2006年12月15日

11月29日法政大学弾圧事件 12月15日まで拘留延長

11月29日に公安警察に因縁をつけられ拉致監禁された被害者は現在も拘留中であり、
12月8日東京地裁にて、15日までの拘留延長が決定された。このような国家権力による犯罪行為を絶対に許してはならない。

(メールニュースを転載)
■3・14法大弾圧救援会ニュース 06.12.08 ■ 12/7 勾留理由開示公判の報告です
*Bccで配信しています。重複ありましたら申し訳ありません。

 おはようございます。3・14法大弾圧救援会です。

 昨日12月7日(木)、東京地裁426法廷にて、11・29法政大デッチあげ弾圧で不当逮捕された学生3人の勾留理由開示公判が行われました。日中にもかかわらず、「傷害」「建造物侵入」デッチあげによる政治弾圧に怒る法大生をはじめ、多くの学生・青年労働者が傍聴にかけつけました。

●「いくら聞いてもムダ」とまで言い放った栗原裁判官を徹底追及!
 公判では、不当な勾留決定を下した栗原裁判官がその理由を明らかにしました。しかし「3人は退学・停学処分への抗議行動の目的で不法に侵入した」など、検察が作成したデッチあげの「一見記録」をなぞるだけ。これでは検察の言うがままに勾留決定を出した、と言っているにすぎません。
 傍聴席から怒りのヤジが飛び交う中、一瀬敬一郎弁護士が栗原裁判官を鋭く追及しました。しかし栗原裁判官は、「釈明しません」「釈明する必要はありません」を連発、さらには「いくら聞いても無駄」とまで言い放ちました。このふざけきった態度に傍聴者の怒りが爆発。栗原裁判官は、10人を超える傍聴者を文字通り暴力的に退廷させました。この裁判所の暴挙、絶対に許せません。

●退学・停学処分撤回の訴えは当然 釈明拒否する裁判官を徹底弾劾
 栗原裁判官がわずかに答えた内容も最悪です。
 まず「建造物侵入」については、検察の一見記録から「不法」と認定した、などと答えています。 一体何が「不法」なのか。大学キャンパスで学生がビラをまいたり、不当な退学・停学処分の撤回を訴えるのは、当然ではありませんか。一瀬弁護士は、これを「不法」と決めつける栗原裁判官を徹底弾劾しました。

●「偶然その場にいっしょにいた」というだけで逮捕していいのか
 さらに逮捕された3人の内1人は、入構した時刻も特定できず、警備員に警告・制止された事実もありません。それなのに「偶然他の2人と一緒にいた」だけで逮捕されました。こんなことが許されていいのでしょうか。この点に関しても、栗原裁判官は「釈明拒否」です。「建造物侵入」などまったくのデタラメ、完全なデッチあげです!

●「傷害」のデッチあげについて裁判官も何一つ反論できず
 もう一つのデッチあげである「傷害罪」については、「ケガ」をしたという大久保廣宣なる人物がどこの警備員なのか、いつどこで学生とぶつかったのか、「全治一週間」の根拠は何か、などの事実認定に関する弁護士の追及に、栗原裁判官はこれまた「釈明する必要はない」と言って、一切答えず。また「大久保はビデオ撮影していたが、その事実を調査しているか」との問いには、「ビデオを回していたのは間違いないが、〔ぶつかっている〕その最中かは分からない」などと、無内容な答えを繰り返すのみ。「傷害」もまたデッチあげであり、最初から存在しないのです。

●「ルンゲ」=大久保廣宣が「ケガをした」という大ウソ!
 そもそも不当逮捕された学生は、大久保に触れてもいません。大久保は、自作自演で転倒し「傷害」をデッチあげようとしたにすぎません。
 しかも「全治一週間」というのも大ウソです。大久保は、29日当日、法政大正門前で100人の公安警察官に意志一致を行い、デッチあげ逮捕の指揮をしていました。30日、12月1日もキャンパスに現れ、弾圧に抗議する法大生を違法撮影していました。「傷害」などまったくの大ウソです。

●「裁判官失格」「罷免されて当然」弁護士と傍聴者が徹底批判
 一瀬弁護士は、まともに答えない栗原裁判官に対して「あなたは裁判官失格だ」「罷免されて当然」と、怒りをこめて激しく批判しました。傍聴者も「お前は権力の犬だ」という弾劾を栗原裁判官にたたきつけました。
 警察権力と法大当局は、確実に追いつめられています。無実の3学生を絶対に取り戻そう!

