら進めなければならないんだろうねえ。
posted by 鷹嘴 at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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