「貸し玉が一つ1円、従来の4倍!」というチラシ付きティッシュを駅前でもらった。俺みたいに滅多にパチンコやらない超初心者にはうってつけではないか?というわけで夜勤明けの日、半年ぶりぐらいにパチンコ店に入ってみた。平日の午前中なのだが店内は割りと込んでいる。せっかくだからエヴァンゲリオンの台でやりたかったのだが、埋まっていたので「ぱちんこウルトラセブン」の台に座った。
しかし、昔は100円玉を入れれば出来たのだが、最近は1千円単位になっているのは困ったねえ。「も〜ろほしだんの〜〜」のテーマが流れて怪獣の顔がクルクル回り、3枚同じ顔が揃ったら大当たりなのは分かるが、一向に揃わない。少しは玉が戻ってきたのだが、気が付けば1千円分使い果たしていた。貸し玉4倍ということだからいつもよりは長く遊べた気がするが。つーかフィーバーする確率も4分の1になってんじゃねえか?まあ俺にはパチンコ(というかギャンブル全般)は全く向いていないことを再確認した次第である。つーか「北朝鮮に経済制裁してやる」と意気込んでいる○っこさんも、実際は逆に経済制裁されていたりして?
・・・話は変わるが、この前の日曜日にTBSの「報道特集 パチンコ台はどこへ行く!」を見た。
パチンコ台は次から次へと新しい台が開発され、古いパチンコ台はゴミと化すのだが、最近は廃棄されたパチンコ台が中国へ輸出されることも多いらしい。本来上海のみで荷揚げが許可され、他の地域に持ち込むことは禁止されているはずだが、闇ルートで各地に運ばれ、リサイクル業者の手に渡っているという。
しかし、プラスチックのリサイクル現場では洗浄液が川に垂れ流され、汚染された川には死んだ魚が浮いている。基板から銅を取り出す現場では、鉄板焼きのような作業台の上で基板が加熱され銅を分離するのだが、そのとき鉛が大気中に放出される。調査では近隣の児童から通常よりはるかに高い濃度の鉛が検出されたという。日本人がパチンコに熱中し、業界は次から次へと新しい台を生産し、古い台は廃棄され、中国で環境が破壊されるのである。
たしかに中国でのリサイクル方法に大きな問題があるのだが、そもそも国内で処分するよりコスト減になるので中国に輸出されているのではないか?また、最近は中国からの輸入品に大きな問題が多数発生しているが、これも中国製品が安価だから輸入が増えているのではないか?
日本やアメリカなどが中国から安価な製品や原材料を輸入し、あるいは生産拠点を人件費の安い中国に移し、結果として危険性のある商品が消費者に渡り、中国では深刻な環境破壊が発生しているのである。
中国で起きている問題は、中国だけの問題ではない。
2007年05月30日
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「反戦ママ」引退宣言。
Excerpt: まじめに、こつこつ。 真面目に、こつこつ。
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