2007年02月07日

【「NHK放送命令は違憲」 関西の市民グループが提訴へ】

「拉致放送」の命令を引き受けたクセに「公共放送」を自称するとは笑わせてくれるぜ。こういう国家権力の道具に他ならない放送局が存在すること自体、社会悪だと思うぞ。

「NHK放送命令は違憲」 関西の市民グループが提訴へ
2007年02月06日
 菅総務相が昨年11月、北朝鮮による日本人拉致問題を国際放送で扱うようNHKに命令したことに対し、総務相に命令権限を与えた放送法33条は憲法が保障する「報道の自由」を侵害するとして、関西の市民グループが国を相手取り、同条の違憲確認と命令の取り消しなどを求めて大阪地裁に提訴する。NHKに対しても、命令に従う義務がないことの確認を求める。同条の違憲性を問う初めての訴訟となる見込みだ。

 提訴するのは、「株主オンブズマン」代表で関西大経済学部の森岡孝二教授や公認会計士、主婦らでつくる市民グループ「NHKをよくするためにアクセスする市民の会」のメンバー十数人。3月初めまでに原告数を確定し、訴状を提出する。

 訴えなどによると、菅総務相は昨年11月10日、NHKに対し、短波ラジオ国際放送の報道や解説で、北朝鮮による日本人拉致問題を重点的に扱うよう命令した。それまで放送法33条に基づく命令項目は(1)時事(2)国の重要な政策(3)国際問題に関する政府の見解――だったが、菅総務相は「拉致問題に特に留意すること」とする具体的項目を初めて加えた命令書をNHK会長に渡した。

 NHKは命令受諾後、「報道機関としての自主自律、番組編成の自律は貫く。これまでも拉致問題は取り上げており、放送内容は変わりない」との見解を示した。一方、学識経験者からは「政府による報道機関への介入につながる」などと指摘する声が上がっていた。

 市民の会は、NHKに対して特定の放送内容を命令する権限を総務相に与えた放送法33条について、言論や出版、放送の自由を保障した憲法21条に違反すると主張。「拉致問題は重要だが、放送内容は放送局が自律的に判断するべきであり、政府が33条を利用して恣意的(しいてき)に情報をコントロールする可能性がある」としている。

 NHKに対しては「憲法違反の命令に従う義務はない」と指摘。また、受信料を受け取るNHKに憲法違反の命令を受け入れさせたことで受信契約者の権利が侵害されたなどとして、国に損害賠償を求めることも検討している。

    ◇

 市民の会は27日午後6時半から、大阪市北区梅田1丁目の大阪駅前第2ビルで結成総会を開いて訴訟への参加を呼びかけるほか、受信契約のあり方などについても意見を交わす。定員100人で、予約・問い合わせは同会事務局(06・6946・4910)へ。



パンチNHKなんか潰れろ!と思う人はクリックしてね。


*こちらだと同じウインドウで移動します。


posted by 鷹嘴 at 00:18| Comment(1) | TrackBack(1) | NHK番組改変問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
民主党ぶーめらん?
Posted by aaaa at 2007年02月07日 01:18
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

反軍兵士・反戦兵士
Excerpt: イラク戦争 従軍拒む日系現役将校 (東京新聞2月8日)米憲法を侵害  戦死者が三
Weblog: アッテンボローの雑記帳
Tracked: 2007-02-08 23:12