2007年03月14日

【「年間4千時間労働、うつで解雇」賠償求め会社を提訴へ】

年間4000時間てことは、月平均26日出勤したとして、
4000÷12÷26=12.82時間。
朝9時に出社して昼休み1時間ならば、毎晩11時近くまで働かされていたことになる。
死ぬなあ・・・

「年間4千時間労働、うつで解雇」賠償求め会社を提訴へ
2007年03月10日21時57分
 年間4000時間を超える長時間労働でうつ状態となり解雇されたとして、総合建設コンサルタント「建設技術研究所」(本社・東京)の元男性社員(30)が、損害賠償や未払い賃金など約1300万円の支払いなどを求める訴訟を大阪地裁に近く起こす。長時間労働させたこと自体を違法行為として賠償を求める方針で、企業責任を問う手法としては珍しい。

 長時間労働を巡るこれまでの裁判では、うつの後遺症などを理由に賠償請求する事例が多かった。元社員の代理人の岩城穣弁護士は「後遺症がなくなっても、本人が受けた精神的苦痛は大きい。長時間労働をさせた会社の責任そのものを追及する」としている。

 準備中の訴状などによると、元社員は01年4月から建設技研の大阪本社(大阪市中央区)に勤務。土木工事の計画作りなどを担当していたが、02年の1年間で、会社側の資料でも3565時間勤務させられたことが確認できたという。残業が月250時間を超えることもあった。元社員は「実際には、法定労働時間の倍の4000時間を超える勤務を強いられた」と主張している。

 02年12月ごろから体調を崩し、03年4月からは自宅療養と復職を繰り返すようになった。その後、適正な支援も受けられず、05年12月に解雇されたという。個人加入した地域労組を通じて復職を求めてきたが、会社側は応じなかった。

 建設技研は元社員の主張を認めておらず、「誠実に事実を明らかにしていきたい」としている。
posted by 鷹嘴 at 17:05| Comment(1) | TrackBack(1) | 労働問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 厚顔無恥な軽営者がここにも。とりあえず企業名が明らかになってるのはいいことです。
 こういう事例にはどんどん企業を実名報道してほしいものです。
 とりあえず、「建設技術研究所」には抗議のメールを送っておこうと思います。
Posted by アッツィー at 2007年03月20日 19:05
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

全日空機事故と「規制緩和という悪夢」
Excerpt:  13日火曜日に高知空港で起きた全日空機による胴体着陸事故は、カナダのボンバルデ
Weblog: アッテンボローの雑記帳
Tracked: 2007-03-15 18:39