2007年01月06日

【都、中止のTWS「能オペラ」に2400万円支出】

かなり遅くなったけどコピペ。

都、中止のTWS「能オペラ」に2400万円支出
2006年12月29日19時42分
 東京都が石原慎太郎知事の肝いりで始めた若手芸術家支援事業「トーキョーワンダーサイト」(TWS)が企画し、公演4カ月前に中止になった「能オペラ」に、都と都の関連団体が計2400万円を支出していたことが28日、朝日新聞の情報公開請求で分かった。中止に伴う出演予定者への補償や実質的な代替公演の開催費用などで、代替公演は1605万円の赤字だった。

 公演の企画には知事の四男・延啓氏(40)がかかわり、準備のために公費で訪欧したことがすでに分かっている。都は公演への出費を「関連団体の事業収益などを充てており、公費ではない」と説明するが、都幹部からも「形はどうあれ公費で、都の損害だ」と批判の声が上がっている。

 能オペラはTWSが企画、石原知事が脚本を書いた。04年2月に都内で公演予定だったが、著作権を巡る作曲家とのトラブルで03年10月に中止になった。

 TWSは、トラブル仲裁などの弁護士費用として86万円、歌手ら9人への補償費159万円など計251万円を事業収益から支払った。オーディションなどの準備にも157万円かかった。

 出演予定だったドイツの室内楽団を都歴史文化財団が招いて04年2月に演奏会を開き、1998万円を支出したが、チケット収入はわずか393万円で1605万円の赤字だった。多数の都職員がチケットを購入した。
要するに、
弁護士費用86万円+補償費159万円+オーディション準備157万円=402万円。
これはまるで無駄な出費。

さらに、
402万円+代替公演の費用1998万円=2400万円。
これが総支出。

しかしこの代替公演のチケット収入はたったの393万円。
公演費用1998万円−393万円=1605万円の赤字。

全部勘定してみると、
2400万円−393万円=2007万円の無駄遣いってことやね。役所のやることって本当にワケわかめだな。

つーかこの「能オペラ」は石原の四男がかかわり、脚本は石原自身ですか。公私混同もここまでくるとアレですな、北の某国で金ジュニアの指導の元、金パパの生涯の叙事詩を演じるようなもんですなw

(関連ニュース)
都知事の脚本料百万予算化 オペラ中止で支出なし
 東京都の石原慎太郎知事が脚本を担当し、2004年2月に公演予定だった「能オペラ」をめぐり、知事への脚本料として100万円が予算化されていたことが28日、分かった。

 オペラは作曲家側とのトラブルで中止され、脚本料は支払われなかった。都は「知事が無料で執筆すると政治家の寄付行為となり、公職選挙法に抵触する恐れがあった」としている。

 都によると、能オペラは、能とオペラを融合した現代歌劇。都の文化振興事業を手掛けるトーキョーワンダーサイトコミッティ(TWS)などによる実行委員会が企画し、石原知事四男の画家(40)が事前調査名目で海外に公費出張していた。

 中止に伴い、TWSは出演予定者9人に補償金計159万円を支払った。一方で、ほかの海外の楽団や国内のアーティストが「コンサートを開けないか」などと要望、都歴史文化財団が、出演費計700万円を含め約1600万円を負担して04年2月に別のコンサートを開催していたことも分かった。
(12月28日21時27分)

都、知事四男に謝礼 03年に28万円、3カ月後返金
2006年12月28日06時08分
 東京都の若手芸術家支援事業「トーキョーワンダーサイト」(TWS)に石原慎太郎知事の四男、延啓氏(40)がかかわっていた問題で、都が03年12月、TWSの外部委員の活動に対する報償費(謝礼)約28万円を支払っていたことが分かった。3カ月後に返金されたという。延啓氏には、TWSに関する国内外の渡航費などとして約200万円が支払われたことが分かっているが、石原知事は「ただ働きだ」などと謝礼や報酬の支払いを否定していた。

 都によると、延啓氏は03年6月から04年3月までTWSの事業を企画する芸術家「キュレーティングアーティスト」(CA)に委嘱され、都は03年6〜7月にかけての約100時間の活動に対し30万6000円を支出。税を除いた27万5400円が支払われたが、延啓氏から04年3月、全額が返金されたという。03年8月以降は、「活動実績がない」との理由で謝礼は支払われていない。

 都は「TWSの規定に基づいて謝礼を支払ったが、本人が辞退した」と説明する。CAには延啓氏と同時期に音楽家ら2人も委嘱されたが、活動実績がなく、謝礼は支払われていないという。

4男「都の仕事、こりごり」 石原知事が明かす
2006年12月24日20時18分
 東京都の石原慎太郎知事は24日に放送されたテレビ朝日の番組で、四男の延啓氏(40)が都の文化事業にかかわって公費で出張するなどして批判を浴びている問題について、「こりごりだ。もう都の仕事は一切しない」などと知事にこぼしたことを明らかにした。知事は、「いろいろアイデア出してくれているから」と延啓氏に今後も助言を求める考えを改めて示した。

 知事によると、延啓氏は「おやじのために、都のためにと思って、ただ働きして、こんなにぐちゃぐちゃ。もう都の仕事はしない」などと話したという。知事は延啓氏に「そう言うな」と取りなしたという。


ふらふら石原シンちゃん、そろそろ隠居しなよ・・・とアドバイスしてあげたい人はクリックしてね。


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posted by 鷹嘴 at 16:30| Comment(0) | TrackBack(1) | 税金の使い道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Tracked: 2007-01-06 20:31