グリーンピースは救援と曳航を申し出たが、「日本鯨類研究所」は曳航できる船があるとして拒絶。ホントにヤバけりゃ面子に拘っていらんねえだろうから、自分らでなんとかなるんだろう。
ところでこの日新丸は今月9日に、グリーンピースから分裂した団体「シー・シェパード」から捕鯨阻止行動を受けている。12日にも同団体からの行動があったという。
南極海上の日本捕鯨船内で火災 1人行方不明
2007.02.15
Web posted at: 15:03 JST
- CNN/AP
ウェリントン──南極海で15日未明、航行中の日本の調査捕鯨母船「日新丸」の船内で火災が発生し、乗組員の牧田和孝さん(27)が行方不明になった。火災が環境に与える影響が懸念されている。
出火場所は鯨の加工場所となっている甲板下。日新丸は遭難信号を発信した、乗組員の大半が別の船に退避した。出火原因は今のところ不明。
日新丸はエンジンが停止したまま海上を漂流している。現場に最も近いニュージーランドの海運当局は、日新丸の船長と緊密に連絡を取り、救援活動を実施する方針。
行方不明になった牧田さんが船内に残っているか、海に転落したかは不明。
日新丸は先日、米国の環境保護団体「シーシェパード」による妨害を受けた。
日本の調査捕鯨船で火災/1人不明、南極海―四国新聞社
【シドニー15日共同】ニュージーランド通信によると、南極海で調査捕鯨を行っている日本鯨類研究所の船団の調査母船、日新丸(8、030トン、小川知之船長)で15日早朝、火災が発生し、乗組員1人が行方不明になった。船内に取り残されているのか海に転落したのかは不明。
日本の水産庁によると、行方不明になっているのは鹿児島県出身の牧田和孝さん(27)。
船主の共同船舶(東京)によると、日本時間同日午前零時ごろ、鯨を処理する甲板下の工場から出火。日新丸には148人が乗船していたが、乗組員の多くは船団の別の船に避難した。沈没の危険はなく、船内に約30人がとどまり、工場を密閉して鎮火を待っているという。
日新丸など計6隻の船団は昨年11月に山口県の下関港を出発。計画では、南極海でミンククジラ約850頭、ナガスクジラ10頭を捕獲し、今年4月に鹿児島へ帰港することになっている。
日新丸の火災、ほぼ鎮火 乗組員1人依然不明
【シドニー15日共同】日本の水産庁に入った連絡によると、南極海のロス海で調査捕鯨をしていた日本鯨類研究所の船団の調査母船、日新丸(8、030トン)で起きた火災は日本時間の15日午後、ほぼ鎮火した。
しかし、船内の広い範囲に煙が充満しており、消火作業を行ってきた日新丸の乗組員が、出火場所の加工工場などに火が残っていないかどうかなどを調べている。行方不明となった乗組員の牧田和孝さん(27)は、依然見つかっていない。
救援に駆けつけた3隻の船も放水するなどして消火作業を支援した。油漏れなどの情報は入っていないという。
(初版:2月15日19時28分)
ページ更新時間:2007年02月16日(金) 21時09分
調査捕鯨船火災、不明者の安否わからず
ニュージーランド南方の南極海を航行していた日本の調査捕鯨船「日新丸」は、日本時間15日の午前0時半ごろ、船内の工場で火災が発生しました。
「日新丸」には当時、148人が乗船しており、そのうち31人は船内に残り消火活動にあたり、116人はともに行動していた別の3隻の船に避難しましたが、その際に乗組員の牧田和孝さんが行方不明になったということです。
「日新丸」では船内を密閉して様子を見ていましたが、現在も鎮火には至っていません。
水産庁では「船内の煙が収まっていないため、牧田さんの捜索が行えない状況で、牧田さんの安否についても依然としてわかっていない」と話しています。(16日17:38)
2007/02/16-18:13 火災の捕鯨船に支援の用意=環境保護団体が声明−南極海
【シドニー16日時事】環境保護団体グリーンピースは16日、南極海で火災事故を起こした日本の調査捕鯨母船「日新丸」に対し、支援の用意があるとの声明を出した。反捕鯨を掲げるグリーンピースは、調査捕鯨を妨害するため、南極海に船舶を出しており、日新丸が航行不能な場合、けん引などの協力ができるとしている。
これに対し、調査捕鯨の実施主体である財団法人日本鯨類研究所は「燃料などを捕鯨船に補給する大型タンカーが既に横に着いており、日新丸が自力航行できない場合も、このタンカーがけん引する」(広報担当者)と、申し入れを断る方針。グリーンピースが懸念する日新丸からの重油流出の可能性もないとしている。
2007/02/14-16:31 環境保護団体が再び襲撃=調査捕鯨船団に体当たり−水産庁ま、とにかく破壊的な抗議活動と、政治的な動機による「調査捕鯨」は止めて欲しいものである。
水産庁は14日、南極海で調査捕鯨活動を行っている日本の船団に対し、米国の環境保護団体「シーシェパード」が体当たりなどの妨害活動を12日に再び行ったと発表した。同団体の今調査に対する妨害は9日に続き2度目。
水産庁によると、肉眼でクジラの資源状況を調査する監視船「海幸丸」にシーシェパードの2隻が接近し、1隻が体当たりを加えたほか発煙筒を投げ込むなどした。海幸丸は船体やスクリューの一部が破損したが、航行に支障はないという。


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食の多様性、食料の安全保障を考える上で民間のみでは無理な分野に行政が関与するのは当然だと思いますが。
さらに言うとIWC国際捕鯨委員会は民間団体ではなくて”国”として参加しているのですけど・・・