2014年04月14日

Peace On Earthに行ってきた。原発なんか糞くらえ!!

 3月9日、日比谷公園で開催された311 東日本大震災 市民のつどい「Peace On Earth / ピース オン アース」に行き、無料ライブを観てきたぞ。
 正確に言えばPeace On Earthメインステージで行われた「NO NUKES × earth garden × 選挙フェス × THE SOLAR BUDOKAN × NO MORE FUCKIN' NUKES」のコラボイベント、ということになるが。言うまでもなく、積極的に反原発を訴え「NO MORE FUCKIN' NUKES」の活動にも携わる難波章浩が率いるNAMBA69のライブがお目当て。去年は仕事だから観れなかったからよ。反原発集会に参加出来てライブも観れるとは一石二鳥じゃんかw


 当初のシフトは9日が宿直だったのでまた今年も観れないのか、と涙を飲んだが、インフルエンザで欠員が出たためシフトが狂い、上司に8日の宿直を要請された。ということは、9日の朝に退社出来るじゃんか!「私自身も2月に一週間くらい休んじゃったから、しょーがないっすね・・・」と渋い顔して引き受けたが、もちろん内心は喜んでる。なんてラッキーなんでしょ!
 つーか、前々日に湯沢+石打丸山へ日帰りスキーに行き深雪で痛めた内股と膝が痛くて歩きにくい。だけど、思い出したの。今まで傷つき、苦しんだ全てが新雪を楽しむためのことだった。今はもう、痛みさえ愛おしい(笑) ってゆうか去年伊豆ヶ岳を登ってから両膝が痛むぞ。ってゆうか昔、草サッカーで痛めてから、寒くなると痛み出すし、ちょっと捻っただけでもグキッ!ってなるし。

 さて日比谷公園は、追悼ドームや被災地支援のブース、いろいろな企業のブースや屋台が立ち混雑していた。肝心のライブ会場は噴水の前ってゆうか脇、あんまり広くないし、ステージ前の両脇にソーラーパネルが並んでる。こりゃモッシュなんて出来ねえよな、ソーラーパネルを柵ごと倒しちまうからな。ってゆうか全然そういうノリじゃないかも?
 ちなみにこのステージの音響の電源のみソーラーパネルで供給してたそうな。日が落ちても音が出てたけど?天気良かったからバッテリーをたっぷり充電出来たんだろうな、たぶん。
 そんで、内容についてはオフィシャルサイト見れば分かるけど、加藤登紀子氏やNAMBA69などのライブと、坂本龍一氏、飯田哲也氏、城南信金の吉原毅氏らのトークが交互に行われる構成。
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 生の坂本龍一って初めて見た。ってゆうか坂本氏らが「この前の都知事選、脱原発候補を一本化できなかったものだろうか・・・」とか喋りだして、黙って鈴木たつお候補を応援してくれればよかったのにって思ったけどさ(笑)、それにしても「俺は**候補を応援してた!」とか「都知事たる者、脱原発を希求すべきだ」とかいう、前向きな話にはならないんだね。「文化人」ってそういうもんだよね。アホらしいから真面目に聞かずにタバコ吸いに行っちゃった。
 缶ビール片手に野音のほうに行ってみたら、既に入場規制。集会のあと国会/官邸方面へデモやるらしいが、どうせ決壊は無いんだろ。決壊の無い国会/官邸前なんて、モッシュの無いライブと同じ。つまらんw 
 つーか可憐な若い女性が反原連のチラシ配ってて、ああいうしんどい仕事は俺みたいなスキルも行動力も無い暇な中年がやってあげるべきだよあ、とか思ったりして。ってゆうか俺みたいなキモい中年より、若い女性が配ったほうが受け取り率が高いよな?関係ない?

