そして「こういう馬鹿なことを言う俺は悪い遺伝子を持っているから、やはりきちんとした対応をしてね」というメッセージを伝えたかったのであるw
愛知・神田知事が「弱い悪い遺伝子」発言、後に弁解
2007年04月02日20時58分
愛知県の神田真秋知事が2日、同県自治センターで開かれた新規採用職員の入庁式の訓示で、行政の役割について触れるなか、障害などハンディキャップのある人について「弱い遺伝子、悪い遺伝子を持った方」と表現した。神田知事は、その後の記者会見で指摘を受け、「もうすこしいい表現を使えば良かったかもしれない」と釈明した。
神田知事は訓示で、「全体の奉仕者の考え方」として、「生き物の宿命として、弱い悪い遺伝子も中にはある。そういう弱い遺伝子、悪い遺伝子を持った方、(遺伝子が)表へ出た方にも、やはりきちんとした対応をしなければいけない」と発言した。
この発言について、記者会見で問われた神田知事は「ハンディや、困難をやむなく持ってしまった人、避けられなかった人にも目を向ける心を持ってほしいという気持ちを伝えたかった」と説明。表現については「どういう表現だったら良かったのか。もうすこしいい表現を使えば良かったかもしれないが」と話した。
神田知事の発言について、重度障害者の自立を支える活動をしているAJU自立の家(名古屋市昭和区)の山田昭義常務理事は「行政のトップが障害者に対して使う言葉としては、余りにも不適切だ。知事の発想の根っこには、優生思想につながる側面があるのではないか」と話している。