2012年12月21日

12月21日イスラエル大使館前抗議行動<パレスティナに献花を!>

 12月21日、掲題の抗議行動を行います。JR市ヶ谷駅前にて18時半からアピールを行い、19時に駅前を出発し、歩いて10分ほどのイスラエル大使館前で抗議を行います。よろしければ飛び入り参加をお願いします(地図)
 この活動はかつて10年間、毎月第3金曜日に行っておりましたが、現在では基本的に年2回行っております。なおこの活動は「個人共闘」であり、オフィシャルサイトは存在しませんが、過去の活動についてはムキンポさんのページを参照にして下さい。
<パレスティナに献花を! Flowers for Palestine>


 1948年、イスラエルはアメリカなどの後押しによってパレスチナの地に国家樹立を宣言し、そこに住んでいたパレスチナ人を武力によって追い出し、あるいは虐殺しました。イスラエルは4度に渡る周辺国家との戦争に勝利しその領土を確定的なものにしましたが、この国家の歴史はパレスチナ人迫害と虐殺の歴史と言って差し支えありません。
 イスラエル建設を進めた「シオニスト」たちの言い分は、「元々我々ユダヤ人は2000年前にローマ帝国によって追放されるまで、神から与えられたここパレスチナの地に住んでいた。だから戻る権利がある」という、ふざけたものです。この理屈が通るならば、アメリカ合衆国は先住民族のためにその国土全てを返還しなければならないでしょう。私たち現在の日本人はアイヌ民族のために日本列島の東半分を明け渡さなければならないでしょう。
 そもそも彼らの宗教であるはずのユダヤ教は、神から許されるまでは自らパレスチナへ帰還してはならないと戒めています。シオニストの言い分はユダヤ教の教義にも反しているのです。またパレスチナから追い出されたといいますが、イスラエル建国前にもパレスチナにはユダヤ人たちが住んでおり、パレスチナ人と平和に共存していました。この関係を憎悪に変えたのがイスラエル建国です。

 パレスチナの民衆はヨルダン川西岸とガザ地区という狭い地域に押し込められ、あるいは隣国の難民キャンプに逃れました。イスラエルによって多くのパレスチナ人の村々が破壊され住民が追放されましたが、現在でも荒地のままとなっている場所も少なくないそうです。世界各国から移住してくる同胞に生活の場を提供するというより、パレスチナ人を追放することそのものが目的だったのではないでしょうか。
 イスラエル政府はこれに飽き足らず入植地を増やし、治安のためと称して「アパルトヘイト・ウォール」と呼ばれる分離壁を建設しています。ジワジワとパレスチナ人を追い払おうとしているのです。また、たびたび「武装勢力がロケット弾を打ち込んだ」という口実で、罪もないパレスチナの民衆の頭上にミサイルの雨を降らせて虐殺しています。まるでかつてユダヤ人を絶滅しようとしたナチスドイツの如き、民族浄化政策ではないでしょうか。ホロコーストではないでしょうか。

 記憶に新しいところですが、日本では派遣切りの嵐が吹き荒れた2008年の年末から翌年にかけて、ガザへの空爆と地上軍による攻撃を行い、約1400人の人々を虐殺しました。その大半が一般の民衆だったといいます。そしてつい先月のことですが、またしてもイスラエルはガザへの空爆を行い、約140人の人々が虐殺されました。
 イスラエルは常に(ガザの実権を握るハマスやその他の)「武装組織から攻撃されている」という口実を用い、世界各国もマスコミもイスラエルだけでなくハマスも非難します。しかし常にパレスチナ人民を抑圧し武装組織を挑発し、先に銃口を開くのはイスラエル側ではないでしょうか。
 2008年6月からイスラエルとハマスは半年間の停戦協定を結びましたが、イスラエル軍は11月にこれを破りハマスの戦闘員を殺害しました。この軍事対立は12月下旬から始まった大虐殺につながっていきます。

 先月14日、イスラエルはガザからの攻撃を口実にして大規模な空爆を始めましたが、発端はイスラエルの攻撃でした。イスラエル軍は同月5日に国境付近を歩いていた精神障害者の青年を射殺し、また8日にはガザとの国境を侵していた部隊が13歳の少年を殺害しています(*注)
 ガザからの報復攻撃も行われましたが、この時点ではまだ事態を収束させる道も残されていました。イスラエルの平和活動家がハマスやエジプト政府とコンタクトをとり、永続的な停戦を実現しようとしていたのです(*注)
 しかしイスラエルは14日にハマスの司令官を空爆によって殺害し、大規模な空爆を開始しました。この平和活動家によると、イスラエル政府は彼の活動を知りつつも司令官殺害を許可したそうです。

 このようにイスラエルは自国が被害者であるように装い軍事行動を正当化しますが、そもそも侵略者はどちらでしょうか。1948年以降パレスチナ民衆を虐殺し土地を奪っているのはイスラエルです。ガザからの攻撃を非難したいのなら、まず自らが矛を収めるべきではないでしょうか。
 先月30日国連で、ヨルダン川西岸を拠点とするパレスチナ自治政府が「オブザーバー国家」として承認され、国連加入への道が開けました。この採決にはアメリカなどが反対しましたが日本国は賛成したそうです。
 しかし報復のつもりかイスラエルは許し難いことに ヨルダン川西岸と東エルサレムへ3000戸の入植住宅建設を承認しました。国際社会からのパレスチナへの理解に反発し、侵略を進めるつもりなのです。絶対に許せません。

 私たちはイスラエル政府に対し、1967年の国連決議に従いヨルダン川西岸と東エルサレムから直ちに軍を撤退させること、分離壁を撤去すること、全ての入植地を明け渡すこと、追放されたままのパレスチナ人の帰還を許可すること、パレスチナ民衆の土地財産と命を奪ったことを謝罪し補償すること、今後パレスチナ民衆に対する軍事行動を絶対に行わないことを強く求め、イスラエル大使館前に向かいます。よろしければ私たちの活動に参加して下さい。



*注: 今回のガザ攻撃の発端については以下のリンク先を参考にして下さい。
◇ P-navi info 【ナブルス通信】「ガザで殺人を行っているのは誰か」ーーノーム・チョムスキーらによる報道への呼びかけ
◇ P-navi info 始まりはいつも同じ 「雲の柱」作戦
◇ Who is doing the killing in Gaza Noam Chomsky and others challenge world's media
◇ Soldiers shoot dead 20-year-old man near Gaza border Maan News Agency
◇ medics Israeli fire kills boy in south Gaza Maan News Agency



*注: イスラエルの平和活動家Gershon Baskinは停戦実現のために、ハマスやエジプトの情報機関と連絡を取っていた。暗殺されたアハマド・ジャバリ(Ahmed Jaabari)司令官は永続停戦協定の草案を受け取っていたという。
 この活動家によると、イスラエル政府の上級職員も彼が停戦のため奔走していることを知っていたという。それにも関わらずイスラエル政府は司令官暗殺を承認したのである。
◇ Israeli Peace Activist Ahmed Jabari, Assassinated Hamas Leader, Received Draft Of Gaza Truce Agreement Shortly Before Death


・・・そういうわけで当日、私を含めて7名が結集し、予定通り抗議行動を行いました。公安がやたらと多かったな。こんなの初めて。
<パレスティナに献花を! 12月21日の声>
 次回は2013年5月14日を予定しておりますが、3月30日に日比谷公園かもめの広場にて、檜森孝雄さんの追悼集会も予定しておりますのでよろしく!
posted by 鷹嘴 at 18:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 集会、デモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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