2007年03月01日

≪金髪で青い目 条件だなんて≫

本日の朝日新聞投書欄より、実に笑えるというか嘆かわしい話なので引用。

外国人教師の募集条件を「金髪で青か緑の目」とした英会話学校の求人ポスターが、甲府市内の国際交流施設に半年間掲示されたことを2月中旬、ネットで知り、遺憾に思った。人権や外見での差別を正当化するおそれがあるからだ。
ある日本人留学生が豪州でホームステイする際に起きたトラブルを聞いたことがある。受け入れ先の家族は中国系豪州人で、歓迎しようとしたが、留学生は「白人でなければ駄目」として拒否し、相手の好意を踏みにじったのだ。
英語は世界で使われ、母国語ではない者同士でも交流しやすいのが魅力だ。私は10年前、北京からの帰路、イラン人男性と隣り合わせた。その際、乏しい英語力を駆使して互いの国や家族、サッカーの話題で成田まで盛り上がった。
甲府の施設では、「差別的表現では」との指摘を受け、ポスターを外した。世界の人が使い、需要も多岐にわたる英語教育において、相手を見た目で限定すること自体、そもそも無意味だ。外見に拘泥せず、交流の素晴らしさを伝えるのが英語教育に必要だ。

この島国には、紅毛碧眼の異人が話す言葉が唯一本物の英語だと思っている奴が多いらしい。つーかそれだけじゃなく、自分たちは黄色いおサルさんのクセに白人以外の人種に対する差別感情が強いようですね。屈折した奴隷根性ですな。(俺も含めてねw)


(見つけた!)
求人に「条件」、甲府の英会話学校
date:2/12 13:20
山梨県甲府市の英会話学校が、外国人教師を募集したポスターに、「金髪で青か緑の目」という条件をつけていたことが分かり、人種差別につながるという批判が集まっています。
このポスターは、山梨県甲府市の県国際交流センターに去年5月から11月まで貼り出されていたもので、外国人教師の募集条件として、「ブロンドヘア、ブルー・オア・グリーン・アイズ」などと書かれていました。
外国人の人権問題に取り組む大学の助教授から、外見や人種による差別につながるという抗議を受けて取り外されましたが、県国際交流センターでは、これまで、求人などのポスターは自由に貼られていて、ほとんどチェックしていなかったということです。
センターでは、「今後は差別につながるような表現については十分配慮して対応する」とコメントしています。


posted by 鷹嘴 at 13:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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