●12・15法政大キャンパス大集会が開催されます!
 日時:12月15日(金)12時40分〜
 場所:法政大学市ヶ谷キャンパス
 主催:3・14法大弾圧を許さない法大生の会

●3人の学生の即時釈放を!警視庁公安一課および法政大学当局に抗議を集中しよう!
【抗議先】
▽警視庁公安一課
【電話】03−3581−4321
▽法政大学総長室 広報・広聴担当
【電話】03−3264−9420
▽法政大学学生部
【電話】03−3264−9471
【FAX】03−3264−9598
【メール】gakusei a t hosei.ac.jp
▽東京警備保障株式会社
【電話】03−3433−2761(代)
【FAX】03−3433−7995

●不当逮捕された3人の学生に激励のメッセージを寄せてください。
 メッセージは、このメールの最下段にある3・14法大弾圧救援会の連絡先までお願いします。

●緊急の救援カンパをよろしくお願いします。
▽救援カンパの送り先 「29人の学生を釈放しろ!3・14法大弾圧救援会」
住所 東京都港区新橋2-8-16石田ビル4階(救援連絡センター気付)
▽銀行振込 三菱東京UFJ銀行 錦糸町駅前支店 普通3520695 法大弾圧救援会
▽郵便振替 口座番号 00160−0−585187 法大弾圧救援会

●退学処分・停学処分撤回、法大生5人の地位保全を求める仮処分裁判(第6回審尋)
日時:12月13日(水)
場所:東京地方裁判所にて
▽傍聴はできませんが、5人と弁護団の激励のために、時間のある方はぜひ裁判所に集まってください。

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■29人の学生を釈放しろ!3・14法大弾圧救援会
▽呼びかけ人:葉山岳夫(第二東京弁護士会)/大口昭彦(第二東京弁護士会)/一瀬敬一郎(第二東京弁護士会)/小田原紀雄(日本基督教団羽生伝道所牧師)/伊藤えりか(法政大学第一法学部自治会元委員長、学生会館学生連盟元理事長)/吉川経夫(法政大学名誉教授、刑法学者、故人)
▽住所:東京都港区新橋2―8―16石田ビル4階(救援連絡センター気付)
▽電話:090―4812―7003
▽FAX:03―3591―3583
▽Eメール:houdaikyuuenkai a t yahoo.co.jp
▽ホームページ:http://www.geocities.co.jp/houdaikyuuenkai/

2006年12月8日



■3・14法大弾圧救援会ニュース 06.12.10 ■無実の3人に対する勾留延長決定弾劾!
*Bccで配信しています。重複ありましたら申し訳ありません。

 こんにちは。3・14法大弾圧救援会です。

●5日間の勾留延長を弾劾する!
 12月8日(金)、11月29日に法政大でデッチあげ不当逮捕された3人に対し、5日間の勾留延長が決定されました。絶対に許せません!!
 満期は12月15日(金)。臨時国会の閉会日であり、法大キャンパス集会の当日です。このあまりにも露骨な勾留期限の設定は何だ! このことをとっても、3人の逮捕は完全にデッチあげであり、法政大学当局と公安警察によって仕組まれた政治弾圧であることがますます鮮明です。
 12月7日に行われた勾留理由開示公判では、勾留を決定した栗原裁判官は、弁護士の求釈明に対して何一つ答えようとせず、「釈明する必要はない」「いくら聞いても無駄」とまで言い放ちました。「傷害」「建造物侵入」の事実認定について、裁判官が何一つ答えられなかったこと自体に、3人の逮捕がデッチあげ以外の何ものでもないことを証明しています。
 デッチあげの破綻に怯え、焦っているのは、警視庁と法政大学当局です。12月9日(土)午前には、法政大キャンパスで、転びデッチあげを演じた大久保廣宣を連れだっての「現場検証」が行われました。
 それにしても、ありもしない「傷害」「建造物侵入」をデッチあげて、3人を警察に売り渡している法大当局の姿勢には、がまんがなりません。国会で教育基本法改悪案がどうなるかという緊迫した状況、連日数千人の労働者・学生・市民が国会前に結集し、採決を阻止するために闘っている状況には見向きもせず、ただひたすら無実の学生を「犯罪者」に仕立て上げることに熱中する法大当局! 絶対に許せません!
 3人を取り戻す闘いは、今週が本当の勝負です。法政大学当局、警視庁、検察そして東京地裁刑事14部・栗原正史裁判官に対して、さらに抗議の声を集中しよう!

