2013年03月22日

2013年1月〜3月のスキー旅行

 2012〜2013シーズンにスキーに行ったことを書く。

 いいかげん長野五輪の年から使い続けた板(長さが190cmもあるw)とおさらばしようと思ったが、新しい板をどこで買ったらいいか分からん。近所のスキー用品店は軒並み撤退しちゃったからな。仕方ないからネットで調べて、さいたま市内だけどけっこう遠い総合スポーツ用品店に車で買いに行った。
 安い板買ったけど、ただのカービングスキーじゃなくてロッカースキーってやつ(長さ160cmくらい)。これが非常に滑りやすい。(大袈裟だけど)行きたい方向に勝手に曲がってくれるって感じ。上達したのかと勘違い出来るよ。
 ちなみにブーツは古いのまだ使おうと思ってたけど、踵の部分の部品が割れてて、しかも古いから替えの部品無いし、危ないから使うべきじゃないってさ。仕方ないからブーツも新調したよ(古い板とブーツは店に引き取ってもらった)。つーか安いのにしたからイマイチ具合がよろしくない。ケチんなきゃよかったな。ちなみに帰りの車のラジオで偶然流れたのがBABYMETALの「イジメ、ダメ、ゼッタイ」。そんときはちょっと気になっただけだけどさ・・・まさかこの歳になってアイドルが好きになるとは。AKBやももクロが好きな同僚を笑えませんなw
 つか、せっかく同居人がヘソクリで中古車買ってくれたのに(形は乗用車だけどタイヤが4つともエンジンとつながってる)、結局毎回電車(しかも鈍行)で行っちゃった。スタッドレスタイヤ買う踏ん切りがつかなかったし、ゴムチェーンもけっこう高いし、金属チェーンでいいかな、とか悩んでるうちにシーズン終わっちゃったよ。もっとも上越や水上だったら鉄道+シャトルバスor路線バスで行けるしね。

 そういうわけで今年も湯沢三山(湯沢高原+ガーラ湯沢+石打丸山)など上越のスキー場を中心に雪と戯れた(ほとんど在来線で行った)。スキー板を買った翌日の2013年1月7日の早朝に鈍行で、石打丸山スキー場に出かけた(去年4月に「リフト券1000円購入券」を貰ったからね)。
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 これたしか水上駅
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 石打駅の駅舎。スキー場まで歩いて30分もかかっちまった。駅前にはバスもタクシーも姿すら見えんかった。越後湯沢駅から送迎バス出てるからね。
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 天気も雪質もバッチリ

 そんで一泊して(約一名、温泉旅館宿泊だけ付き合ってくれた)、翌日は越後湯沢からシャトルバスで湯沢中里スキー場に行った。この人生で2度目に訪れたスキー場だ。22年ぶりくらいだぜ。あんときは某製造工場の孫請け労働者だったのに、そこの正社員を乗せるためにスキーどころか雪道の経験も無い俺が車出したんだよ。そんなこたあどうでもいいけど。初心者だからロクに滑れなかったからこのスキー場の記憶全然無し、実質初めて。急斜面が多くて気に入った。ってゆうか万年初級者の俺はあんな恐ろしい斜面滑れんw

 以下の写真は1月24日。
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 無料休憩所。鉄道オタクならこの写真だけで型式とか推定できるかもね?
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 こういうのに乗って日本中旅行したいね


 山頂の標高も高くないが眺めはいい

 このスキー場は菅平などのように、一本のリフトで山頂に達し、複数のコースを選択できる。ただし菅平オオマツエリアなどは斜面が北東を向いているが、湯沢中里は西を向いている。つまり天気がいいと午後から雪が重くなり、夜間に凍結するので午前中はバリバリだ。俺のような自称上級者にとって、バリバリの非圧雪急斜面ほど恐ろしいものはない。マジで!
 もっとも北向きの斜面(一日中日当たりが悪い)もあり、新雪を楽しめる。駅舎の建物の1階にレンタルスキーコーナーやロッカーがあり、最上階に無料大浴場がある。つーか駅舎とスキー場の施設が同じ建物だし、現役引退した車両を休憩所として使ってるし、鉄道ファンにとって一度は滑りたいスキー場に違いない。滑りたくはないってか?
 ちなみにその前の日は湯沢三山を滑ってた。全般的にまあまあの雪質だったが、しばらく雪降ってなかったみたいで、ところどころバリバリ。同行者は意外にも新雪だとそれなりに滑れるのに、固めのバーンだとたちまち馬脚を露す。


 2月22日は谷川岳天神平スキー場に出かけた。「雪質がいい」という評判は昔から聞いていたが、これが初めて。オフィシャルツイッターアカウントに新しい情報が載らないので不安だったが、水上駅から路線バスで谷川岳ロープウェイステーションに到着。大雪のため、ロープウェイは9時30分から運行とのこと。
天神平ステーションに到着し(夏場に谷川岳登山する場合も通常はロープウェイを使う。楽だからね)、同行者のスキーセット一式をレンタルした。ロープウェイ登った先にレンタルコーナーがあるとは珍しいが、そりゃそうだこのスキー場じゃ天気悪くてロープウェイ動かせなかったら滑るとこないもんなw


 これが、多くの魔法少女たちを喰らった魔女の山多くの登山者の命を奪った魔の山・谷川岳か。夏場だったらロープウェイ使えば3時間そこらで山頂まで登れちゃうのにね。雪質は最高、パウダースノーってやつだ。





 写真右下はホワイトバレースキー場かな?

