首相が靖国神社に供物 春季例大祭、私費で5万円 '07/5/8
安倍晋三首相が四月二十一―二十三日に行われた靖国神社の春季例大祭に「内閣総理大臣」名で供物を奉納していたことが八日までに、同神社や首相周辺の話で分かった。五万円の「真榊」と呼ばれるサカキの鉢植えで、ポケットマネーで支払ったという。靖国神社によると、首相による奉納は一九八五年八月十五日の中曽根康弘元首相以来、約二十二年ぶり。
靖国神社側が首相に例大祭の案内を送り、首相が真榊奉納という形で応じた。中韓両国が参拝に反対している中で、神社側にも一定の配慮を示したとみられる。
これに対し、韓国外交通商省は八日「極めて遺憾」と批判の論評を発表。日本政府は反発の拡大を憂慮、「未来志向の関係構築」に努力する姿勢を強調することで、関係悪化を防ぎたい考えだ。
ただ、首相は靖国参拝問題では、事実関係を明言しない「あいまい戦術」をとっており、今回の奉納でも同様の対応をとるかどうかで国内外の見方も影響を受けそうだ。
八日午前の記者会見で塩崎恭久官房長官は「私人としての思想、信条にかかわることなので政府としてはコメントを避けたい」と指摘。一方で午後の会見では韓国側の批判に「日韓間の不幸な過去をめぐる韓国国民の心情を重く受け止め、引き続き相互理解と信頼に基づく未来志向の二国間関係、友好関係を築き上げる努力を続けていかなければならない」と述べた。
同神社によると、真榊は本殿に昇殿するための階段の脇に並べられた。鉢につけられた木札には「内閣総理大臣 安倍晋三」と書かれていた。
首相は春季例大祭直前の四月二十日、例大祭中に参拝するかどうかについて、記者団に「外交問題、政治問題になっている以上、行く、行かないということは言うべきではない」と明言を避けた。同時に「国のために戦った方々のご冥福をお祈りし、尊崇の念を表する思いは持ち続けていたい」と重ねて強調していた。
首相は官房長官当時の昨年四月、春季例大祭開催直前にひそかに参拝している。
靖国に逝きたいけど逝けないのよ、ボクの気持ち分かって・・・って言いたいようだけど、相変わらず馬鹿だなあ。
戦死者は、
「国のために戦った」んじゃねえだろ。
「国を滅ぼすために戦わさせられた」
「国に殺された」
が正しい。
もしくは、
「国によって侵略戦争に加担させられた」
「国とともに侵略戦争を行った」
でもいいだろう。
最近の安倍は多少は言動に気をつけようとしているようだけど、こういう認識じゃまた問題起こすだろうね。