2016年05月12日

【3月12日】常磐線代行バスに乗った

 というわけで3.11反原発福島行動を貫徹し、同志たちは鉄道や貸切バスで帰っていった。俺も郡山駅から東北本線に乗ったぜ、下り線に。実にエクストリームな旅でしたw


 2015年は郡山市内のビジホに一泊し、磐越東線でいわきに行き常磐線で竜田駅まで行って引き返してきた。今年はスキーに行こうかな、と思っていた。「食べて応援」ではなく「滑って応援」しようかな、と。だったら先にスキー道具を宅配便で送っておかないと。全部レンタルでもいいけど。
 しかし暖冬のためアルツ磐梯などゲレンデの状態が芳しくないようだ。裏磐梯猫魔スキー場は北斜面のため期待できそうだが、郡山駅からの無料シャトルバスが片道2時間、あまり滑る時間がないな。やめた。13日も休み申請しておけば一泊できたのに。だけど集会終わってすぐ帰るのも味気ないなあ。
 さてどうするか。せっかくだから常磐線の代行バス区間を乗ってみるか。朝と夕方の2本しかない。夕方のはデモ終わってからじゃ間に合わない。相馬方面からいわき方面に行き、帰ってくるか。当然夕方の便に間に合わないからどこかのネットカフェに泊まるか。

 そういうわけで郡山駅から東北本線で福島、福島から岩沼(これが長かった)、岩沼から常磐線に乗った。そしてこの区間の終点の浜吉田駅にから代行バスで約1時間かけて相馬駅へ。そこそこが利用者が多い(通勤客っぽい)。割と本数が出ているようだな。乗り換え時間がタイトだから焦ったぜ。
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 そして相馬から再び常磐線に乗り、3つ目が終点の原ノ町。代行バスは翌朝6時50分だ。
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 さて、調べておいたネットカフェに向かうか。東口からちょっと歩くぞ。その前に西口を歩いてみた。電車の中で缶ビールとポテチ食っていただけだから、居酒屋で一杯やるか。と思ったら飲食店が全くないな。コンビニはあるが。
 手ごろなビジホがあるから、予定を変更してここに泊まるか。やっぱ布団で寝たいし(この日は夜勤明けだったし)。しかし満室だったw
 もう一軒ホテルがあったが高そうだからパス。遠くに湯気が上がってライトアップされているけどなんだろう?温泉か?製紙工場か。

 東口に渡ったところにもホテルがあったけどやっぱ満室。しょうがねえやネットカフェに泊まるか。その前に夕飯だ。
 ってゆうか東口も居酒屋とかねえな。しばらく進むとガストがあったがラストオーダーが23時だった(20分くらい過ぎていた)。国道6号線に出てしばらく歩くと健康ランド兼ビジホがあったがやっぱ満室、食堂もおしまい。つーかネトカフェどこにあんのさ。ヤバいかも。まだ3月の福島で、こんな時間に何をやっているんだ私は!野宿はちょっと危険だな、けっこう寒いし。埼玉より全然寒いし。凍死の予感。ソウルジェムがどんどん黒ずんでいく。以前、東北本線の一ノ関駅周辺を彷徨ったとき以来の挫折感、絶望感だ。全く計画を立てずに来ちゃったアタシってホントばか!

 凍死する前にせめてメシを食わせてくれ。できれば浜通りの名物の海鮮料理とか。やっと見つかったのが「すき家」だった。まるで砂漠のオアシスのような(笑) せっかく「食べて応援」しようと思っていたのに何で分かってくれないんですかwww
 せめてファミレスとかラーメン屋とか期待してたんだけど、しょうがないここで食うか。客はほとんどが運輸の労働者だった。俺も労働者だが皆さんとは状況が違い過ぎるw
 ガラケーで地図を見ると目的のネトカフェはすぐそばだった、助かった。かなり遠回りしちゃったようだな。ネトカフェに泊まるのは昨年6月の花岡現地闘争以来2度目だ。9月の戦争法粉砕闘争のときは免許証を家に置いてきたからビデオを観るだけだった(笑)
 そんで免許証を出して会員証を作って入店。この店、個室の扉がガラス張りだから労働者の皆さんの寝乱れ姿が丸見えだ。自家発電したら恥ずかしいな。シャワーブースがあったから入ったけど、石鹸やシャンプーは別売りだった。それにしても廊下が埃だらけ、掃除してないんだな。
 前夜は夜勤で忙しくて2時間しか寝てねーのに、なかなか寝付けないな。つーかこういう時ってしょうもないサイトばっか見ちゃうし。何とかの娘とか。余計寝れなくなるし。そのうち眠くなったけど。

