2006年12月04日

≪国民無視した「復党」誓約書≫

ちょっと遅いけど朝日新聞11月30日投書欄より引用。

国民無視した「復党」誓約書

かつて自民党議員で郵政民営化に反対した人たちの復党が実現しそうです。多くの国民が復党に納得していませんが、私が驚いたのは誓約書の内容です。最後に、誓約に反したら議員を辞職する、と書いてあるではありませんか。
国会議員は国民の負託を受けて国政に関与し、総理大臣を指名し、法律を審議し、政府を監視するのが、憲法に定められた権利であり義務です。
選挙で当選した国会議員が、あらかじめ「誓約に反したら議員を辞職する」というのでは、安倍・自民党総裁の「私兵」、悪く言えば「飼い犬」に過ぎません。
中川幹事長は国民の批判を気にしてハードルを高くしたのでしょうか。結果として、議員の有権者への責務を無視するおかしな誓約書ができたのでしょう。与党の幹事長でありながら、この程度の政治感覚では、語るに落ちたと言うべきでしょう。そのような誓約書を書いた議員もお粗末の極みです。
大丈夫ですか?日本は。教育基本法改定よりも、政治家の再教育が必要ではないのですか?

全く同感。
「誓約に反したらまた我が党から出て行く」というのなら分かる。自民党の勝手だ。
しかし「誓約に反したら議員を辞職する」と書かせるとは何様のつもりなのか?何を勘違いしているのか?
その誓約書を受け入れた奴は、自分に投票してくれた人を裏切ってしまったことに気付かんのか?頭の程度が知れますな。

たとえるなら、
「またチームの練習サボったら、もうサッカーやめろ」
「また教祖様に背いたら、勤め先を辞めろよ」
「会社辞めてもいいよ。この業界から足を洗うんならな」
「今度店外デートしたらクビだ。二度とキャバクラ店に勤めるなよ」
「そんなに俺が嫌いなら別れてやってもいいよ。その代わり、氏ね」
「後援会に復帰させてやってもいいけど、また○△先生の陰口叩いたら、一生選挙に行くなよ」
というような不条理な要求じゃんかよ(下手な例えでスマソ)

たしかに自民党の連中にとって、教育基本法をいじくるよりも、小学校からやり直すのが先だろうなw
11月27日 17時03分
復党願と誓約書要旨 郵政造反組
 郵政造反組の復党願と誓約書要旨は次の通り。

 【復党願】

 このたびの安倍政権発足に伴い、安倍晋三首相の目指す安倍改革を共に推し進め、自民党のさらなる発展に寄与したいと思い復党を申請いたします。よろしく審議されることを望みます。

 【誓約書】

 離党勧告処分の対象となった行為は遺憾であり重大な責任を認識しております。今後は広く国民の理解が得られるよう真摯な取り組みをしてまいります。次のことを自民党および有権者に対し誓約いたします。

 一、党則を順守し、党員としての義務を忠実に履行するとともに、国民の奉仕者として党活動に尽力する。

 一、安倍首相の所信表明を全面支持するとともに、国民に約束し国会で成立した郵政民営化を含む政権公約の実現にまい進し、国民の真の期待に応えるべく努力する。

 一、誓約に違反した場合は政治家としての良心に基づき議員辞職する。(一部議員は「身を処する」)

 誓約書が公表されても異議ありません。

てゆーか俺的には、せっかく郵政民営化に反対してたのに覆して復党しようとする連中なんて辞めて欲しいけどな。 つーか自民党自体消えて欲しいけどなw
posted by 鷹嘴 at 16:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 自民党の政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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