2013年08月12日

山本太郎を‟しばきたい”人たち?

 2013年7月21日の参院選は、予想されていた通り自民党の圧勝(公示前84議席→新勢力115議席)に終わった。民主党の惨敗(公示前86→新勢力59)は当然だろうが、社民党は当選わずか1名(公示前4→新勢力3)と風前の灯火、生活の党は当選ゼロ(公示前8→新勢力2)という壊滅状態。反原発・反TPPを掲げて地道に闘う候補者に期待していたのに残念だ。
 もっとも、生活の党は昨年衆院選で惨敗した未来の党が名前を変えたようなものであり、民主党を離脱した議員が中心だ。世間は民主党の一派としか見ていなかったのだろうか。そうならば民主党が劇的に支持を失うと同時に(比例して)、議席を失ったのは当然だろうか。
 その民主党、鳩山が離党したと思ったら今度は菅に対し党員資格停止3か月の処分。菅は、公示二日前に民主党の東京選挙区公認を取り消された大河原雅子氏を勝手に応援したことへの制裁だという。(菅の行動が民主全敗の決定的要素とは思えないが)民主党の二名の候補者とも落選。脱原発を掲げる大河原氏が議席を失ったことは残念だ。鈴木寛なんかどうでもいいが。
 もちろん鳩山や菅を支持するつもりはないが、民主党は今度こそ本当に駄目だね。さっさと分裂して「維新」や「みんな」と野合しちまえばいいさ。
 その東京選挙区では、丸川珠代というバカ女がトップ当選(106万4660票)しやがったが、日本共産党の吉良よし子氏が3位当選(70万3901票)。選挙期間中の「官邸前デモ」で発言していた。それにしても新聞記事の見出しに「共産党が非自民の受け皿に」とあったが、つまり自民党に対抗し得る政党が存在しないということなのだ。お寒い限りである。
 吉良氏と同じ東京選挙区で立候補した我らが山本太郎は66万6684票を得て4位で初当選!しかし彼に対しては、選挙前も当選後も、マスゴミや左右の困った連中から激しいバッシングが続いている。


 週刊新潮7月18日号は、中核派が山本氏を応援していることを問題視する記事が掲載された。実際に中核派は機関紙の「前進」で強く山本氏への投票を呼びかけ、かつNAZENや全学連の活動家が山本氏選挙戦のボランティアに加わっていた。しかし山本氏本人は、この記事の中や、下のインタビューで言明しているように、党派としての支援は受けないが個人的な選挙活動の支援は歓迎する、という立場。当たり前のことだが山本氏自身は中核派とは全く関係ない。中核派が勝手に応援しているだけだ。俺としては悔しがるべきかもしれねえが(笑)

 この記事では公安調査庁OBの菅沼とかいうのを引っ張り出して、
「山本太郎氏は、中核派が勝手に応援していると言うだろうけど、山本氏の主張と中核派の主張が同じであること自体が問題だ」
 などと言わせている。
 しかし山本氏の主張は、この記事にも出てくるように「被爆させない」「TPP入らない」「飢えさせない」というシンプルなもの。全く当然の主張ではないか!もしこの程度で危険視されるようなら北朝鮮と同じだよ。
 それとも、日本政府や新潮などのマスゴミは、人民を被爆させ、飢えさせ、TPPに入って危険な輸入食品を食べさせたいのが、本音なのかもね。権力者・資本家の利益のためにはナンジ人民飢えて氏ねとか言うかも。

 山本氏当選直後のNHKのインタビューは途中で切られてしまったが、その直後、山本氏の短い発言を歪曲して「福島を侮辱している」などと言いふらす連中が出てきた。以下の動画で確認できるが、その時山本氏は「福島」とは一言も口にしていない。