 天神平リフトと高倉山スキー場は運行していたが、まだ動かいていない天神峠リフトにもう行列が出来ていた(ボーダーが7割)。そして10時45分から動き出すやこのリア充どもは、まるで水上スキーのように、深い新雪・急斜面の天神峠コースを直滑降で滑っていった。以前から新雪の斜面を真っ直ぐ滑り降りて転ぶボーダーを見かけるが、ここに集まった奴らはマジの上級者ってゆうか命知らずな野郎どもだ。スキーヤーも同様な滑り方で滑り降りていった。全く信じられん。俺なんか何百年修行しても無理w
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 雪山や リア充どもの 滑った跡



 天神峠から見下ろす高倉山コース。非圧雪部分で同行者が転んで動けなくなると、救援に向かった俺まで動けなくなる。ミイラ取りがミイラになるというか・・・。ちなみに俺一人で天神峠コースに行ったけどさ、急斜面かつ深すぎる雪で身動き取れず、なかなか降りれなくて、食堂で休憩してた同行者に「アンタ遭難したのかと思ったw」と言われたぞ。
 それにしても朝のうちは大雪だったのにこんな青空になってしまうとは。こんな、晴天&雪質最高のコンディションなんて、年に何度も無いだろうな。一年の運を使い果たしちゃったかもw

 ちなみに下は、朝のうちのオフィシャルツイッターアカウントに於ける天候情報。


 下山コースは終日閉鎖されるのか質問したのに放置プレイだったが・・・14時頃オープンした。しかし狭くて急で滑りにくく、降りた地点がロープウェイ乗り場から離れているので車道を歩かなければならない。お勧め出来ない。


 そしてまた温泉旅館に泊まり、翌朝同行者は無情にも帰宅した。残された俺はいろいろ悩んだが、ホワイトバレースキー場に行くことにした(2008年以来、2回目)。水上駅から無料送迎車が出てる。土曜だけど空いてた。
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 このスキー場はリフトたった2本、麓から出てるリフトはほとんど移動用、メインは中腹から出ている長いリフト(高速リフトじゃないよ)。山頂から圧雪された部分を通って滑ることも可能だが、このスキー場の売りは非圧雪の急斜面。数年前に訪れたときは一日中大雪、腰まで埋まりそうな急斜面で遭難しそうだった。今回はそれほどじゃなかったが、やっぱ一日中大雪でモコモコだから転げまわったよ。
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 山頂から降りるコースが2本あるはずだったが、迷子なう。こんな天気だから谷川岳ほどではないにしても十分死ぬ危険あり!
 もっとも谷川岳天神平スキー場よりはだいぶ標高低いから、新雪と言ってもちょっと水っぽいってゆうか重いな。西向きの斜面だから、天気が続けば夜に凍ってバリバリ、午後から溶けて重くなるだろうよ。そもそもリフトたった2本のちっちゃいスキー場だし。
 それでもまた行ってみたくなるような、説明出来ない魅力があるね。オフィシャルサイトをもっと充実させれば繁盛するかもね。あんまり混んでも困るけど。
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 「ロッヂ とど松」のカツカレーは、カツの厚みが2センチくらいあるし、しかもカレーとライスはセルフサービスですから山盛り可能。お勧め!


 そして3月5日はまた湯沢三山を滑った。全般的にガリガリ、麓は重め。石打丸山の一番下(中央口)の高速リフトから降りるコースがかなり固くて、たぶん俺の体重とスキーの長さがマッチしてないのと滑り方がおかしいせいだと思うが、エッジが利かず横滑りしまくり。
 3月21日は同行者の要望で高崎から新幹線に乗り換え、三俣細越温泉に宿泊し、翌日かぐらみつまた田代で滑った。
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 山頂にて

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 バックカントリースキーの出発点。恐ろしいことが書いてあるぞ。救助費用は遭難者の負担とか。ガイド付きのツアーなら行ってみたいね。
 この日、上の方はバリバリ、下の方はかなり重め。田代のほうはシャーベット状だった。広すぎて日光を遮るものが無いってゆうか天気が良すぎたからな。これが2012〜2013シーズン最後のスキーになりましたよ。帰りは全て鈍行。

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posted by 鷹嘴 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | スキー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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