 さていよいよ、NAMBA69のライブだ!決して広くないステージ前は既に密集状態、司会の人が「ライブに慣れていない人もいます。そこのお父さんとか。そちらにはお子さん連れも」「暴れればいいってもんじゃないからね!」と遠まわしにモッシュ自粛を要請。
 そしてNAMBA69が登場し、難波章浩が(記憶に頼って書くから正確じゃないが大筋は間違ってないと思う)「こうやってライブを出来るのは幸せだが、この日常が当たり前のことだと思ってはならない」と語り、ライブがスタート。のっけからモッシュ&クラウドサーフィングの嵐!普通のライブと全然同じじゃん。うっかりして前の人の頭と自分の右目あたりがぶつかっちゃった、ごめんなさいね。2月に渋谷で行われた台湾のデスメタルバンド「閃靈」(ChthoniC)のライブでも、同じように左目をぶつけてしばらく青あざになっちゃったのに
 そして難波章浩が(記憶に頼って書くから正確じゃないが大筋は間違ってないと思う)、「待っていれば幸せな未来がやってくるわけではない」「自分の手を空に向けて開き、掴んでみろ。どんな未来を欲しているのかイメージして掴んでみろ」と語り、最後の曲は待ってましたステイ〜ゴ〜〜ルド!!!途端に観衆が前方に押し寄せ、俺の肥満体はクラウドサーフィングの足場と化した!3人ぐらい背負ったかな?しかも前屈みになったまま前後左右から圧迫されて身動きが取れない。いやー凄かった。(最後の曲のみ、SUGIZOさんという人がゲスト参加最後の曲のみ。恥ずかしながら知らなかったけど凄い経歴の人だね)





 難波彰浩が山本太郎の選挙応援をしたことがあったのか。アップしてくれたのは嬉しいけど、日付くらい書いといてほしいな

 そういうわけで3月の屋外なのに汗かいたからペットボトルのお茶を飲み干し、喫煙所で一服。もう帰ろうかと思ったけど、BRAHMANというバンドだけ観ようかと思って。恥ずかしながら名前も知らなかったけどさ、凄かったよ。やっぱりモッシュ&クラウドサーフィングの嵐!この青年労働者・学生たちのパワーがあれば国家権力なんか屁でもねえや!とか思ったりしてw

 途中でうっかり膝を変なふうに捻っちゃって、後退して下の写真を撮った。ステージ前が狂乱状態になってるの分かるかな?
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 それにしてもさ、若い頃はライブで怪我することなんかなかったのに、去年のラウドパークじゃ転んで腰をしたたか打つし、歳は取りたくないねえ。

 そんで帰ろうと思ったけど、最後に「三宅洋平&cro-magnon w/ 元晴」のライブがあるんで、せっかくだから観た。三宅洋平って人、名前はよく聞くけどどんな人なのか全然知らないし。ってゆうか関心無かったし。どうせ、理屈をこね回す「文化人」タイプの人だろ、って勝手に想像してたけど・・・。

 力強い歌声に聞きほれたが、トークの部分でも感心させてくれた。いい人言うねこの人!要約してみる。

 「(沖縄の)高江ヘリパッド建設の現場では、地元の集落の6人ほどの住民が、工事を阻止するため)毎晩見張っている。我々は、何万人も犠牲になったような事件ではないと関心を持たなくなっているのかな?一人の苦しみをみんなで分かち合うべきだ」

 「戦後、米軍が(戦時中に沖縄県民に対して)行ったことは語られなかった。それがGHQの作戦だったんだろう。米軍が行ったことも日本軍のせいにされた」

 「もちろん日本軍がアジア各国で行ったことは事実だと思う。南京大虐殺の犠牲者は何十万人か、などという議論は意味が無い。殺されたのが一人でも、虐殺だ。人数の問題じゃない」

 「被曝の問題も同じだ。福島の子どもが2万人甲状腺ガンになれば、世の中動くのかな?5万人なら?ガンになったのが一人でも、認めなければならない。自分の家族や友人が、一人でも死んでも、残された者にとっては一生のことだ。今の日本の政治にはそういうことが足りてないと思う。取り戻そう。地球を取り戻そう!」

(戦争は反対だが)「世界中の職業軍人に、今すぐ辞職せよなんて言わない。ただ『サバイブ!』と言いたい。生き残れ!」

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 このライブで、9日のイベントは全て終了。翌々日には同じ場所で追悼セレモニーが行われたという。司会の人が「また来年もこの場所でお会いしましょう!」と告げたが、来年の3月頃までには、安倍と自民党をぶっ倒して原発ゼロを実現していたいものだ!来年と言わず今すぐにでも!
 ところで帰宅後パソコンの前で胡坐をかいていたら、膝がますます痛くなってきた。翌日から出かける予定なのに。やばいぞこれ・・・。
posted by 鷹嘴 at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 集会、デモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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