●3人の学生の即時釈放を!警視庁公安一課および法政大学当局に抗議を集中しよう!
【抗議先】
▽警視庁公安一課
【電話】03−3581−4321
▽東京地方検察庁 03−3592−5611(代)(勾留請求を出した児嶋隆司検事宛に抗議を)
▽東京地方裁判所 03−3581−5411(代)(刑事14部.栗原正史裁判官宛に抗議を)
▽法政大学総長室 広報・広聴担当
【電話】03−3264−9420
▽法政大学学生部
【電話】03−3264−9471
【FAX】03−3264−9598
【メール】gakusei a t hosei.ac.jp
▽東京警備保障株式会社
【電話】03−3433−2761(代)
【FAX】03−3433−7995

●不当逮捕された3人の学生に激励のメッセージを寄せてください。
 メッセージは、このメールの最下段にある3・14法大弾圧救援会の連絡先までお願いします。

●緊急の救援カンパをよろしくお願いします。
▽救援カンパの送り先 「29人の学生を釈放しろ!3・14法大弾圧救援会」
住所 東京都港区新橋2-8-16石田ビル4階(救援連絡センター気付)
▽銀行振込 三菱東京UFJ銀行 錦糸町駅前支店 普通3520695 法大弾圧救援会
▽郵便振替 口座番号 00160−0−585187 法大弾圧救援会

●退学処分・停学処分撤回、法大生5人の地位保全を求める仮処分裁判(第6回審尋)
日時:12月13日(水)
場所:東京地方裁判所にて
▽傍聴はできませんが、5人と弁護団の激励のために、時間のある方はぜひ裁判所に集まってください。

●12・15法政大キャンパス大集会が開催されます!
 学生3名を釈放しろ! 退学・停学処分撤回! 新たな処分を許さない!
 学内公安=ルンゲ追放! 総長選の廃止反対! 平林総長体制打倒!
▽日時:12月15日(金)12時40分〜
▽場所:法政大学市ヶ谷キャンパス
▽主催:3・14法大弾圧を許さない法大生の会

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■29人の学生を釈放しろ!3・14法大弾圧救援会
▽呼びかけ人:葉山岳夫(第二東京弁護士会)/大口昭彦(第二東京弁護士会)/一瀬敬一郎(第二東京弁護士会)/小田原紀雄(日本基督教団羽生伝道所牧師)/伊藤えりか(法政大学第一法学部自治会元委員長、学生会館学生連盟元理事長)/吉川経夫(法政大学名誉教授、刑法学者、故人)
▽住所:東京都港区新橋2―8―16石田ビル4階(救援連絡センター気付)
▽電話:090―4812―7003
▽FAX:03―3591―3583
▽Eメール:houdaikyuuenkai a t yahoo.co.jp
▽ホームページ:http://www.geocities.co.jp/houdaikyuuenkai/

2006年12月10日
posted by 鷹嘴 at 10:11| Comment(3) | TrackBack(0) | 法政大学弾圧事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
その法政大学に良識ある教授は居ないのか?
みんな、体制の犬教授なのですか?
Posted by 霧人 at 2006年12月17日 20:14
記事中に登場する東京第二弁護士会の
一瀬敬一郎弁護士は
中国共産党や中国民間対日賠償請求連合会に
協力しています。
その結果、先日、中国の裁判所が商船三井所有の大型輸送船を差し押さえました。

この一瀬氏は中核派でもあります。

あなたも同類でしょうか?
Posted by マロン at 2014年04月23日 15:05
一瀬弁護士は、ご存じの通り戦後補償問題に取り組み、
市東さん農地裁判弁護団の一員でもあります。

一方で路線的な食い違いがあり、
現在では中核派(を支援する)弁護士とは言えません。
よく調べましょうね。

それと、たしかに私も「同類」です。もっと濃いかもw


> 差し押さえました。

それがどうかしましたか?
Posted by 鷹嘴 at 2014年04月26日 01:45
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