 このデマを最初に言い出した奴はNHKを見ていて思いついたんだろうな。なぜ事実と全く異なることを吹聴するのか。なぜ真偽を確認せずデマを拡散するのか。当選直後からこれだもんな。まさに前途多難だ。これはあまりにお粗末なデマだったが、事実を微妙に曲解してネガキャンを張る連中もいるから、警戒してほしいね。
 そしてこういうネトウヨのお粗末な脳内では、山本太郎=中核派になってしまうのだ。何度否定しても聞き入れることはない。日本軍の戦争犯罪を否定し続けるようにね。
 また、選挙後の週刊文春8月1日号も新潮の記事と同じ趣旨の内容だった。山本氏の選挙カーに全学連の活動家が乗っていたことなどを書いているが、文春の意図はともかく多くのボランティアによる献身的な活動が伝わってくる。
 また記事によると、中核派系活動家より大きな働きをしたのが「市民の党」(MPD)らしい。俺は知らなかったが以前からいろいろな候補の選挙の支援をしているとのこと。この団体も新左翼系らしく(ブント系?)、文春にとっては問題視したくなるようだ。
 しかしこのようなネガキャンに怒りを示すどころか、山本氏攻撃へのネタにするような連中も少なくない。

 ツイッターを眺めていると、毎週金曜の「官邸前デモ」を主催する首都圏反原発連合(反原連)と、新大久保で人種差別デモと対決する「しばき隊」の双方を支持している人々も多く、また双方の活動に関わっている人々もいるようだ。さらにそれらの人々の中に、東京選挙区立候補者の吉良よし子氏(日本共産党)を熱心に応援し、山本氏の立候補を「脱原発票が割れる」と煙たがっていた人々もいる。
 反原連の行状については今更言うまでもないだろう。抗議エリアでのチラシ配布及び団体旗持ち込みの自粛要請や、参加人数の水増しなど、看過出来ることではない。
 それに、せっかく参加者にマイクを渡しながらも内容によっては発言を遮る。滅多に行かない俺も、マスコミ批判を始めた男性が「そういうことを言う場所じゃないんです!」と発言を中止させられたことを憶えている。
 「シングルイシュー」も結構だが、それで済む話か?野田政権当時、中心的人物?であるレッドウルフ氏が週刊ポストのインタビューに対し「政権打倒が目的じゃない」と語っていたが、再稼働を阻止したいのに再稼働推進の政権打倒を叫ばない活動に意味があるのか?かつ彼女はそのインタビューの中で新左翼系団体の排除を声高に述べていた。
◇ 脱原発デモの内なる敵は サヨクと ネトウヨなんです MisaoRedWolf インタビュー-週刊ポスト
 反原連が決定的に信用を失ったのは、デモ参加者を侮辱するこの発言だろう。それにしてもこれは、極端な縄張り意識や新左翼に対する毛嫌いなどから、日共シンパの発言かと思わせるものがある。
 それに彼らは警察と良好な関係を築こうと意識しているようだ。反原連の元メンバーであり「しばき隊」のリーダー格?のbcxxx氏は熱心な共産党支持者のようだが、「中核派は反原発活動の場に対警察主義を持ち込んだ。許せない」などと仰々しい言葉を使う(ここ)。それにこの人、官邸前デモのとき警察官につかみかかった御仁を、トラメガで殴ったんだってさ(ここ)。おかげさまでその御仁は逮捕されず、集会の混乱も防げたようだが。
 言うまでもなくデモや集会のときは極力警察とのトラブルは避けるべきだが、反原連関係者の態度には何か違和感を覚える。何かが決定的にずれている。彼らも日本帝国主義の原発推進政策に反対している以上、国家権力と対峙せざるを得ないはずだが。
 ともかく反原連や「しばき隊」のメンバーや支持者の中に、共産党支持者が一定数存在する。そして彼らは、中核派系の学生・活動家が山本氏の選挙ボランティアに加わったことで、山本氏へのバッシングを始めた。彼らのような共産党シンパにとって、中核派だけでなく全ての新左翼系活動家・党派・シンパが、憎むべき敵である。「ニセ左翼暴力集団」だ。この世に存在してはならないんだ。反原発活動に関わるなどもってのほかだ。
 文春が言及したように山本氏の選挙ボランティアに中核派系学生・活動家だけではなく「市民の党」も加わっていたことが、彼らにとって絶好の山本氏攻撃のネタになった。お得意の口汚さでね。ネット上で見る日共シンパって、どいつもこいつも口汚くて意地の悪い奴が多いぞ。

