2007年04月05日

【三和ファイナンス、全店業務停止命令 最長66日間】

サラ金ってロクでもないところばっかりだな。2ヶ月と言わず20年ぐらい・・・わーい(嬉しい顔)
金融庁が三和ファイナンスに業務停止命令
2007年04月04日17時15分

 [東京 4日 ロイター] 金融庁は4日、三和ファイナンス(東京都新宿区)が違法取り立てなどを行ったとして、業務停止を命令した。

 業務停止は4月23日からで、札幌支店など2店舗が6月27日まで、本社債権課が6月25日まで、千葉支店が6月20日まで、札幌大通り支店など3店舗が6月18日まで、所沢支店など3店舗が6月6日まで、そのほか全ての営業所・事務所が6月4日まで。

 調べによると、三和ファイナンス千葉支店では、債権の取り立てに当たり、本人が拒否しているにもかかわらず、親族から資金を調達してでも返済するよう迫ったほか、本社債権課は取り立て電話をかけた際、子どもの学校名を執拗(しつよう)に聞き出そうとするなど家族を困惑させた。

 さらに、札幌大通り支店では、担当者が借り手の自宅を訪問した際、「裁判になるぞ」といった威迫的な言動で不安をあおった。

 金融庁は、会社側がこれら法令違反を助長する社内規定を策定していたことなどを問題視、重い処分に踏み切った。

 三和ファイナンスは1972年9月創業。2006年12月末現在の店舗数は有人98店、無人317店で、貸付残高は1464億円。

三和ファイナンス、全店業務停止命令 最長66日間
2007年04月04日20時51分

 金融庁は4日、消費者金融準大手の三和ファイナンス(本社・東京)に対し、悪質な取り立てなど貸金業規制法違反があったとして、国内415店(06年12月末現在)全店の業務を今月23日から66〜43日間、停止させる行政処分を出した。大手・準大手への業務停止命令としては過去最長で、同庁は「本社主導で多数の法令違反があり、経営管理態勢に重大な問題がある」としている。

 同社は非上場で、06年末時点の貸付金残高は業界11位(推定)の約1460億円と、最大手の10分の1程度の規模。

 業務停止は、法令違反があった札幌、堺東(大阪府)など計10店(本社債権課を含む)が66〜45日間、それ以外の全店(無人店317店含む)が43日間。期間中は債務者からの返済は受け付けるが、新たな貸し出しや取り立てなどは禁じられる。06年4月からの検査で、05年以降で複数の違法行為が確認され、同庁は「総件数の把握は困難」としている。

 同庁によると、千葉支店の担当者は親族に返済させるよう借り手に求め、一緒に車に乗ることを強要して親族宅に同行した。また、本社の担当者は、借り手の家への電話で「子どもを学校に送っていて不在」と告げた妻に、「学校名を教えろ」と迫った。

 過払い利息の返還で証拠となる取引履歴がないとうそをつく、和解で借金を棒引きし返済が完了したのに取り立てる、などの行為もあった。

 同庁は、同社のマニュアルが親族への取り立てを認め、取引履歴の開示を遅らせる手順を定めるなど、違法行為を助長する内容だったと認定。「経営陣に相当な責任がある」と指摘した。

 同社は、すでに社員1人を解雇し、支店長を降格するなど数人を社内処分したという。マニュアルの見直しや再研修などを進め「二度と起こさないよう社員教育などを徹底したい」としているが、経営陣の処分は「今のところ検討していない」という。
posted by 鷹嘴 at 15:30| Comment(0) | TrackBack(1) | サラ金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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