読売新聞に賠償命令 元日本赤軍・丸岡受刑者が勝訴
2007年01月19日19時32分
元日本赤軍メンバーの丸岡修受刑者が、86年に三井物産マニラ支店長の若王子信行さんが誘拐された事件にからむ読売新聞の記事で名誉を傷つけられたとして計1650万円の賠償を求めた訴訟の判決が19日、東京地裁であった。三代川三千代裁判長は記事の一部について「真実性の証明はなく、真実であると信ずべき相当な理由はない」などと指摘し、読売新聞側に賠償支払いを命じた。ただ、「原告はもともと社会的評価が高いとは言えない」などとして、支払額の算定は計105万円にとどめた。
問題となったのは02年1月27日付の読売新聞に掲載された「若王子さん事件 日本赤軍の影」と題する記事。若王子さん誘拐事件で身代金として犯人側に支払われたドル紙幣と丸岡受刑者が所持していた紙幣の番号が一致した、などと報じた。
丸岡受刑者は、日航機ハイジャック事件(77年)の実行犯として無期懲役の判決を受け、宮城刑務所に収監中。
2007年01月19日
【読売新聞に賠償命令 元日本赤軍・丸岡受刑者が勝訴】
こんな裁判もあったのね。ちなみに三代川三千代裁判長は夏淑琴さん裁判の裁判長もやってます。
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