 それにしても彼らは、非常に楽天的というか前向きというか歴史を無視しているというか、たとえばbcxxx氏など、
 「国民は共産党から遠ざけられ、『インチキな代替物』をあてがわれてきた。これが戦後政治史だ」
 「左派は解党して新会派作って共産党と共闘するべきだ」
などと主張している。ここと、ここ
 無知無教養なため「戦後政治史」など語れないが、「遠ざけられた」原因については共産党には全く非が無いとでも?それに、仮にそのような「共闘」が実現しても、すぐに共産党が台無しにするんじゃないかな。自分こそ戦後政治史に疎いのでは?あまりにも面白い人だから少々冷やかしたら、たちまちブロックしやがった。(そういえばレッドウルフ氏にもブロックされたな)。
 それはともかく幾多の労働運動・市民運動と敵対し、あるいは牛耳ろうとして、結局離脱してきたのが共産党の歴史だ。記憶に新しいのが関西生コンのストライキへの反応だ。2010年、関西の生コン労働者は「全日本建設運輸連帯労働組合 関西生コン支部」の呼びかけのもと、ゼネコンによる生コン買い叩きを食い止めるため4か月半のストを打ち抜き勝利した。歴史的な勝利である。
 しかし赤旗はこのストを非難していた。共産党系の建交労はこともあろうに御用組合のUIゼンセンと共に、ストを非難する見解を示したという。
 共産党は許しがたいことに労働者と敵対したのだ。こんな政治党派が他の党派と「共闘」したとしても、たちまち馬脚を露すだろう。bcxxx氏の共産党賛美は冗談だとしてもタチの悪すぎるものだ。

 しかもこのbcxxx氏、「山本氏は中核派と無関係であることを明言するべきだ」などと余計なお世話なこと言っていたうちはまだカワイイほうで、選挙カーに全学連の活動家が乗っていたことを知ると、
 「中核派が初のフロント議員を国会に送り込んだ、って認識で合ってると、もはや言わざるを得ない」
 などと分けのわからんことを言い出した(ここ)
 大丈夫かなこの人。バカウヨとの闘いは立派だと思っていたが、これじゃそこらのネトウヨと変わらんな。
 しかも、山本氏が当選したために「ずーっと彼に代表され続ける」ので、「これからまともな反原発運動」が出来なくなる、んだと(ここ)。こっちこそ反原連なんかが目立ってるのが迷惑だよ(笑) お株を奪われそう、という危機感があるのかねえ。山本氏の存在が霞むぐらいの意欲的な活動に挑もう、という気は起きないんだね。
 まあ日共シンパなんぞ所詮こんな連中ばかりだが・・・彼らの山本氏バッシングの動機は、(中核派を含めた全ての)新左翼への憎悪や、かつ自分らが応援する吉良よし子氏と同じ選挙区で山本氏が立候補したことだけではない、と感じる。山本氏のように真剣に反原発・脱被爆を闘う活動家の存在は、彼ら日共シンパにとって目障りなようである。

 基本的に日本共産党は、震災ガレキの県外搬出・焼却も、福島の放射線量の高い地域での除染作業も、賛成の立場だ。今更ながら失望させてくれる。
 ガレキの移送・焼却は、放射能汚染を拡散する危険性があるのは言うまでもない。口先では放射線量の高い廃棄物は受け入れないと唱えていても、一度ガレキ受け入れが決まれば何を燃やされるか分かったものではない。はぎ取った表層の土壌や落ち葉、除染に用いた水の処理の問題もある。このような不手際もある。そもそもなぜ東北の被災地のガレキをわざわざ全国各地に運んで焼却するのか?
 それに、関東地方の「ホットスポット」ならまだしも、福島の放射線量の高い地域の場所の除染に、持続的な効果があるだろうか?風が吹けば、雨が降れば、山林から放射能物質が漂ってくるだろう。結局は労働者を被曝させつつゼネコンを儲けさせるだけではないか?
 かつ共産党は、放射線量の高い地域から子どもを避難させようとは言わない。むしろ否定的だ。福島県が子どもを対象に甲状腺検査を行ったところ12人が甲状腺がんと診断されたような異常事態は、どのように認識しているのだろうか。無視か?
 日本政府は、放射線量の高い地域の子どもも避難させず、除染を行って帰還を促し、被災地のガレキを全国にばら撒くことで、放射能汚染など大したことは無いと思わせようとしている。原発事故など無かったことにしようとしている。どうやら共産党もこれに同調しているようだ。脱原発を唱えながらも住民の被曝には無関心なのだ。

