2014年03月19日

鈴木たつおさんの闘いに続け!

 都知事選の選挙運動をちょっとだけ手伝った感想を書こうと思っていたのに、もう3月下旬・・・


 1月11日、幕張メッセで行われたオートサロンを観に行きドリフト見物などして、その帰りに俺が所属しているユニオンの会合に出席したが、そこで鈴木達夫弁護士が都知事選に出馬することを知らされた。全く寝耳に水だった。帰宅してからツイッターで検索してみると、やはり法大文化連盟がリークしていた(笑)
 そして14日に記者会見が行われ正式に出馬表明が行われた。23日は告示日、生まれて初めて選挙のポスター貼りというものを体験した。


 選挙事務所で法定ビラへの印紙貼りなどのボランティア作業も(たった2回だが)参加させていただいた。25日には「都内某所の選挙掲示板に車が突っ込んで丸ごと破壊されたので作り直した」という連絡が選管から入ったとのことなので、そろそろ離脱するつもりだった俺が新しいポスターを貼りに行った。最寄り駅を降りてからかなり迷ったが発見し、貼り付けた。別の用事があったので冷や汗ものだったが、今にして思えばドキドキ感が楽しかったなw(そして大急ぎで渋谷のライブハウスに向かった。"KISS ME KILL ME 2014"というイベントに、活動休止を発表した沖縄のヘヴィロックバンド「大鴉」が出演するから。最高のライブだったよ。別記予定)
 26日には渋谷で鈴木たつおさんの街頭宣伝が行われるというので観に行き、図々しくも握手させていただいた。27日も事務所の作業に参加した。思えばこの5日間ほどは、俺の人生の中でもっとも充実した期間だったのではないかと。「リア充」を名乗りたくなるくらいの(笑)
 しかし俺のリア充生活(?)もこれでおしまい。30日、夜勤を終えて帰宅後激しい喉の痛みと発熱のため布団に潜り込んだ(数日前から咳が出ていた)。翌日病院に行くとA型インフルエンザと診断された。その日の夜、官邸前や経産省前を鈴木たつおさんが訪れるというので楽しみにしていたが、行けるわけがない。タミフル服用は関係ないかもしれないが腹も下るし。数日で熱は引いたが、鈴木たつおさんや支援者の皆さんに感染させてはならない!自宅でツイキャスを観ながら応援していた。




  この17日間、多くの学生・労働者が結集して全力で闘った。厳しい結果となったが、獲得した12万684票に感謝し、これからの闘いに繋げなければならない。選挙結果を嘆いている間にも、情勢は悪化の一途を辿っている。
 安倍自民党政権は憲法解釈を捻じ曲げ集団的自衛権行使を狙い、原発再稼働を目論み、派遣労働者の立場を固定化しようとしている。一部の大企業の正社員はベースアップするのかもしれないが、労働者の大半を占める中小零細企業の労働者、非正規雇用労働者、請負会社の労働者の立場は悪化していく。
 一方でマスコミは先月、まるで視聴者の関心を政治問題や大雪災害から奪う目的なのかと疑いたくなるほど、ソチオリンピックの日本選手の成績を追い続けていた(マスコミというものはそういうものかもしれんが)。
 しかし、改めてオリンピックというイベントがどれだけ下らないか実感させてくれたよ。フィギュアやジャンプなど日本選手のメダルが期待されている競技だけを重視し、アルペン競技(種目の中で最も注目が集まる)については、日本選手のメダル獲得の可能性が低いので実に軽い扱いだった。表彰台の上の日の丸の数だけがマスコミにとって重要なようだ。
 オリンピックとは参加各国にとって、自国の選手の成績だけが重要なイベントなのだろうか。まさしくこれがどういう性質のものかよく理解できる。しかも開催国のロシアは公衆の面前で人権活動家に暴行し、オリンピックが終わった途端にウクライナ侵攻である・・・。


 このようにオリンピックなんぞを用いて「国民」への統制を強めようとするあらゆる政府にとって、反体制活動家は存在すら許せないようだ。
 昨年12月6日の参院本会議傍聴席で靴を投げて弾圧されたAさんは2月28日にやっと解放されたが、2月20日には「編集工房 朔」代表の三角忠さんが不可解なことで弾圧された(3月3日に解放)。特定秘密保護法という恐ろしい法律を成立させた日本政府は今後一層、弾圧の手を強めるだろう。
 だからこそ、鈴木さんの掲げた「戦争させない」「被曝させない」「貧困・過労死ゆるさない」「だからオリンピックはやらない」「弾圧と闘う」という、シンプルだが重要な主張をもう一度噛みしめ、闘わなくてはならない。