 そして6時頃起きて出かけた。今度は近道したけど、ちょっとバスの時間が迫っているな。コンビニで朝飯買う時間がなかったよ。竜田駅の廻りでなんか買えばいいか。
 原ノ町駅西口で常磐線水戸駅までの乗車券を買い、6時50分に代行バスに乗車。乗客は10人くらい。ちょっとご年配の方だったが添乗員もいた。窓は開かないってさ。そりゃそうだな帰還困難区域を通るんだから。8時15分に竜田駅に着く予定だけど(途中にバス停なし、ノンストップ)、土曜日だから道が空いていて早く着くかもしれない、とのこと。

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 進行方向左側に座って安物デジカメを構えたが、バスは走りっぱなし、かつ窓越しであり、しかも朝日があたり、恥ずかしながらまともに写っているのは一枚もない。反射して自分の安物デジカメが写り込んじゃうし。せめて黒いの買えばよかったw
 国道6号線はトラックも乗用車も普通に走っていて、知らずに通れば大事故を起こした原発の近くを通っていることに気付かないかも。
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 聞いた通り、国道から曲がる道はフェンスで閉鎖されていた。
 もしかして第一原発が遠くに見えるかなあ、と思ったが、どこに何があるのか全く分からないまま終わってしまった。添乗員さんもいたけど観光バスのバスガイドさんじゃないからね。

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 廃墟となった店舗も多かった。震災以降放置されたままなのだろう。知らずに通れば何も思わず通り過ぎてしまうかもしれないが。現実にここに住み働いていた人々は故郷を奪われてしまった。原子力業界(及び、原発を推進してきた日本政府)によって。

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 そして予定より早く竜田駅に到着
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 期待に反して商店は一切ありませんでした。腹減った
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 楢葉町といえば、2009年8月に「楢葉町サイクリングターミナル」に泊まったことがあるな。せっかくだから海水浴をしようと思って車でうろついていたら「福島原発」の看板を見て、恐ろしくて引き返した。あの頃も原発は嫌いだったが、まさかあんな大事故を起こすとは思わなかった。
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 この酒屋さん、去年来た時も閉まってたな。営業してないのかな?
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 去年来た時は0.22だったな。少しは減ったのかな。大して変わらないか。誤差の範囲か。

 ちなみに駅舎の中にパネルが貼ってあったが、この竜田駅周辺を復興というか開発し、駅前広場や東西自由通路、スーパーやホームセンター、県立仮設診療所、町民の交流の施設などを建設し、さらには海側に「地域で働く人たちのための事業所や居住・宿泊環境を整備します」とのこと。はあ。

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 「住民一時立入」の「大熊2号」

 そして8時半頃の常磐線水戸行きに乗った。朝飯食ってないから仕方なくバッグの中の昨日の残り物(酒のツマミw)を食った。そんで水戸駅で降りて駅ビルでちゃんとしたもの食った。それからまた常磐線の鈍行に乗って柏で代々木上原行に乗り換えて新松戸で武蔵野線に乗り換え。最後まで全て在来線だったけど思ったより早く帰宅できた。肉体的にも精神的にも極限まで追い詰められたが、なかなか充実した旅だったな。在来線を何時間でも乗れる覚悟がついたぜ。酒さえあれば。出来れば数時間おきのニコチン補給タイムも欲しいw

 将来常磐線が全面開通すりゃ、野次馬な俺は出かけるだろうけどさ・・・ここを通る車両によって微小な汚染物質が広範囲に拡散されるぞ。一番危険を蒙るのは鉄道職員だ。いや既に拡散が始まっているな。俺が竜田から乗った車両は水戸が終点だった。国道6号線の交通量は多かった。
 だから常磐線の開通も、国道6号や常磐道の開通も、決して許されないことだ。避難区域の縮小もだ。原発事故を忘れさせよう、無かったことにしよう・・・という日帝と資本の策略だ。
 この奪われた大地がいつ安心して住めるようになるか想像もつかないが、このような放射能汚染を二度と起こさせないために出来ることは、今ある全世界の原発・核施設を全て廃止させることだ。全ての労働者が、全ての人民が立ち上がり団結し、資本家とそれに操られる政治・行政を打倒しなくてはならない。
posted by 鷹嘴 at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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