参考記事:
◇ 主張-がれき「広域処理」-政府は責任をもった方策を
◇ 福島事故9カ月 本紙が53自治体調査-民家除染着手は2市
◇ 原発の新「安全神話」ただす-非核の会がシンポ開く
◇ 共産党は「避難の権利」を擁護すべきだ:ペガサス・ブログ版:So-netブログ
◇ 「避難の権利」に関する意見への共産党からの回答:ペガサス・ブログ版:So-netブログ

 このような姿勢は、かつて共産党が労働運動・市民運動を撹乱させ裏切り、最終的には敵対する伝統を受け継いでいるようだ。口先では運動の支援を唱えつつも、どこかで政府との妥協点を見出して幕引きを図ろうとするのだ。現在は脱原発を唱えているが、そのうち政府方針に同調し「安全性が確認された原発は再稼働するべき」とか言い出すかもよ。
 そしてネット上の日共シンパは当然共産党の姿勢を支持し、被曝の脅威を訴える人々を「放射脳」と蔑んでいる。彼らにとっては脱被爆を掲げて闘う山本氏らは目障りな存在だろう。彼らにとって、新左翼系活動家が山本氏の選挙ボランティアを行っていたというのは、攻撃のための絶好の口実になったのだろう。

 反原連と共産党はどれほどの関係があるのか知らんが、今年6月2日のデモ共産党系団体のデモ隊と合流し国会を包囲する、という触れ込みだった。
 少なくとも反原連と共産党は「共闘」関係にあるのだろう。また、反原連のメンバーのネット上の発言によると、かつて山本氏は官邸前デモに参加することもあったが、方向性の違いが表れてしまった、という。やはり反原連の姿勢は共産党に近いことを思わせる。そういえば福島の子どもの疎開を訴える団体が官邸前デモの周辺でチラシ配りをしていたところ、反原連のメンバーにチラシ配り中止を要求された、という事件があったらしい(俺は現場を見ていないから何とも言えないが)。
 どっちにしろ俺は、共産党は信用しないし、反原連も信用しない。そもそもチラシ配りも組合旗もダメ、ってゆうのが狂ってるじゃねえか。「しばき隊」の活動内容は支持するけど(笑)。こういう連中の嫌がらせなんぞ無視すりゃいい。
 奴らが新左翼の悪口言いたきゃ好きなだけ言えばいいさ。正直言うと俺は党派には拘らない。反原発・脱被爆のために全ての労働者人民が団結して闘わなくてはならない。その実現のため闘う組織・活動家なら支持できる。

・・・7月29日に豊島公会堂で革命的共産主義者同盟全国委員会(中核派)の集会が行われた。山本太郎氏の選挙ボランティアに加わった学生(全学連)も登壇したが、山本氏は当選後、ボランティアの方々に対し「当選したのは、あなたたちです!」と語ったという。たしかに彼らの尽力によって反原発・脱被曝のために闘う候補を国政の場に送り込むことができたわけであり、誇るべきだろう。
 かつ山本氏は、「山本太郎が当選したからあとは期待しよう」というのではナンセンスだと、伝えたかったのかも。ボランティアの面々、自分に投票した人々、いや原発廃止と平和な世界を望む全ての人々に、「被爆させない」「TPP入らない」「飢えさせない」ために共に闘おう、という決意を求めたのかもしれない。山本氏が当選した日に語ったように「スタートラインに立った」だけなのだから。