 都知事選投開票の一週間後、東京・錦糸町のすみだ産業会館で【国鉄分割・民営化で不当解雇から27年 2・16労働者集会】が行われた(北海道と九州でも同日に開催)。
 2月16日は、1987年に国労や動労千葉の組合員がJR(同年4月1日に発足)へ採用されず国鉄清算事業団送りとなった日である。そして90年4月1日に1047名が不当解雇された。組合活動を熱心に行っていたという理由で解雇されたのだ。労働者が正当な権利を主張する上で労働組合を組織し闘うことは欠かせないことであり、この処分は絶対に許せない。
 この1047名は助け合いながら解雇撤回を求めて長い年月を闘ってきたが、2010年4月9日に「政治和解」が成立し、国労本部はこれを受け入れた。しかし訴訟に加わった910人に支払われる和解金は、解雇以降の年月に見合わない額(一人あたり1180万円)であり、しかもJRに対し解雇撤回が命じられたわけではない。
 この政治的処置に屈しない国労や動労千葉の組合員は、国鉄闘争全国運動の支援の下、解雇撤回を求めて闘っている。

 集会では、動労千葉争議団、各地の闘う労働者、国鉄闘争全国運動の呼びかけ人の方々、葉山岳夫さんら弁護団が発言した。動労千葉弁護団である鈴木たつおさんも発言し、盛大な拍手喝采を浴びた。
 鈴木さんは「こういう時代の中で、私たちは都知事選に臨むという、大変な決断をして闘った」と選挙戦を振り返るとともに、「都知事選と前後して勝利を二つ勝ち取った」と語った。
 その一つは、本年2月7日の日弁連会長選挙に「憲法と人権の日弁連をめざす会」の武内更一弁護士が挑み、村越進弁護士(11,676票)に敗れたものの、「日弁連のようなある意味権力の中にある組織の中で」4,173票を獲得したことである。
 (参考:日弁連会長選挙 武内更一候補が善戦 - 弁護士 猪野 亨のブログ
 もう一つは、都知事選投開票日の三日後の2月12日、鈴木さんが弁護団を務める法大・全学連の弾圧被害者が、法暴処法裁判に控訴審で勝利したことである(検察は上告せず勝訴確定)。法政大学と警察権力が結託し、主張する学生を延べ125人も逮捕し33人も起訴したが、この暴処法裁判については学生の無罪が証明された。完全黙秘・非転向を貫いて闘った学生の誇るべき勝利だ。

 さらに鈴木さんは、
 「この選挙戦で、安倍を倒そう、貧困と過労死を許さない、福島を直視しよう、だからオリンピックは反対・・・と訴えたことは、労働者階級の心に確かに届いた。寒い中、立ち止って最後まで聞いてくれるのは労働者であり、私と握手して『私も職場で闘います』と述べるのは青年労働者だった」
 「各候補が中途半端な事を述べ、総転向をもたらしかねなかった情勢で、この選挙闘争は一歩に過ぎないけれど、我々労働者階級が、こういう悪政は断ち切ってみせると立ち上がれば、自分たちの力で出来るんだ・・・ということが見えた。これが選挙戦の最大の『価値』だった」
 最後に「(鈴木さんが弁護団を務める)動労千葉は、不当解雇・外注化・非正規雇用化に対し先頭に立って闘っている。私も弁護団として、勝つ!」 と述べ、締めくくった。

 全ての労働者は、不当解雇と闘い続ける国鉄労働者のように、動労千葉のように、団結して闘わなくてはならない。戦争と圧制・収奪を強化する政治権力と大資本を打倒し、労働者・人民が主役である社会を取り戻すために立ち上がらなくてはならない。団結して闘えば勝てることが「見えた」。これが鈴木たつおさんと共に闘った我々が得た「価値」である。


posted by 鷹嘴 at 23:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Posted by 築地太郎 at 2014年03月21日 13:43
Posted by 築地太郎 at 2014年03月22日 18:32
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