2007年05月15日

【中国人の敗訴が確定 731部隊と南京虐殺の2件の訴訟】

才口ってこの前の4つの判決を出した奴の一人だな。これから全てあの判例に従うようになるんだろうなあ。

中国人の敗訴が確定 731部隊と南京虐殺の2件の訴訟
2007年05月09日20時30分

 日中戦争の間の旧日本軍の「731部隊」による細菌戦や南京での虐殺行為などをめぐって、中国人が日本政府を相手に損害賠償を求めた2件の訴訟の上告審で、最高裁第一小法廷は9日、いずれも原告側の上告を棄却する決定をした。中国人側の敗訴が確定した。

 2件の訴訟は、(1)731部隊などが飛行機からペストに感染したノミをまいたり、井戸にコレラ菌を投入したりして細菌戦で多数の死者を出した(2)731部隊による生体実験や南京での虐殺で、家族などが死亡した――として、日本政府に賠償を求めていた。

 一、二審はいずれの訴訟も、旧憲法下で国の行為は責任を問われないとする「国家無答責」の法理を適用して請求を棄却した。731部隊の細菌戦については一、二審とも事実関係を認めた。

2007/05/09-19:31 中国人遺族らの敗訴確定=731部隊・南京虐殺訴訟−最高裁
 旧日本軍の731部隊が行った細菌戦で家族が死亡したなどとして、中国人遺族ら180人が日本政府を相手に計18億円の損害賠償と謝罪を求めた訴訟で、最高裁第一小法廷(才口千晴裁判長)は9日、遺族らの上告を棄却する決定をした。遺族側の敗訴が確定した。
 一、二審判決は、731部隊による中国での細菌兵器使用を事実と認定した上で「国際法上、戦争被害について、被害者個人が加害国に損害賠償請求権を行使することはできない」などとして、原告側の主張を退けた。
 また、南京虐殺や731部隊の「人体実験」で被害を受けたとして、別の中国人遺族ら18人が日本政府に計1億円の損害賠償と謝罪を求めた訴訟でも、同小法廷(涌井紀夫裁判長)は同日、遺族らの上告を棄却。遺族側の請求を退けた一、二審判決が確定した。

中国人原告、また敗訴確定 731部隊・南京虐殺で 日中戦争中に旧日本軍の細菌戦部隊「731部隊」による人体実験や南京虐殺などで被害を受けたとして、中国人と遺族計198人が国に総額約19億円の損害賠償を求めた2つの訴訟で、最高裁第1小法廷は9日、いずれも請求棄却の1、2審判決を支持、原告の上告を退ける決定をした。原告敗訴が確定した。

 戦後補償裁判について最高裁は4月、元慰安婦や強制連行・労働の被害をめぐる2件で「1972年の日中共同声明で中国人個人の賠償請求権は放棄され、裁判で行使できない」との判断を示し、中国人原告の請求を棄却。別の3訴訟でも中国人の上告を退けた。今回の決定もこうした判断を受けたものとみられる。

 いずれも東京地裁が1審で、戦争被害の実態そのものを認定した上で「国際法上、個人が賠償請求できない」として請求を棄却。2審東京高裁も同様の理由で原告の控訴を退けていた。
2007年05月09日20時37分
posted by 鷹嘴 at 00:18 | TrackBack(1) | 戦後補償 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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