・・・以下は余談。三里塚芝山連合空港反対同盟・事務局次長の萩原進さんの著書「農地収奪を阻む」より引用。
 今では信じられないが、かつては日本共産党も成田空港建設反対闘争に加わっていた。しかし次第に本性を現し、地元農民らの信頼を失っていった。1967年10月10日、測量阻止のために座り込む三里塚農民に機動隊が襲いかかり、ごぼう抜きにしたが、そのとき共産党の連中は離れた場所で「道路交通法違反になるから座り込みを解きましょう」と呼びかけ、「がんばろう、突き上げる空に・・・」などと歌っていたという。
 「そのあと『土地にクイは打たれても心にクイは打たれない』なんて言っていて、まったく白々しかった。それはないだろうと思った。闘った人が『負けてない』というならともかく、闘いから逃げたやつがそんなことを言えるのか。二重の恥の上塗りだった」
 たしかに共産党はみっともなさすぎるな。そもそも「心にクイは打たれな」くとも、土地にクイを打たれたらどうすんだよ。土地にクイを打たせないための闘いなのに。
 翌月3日、千葉県反戦青年委員会主催の現地集会が行われた。三派全学連など新左翼系が初めて参加した集会だったが、新左翼系を憎悪する共産党は「トロツキスト排撃のキャンペーンを張った」。しかも共産党による嫌がらせは、反対同盟の何某が裏切ったなどとデマを流すなど、反対同盟にも矛先が向かった。「運輸大臣と戸村委員長が話し合いをした。闘争原則に反する」などと言い出したが、その会談は朝日新聞主催の公開の討論だったのである。反原連が野田に会いに行ったのとは全然違うぜ。共産党は闘うつもりは無いどころか反対運動を分裂させるだけの存在だと悟った反対同盟は、ついに共産党との絶縁を決意し、共産党千葉県委員会を訪れ絶縁状を手渡したという。当然の判断だったと言える。

 萩原さんによると、「平和の塔を建てるのが共産党の主要な闘い」だったという。滑走路予定地に建設された「平和の塔」も、空港公団に売却され移転された。空港建設を阻止するための塔だったはずなのだが。「『過激派暴力集団は徹底的に取り締まれ』という立場だから、のちの成田治安法にも賛成した」。この成田治安法によって、反対同盟の団結砦や三里塚闘争会館の撤去、天神峰現地闘争本部の閉鎖・使用禁止処分が下された(現地闘争本部は2011年8月6日に強制撤去された)。

 共産党は「徹底抗戦は農民のためにならないと言っていた」という。「有利な条件を勝ち取って撤退するという方針で農民を抱き込もう」としていた。「最初から『空港絶対反対』ではなかった」。これは共産党の活動全てを貫いている原則かもしれない。共産党は本気で原発反対なのか。どこかで妥協点を見つけて押し付けるのではないか。少なくとも国家権力と闘うつもりはなさそうだぜ。再稼働阻止のため原発の前で座り込む人たちに向かって「手首に手錠をかけられても心に手錠はかけられない」とかほざくかもね。
 三里塚闘争を描いたマンガ「ぼくの村の話」では、共産党は公和党という名前で出てくるが、地元農民に向かって「彼ら(学生活動家)と共闘すれば角材を持たされ血を流し逮捕されて終わりだ!」と言い寄る連中の姿は、まるで山本氏をバッシングする日共シンパとそっくりだな。40年以上経っても進歩しねえんだな。まあ遅かれ早かれ日共とシンパは原発反対運動からも追い出されるだろうね。

 ちなみに1967年の秋ごろ、成東町の海岸で青年友好祭が行われ、そこで萩原さんは「今の自民党に農政なんかない」と発言したところ、共産党幹部が「それは言い過ぎだ」「(自民党にも)農政はあるけど、内容が間違っている」と、発言の訂正を求めた。勿論萩原さんは突っぱねたが、おかしなことを言うなと感じたという。ここで萩原さんは日共の本質を突いているので引用する。
 「要するに、諸要求闘争や条件闘争と同じ発想だ。『農政がない』となると徹底的な闘いしかなくなる。だから『誤っている』という形にしたかった。そういう発想だなと、だんだん本質が分かってきた」

 「一度、共産党に聞いたことがある。『究極の勝利とは何か』。すると『選挙に勝って政権とるんだ』と。『じゃあ、百年かかりますね』と言ってやった。『それじゃあお祈りしてるのと同じじゃないか』と」

posted by 鷹嘴 at 01:44| Comment(1) | TrackBack(0) | 日共 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
某市民運動MLでも、山本氏に対する批判(批難)は強くあって、やれ「放射脳」だの「デマゴギスト」だの「反原発勢力の分断」だのと騒いでいた。もちろん山本氏にも間違いはあるだろうが、当選後もTPPや貧困問題について自ら勉強するなど、なかなか真面目な「政治家」だと思うぞ。
第一、議会で共産党の吉良よし子ともいっしょに、まじめに脱原発をやってもらわねばならない時に、「後ろから刺して喜んでる」連中って、何なんだろうね。そんなに自分たちの「ヘゲモニー」ってヤツが大切なのかね。全くあきれた連中だよ。
Posted by あるみさん at 2013年08月12日 20:41
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