2005年06月16日

よしこタソ勝訴

全く当然の判決である。しかし安倍が無罪のまま死にやがったのは犠牲者の魂が浮かばれないというものである。

・・・ところで、中国で人体実験を行っていた七三一部隊の関係者である北野政次という男は戦後、後に薬害エイズ事件を起すことになるミドリ十字に勤務していたことをメディアはあまり取り上げていない。
本勝師匠が北野に電話で人体実験のことをガンガン突っ込んでみたがマトモな回答はなかったという。(「中国の旅」参照)

桜井よしこさん逆転勝訴 薬害エイズ名誉棄損訴訟
2005年06月16日12時52分

 薬害エイズ事件に関する記事や本で名誉を傷つけられたとして、安部英(たけし)元帝京大副学長=今年4月に死去=が、ジャーナリストの桜井よしこさんに1千万円の損害賠償を求めた訴訟の上告審判決が16日、最高裁であった。第一小法廷(才口千晴裁判長)は、桜井さんに400万円の支払いを命じた二審判決を破棄し、安部氏の請求を棄却した。

 問題となったのは、桜井さんが94年に執筆した雑誌記事や、「エイズ犯罪 血友病患者の悲劇」(中央公論社)という本。

 この中で、名誉棄損に当たるかが問題になったのは(1)安部氏が製薬会社ミドリ十字(現三菱ウェルファーマ)の開発段階に合わせ、加熱製剤の治験の時期を遅らせたとする3カ所の記述(2)治験の時期に安部氏がメーカー各社から寄付を募っていたとの記述(3)「絶対的な立場で寄付を強要したとなれば大問題だ」という表現(4)「一体いかほどの金に染まって医師の心を売り渡したのか」という表現――の計4点、6カ所。

 二審の東京高裁判決は、それぞれについて「真実との証明がない」「真実と信じる相当の理由はない」として名誉棄損による不法行為が成立すると判断。すべてについて違法性を認めなかった一審判決を変更した。

 これに対し第一小法廷は、「ミドリ十字の開発にあわせて加熱製剤の治験を遅らせた」という趣旨の発言を安部氏が自ら新聞社の取材で発言し、桜井さんのインタビューにも同様の内容の発言をしていることや、その発言を裏付ける取材結果が存在することなどを挙げ、(1)、(2)の記述について「真実であると信じるに相当の理由がある」と判断。(3)、(4)の表現についても、取材結果などから前提となる事実について「真実と信じる相当な理由がある」と位置づけ、「意見または評論の域を脱するものではない」として違法性はないと結論づけた。

 安部氏は薬害エイズ事件で業務上過失致死罪に問われ、東京地裁で無罪判決を受けた。東京高裁での公判は、健康上の理由から停止されていた。今年4月25日、88歳で死去した。

 桜井さんの本は、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞している。
posted by 鷹嘴 at 21:42| Comment(3) | TrackBack(0) | 国内ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「七三一部隊」のリンク先の田村さんのページがどうにも間違いだらけなんですが、ノンポリさんの同類的雰囲気で楽しめました。
「メディアはあまり取り上げていない」ってことですけど、ミドリ十字の創業時の研究員は全員が関東軍防疫部隊の出身です。常識的なことを殊更に取り上げても売れませんからね。
ちなみにドモホルンリンクルの再春館製薬も、関東軍防疫部隊から内務省に送られた研究報告書をネタに出資者と研究員を募って出来た会社です。
Posted by 右利きなので左寄り at 2005年06月17日 15:36
GHQ総司令官マッカーサー元帥は日本に奴隷憲法を押し付け日本の教育を破壊した張本人ですが、1950年6月25日、朝鮮で動乱がおき38度線を超えて怒涛のように北朝鮮軍が南進を始めると直ちに日本の戦争の意味を理解しました。日本は侵略戦争をしたのではない、自衛のための戦争だったと理解したのです。マッカーサーはあとからあとから中国軍がわきおこるように参戦してくるのに腹をたて中国東北部に原爆使用をトルーマン大統領に進言しましたが、聞き入れられず解任されて有名な「老兵は死なず、ただひそかに消え去るのみ」という有名な言葉をのこして日本を去りました。アメリカにもどったマッカーサーは、1951年5月3日米上院軍事外交合同委員会で行われたアメリカの極東政策をめぐる公聴会の席でマッカーサーが語った言葉は、これも有名な言葉として記憶されています。
"Their purpose,therefore,in going to war was largery dictated by security"
渡辺昇一先生は「敵の大将であるマッカーサー元帥が日本の戦争は自衛のためであったといっているのですから、左翼どもはこの文章をみるとなにも言えなくなるのです。この文をいつもポケットに入れておきましょう」といっています。
Posted by 普通の日本人 at 2012年01月19日 00:04
>渡辺昇一先生は「敵の大将であるマッカーサー元帥が日本の戦争は自衛のためであったといっているのですから


あ、それウヨの大嘘ですから(笑)マッカーサーが日本の戦争は防衛戦争だったと議会で証言……疑いもなくこれは、ウヨがいいふらす嘘の中でもっとも愚劣なものでしょう。
あの長大な議会演説の中で、「日本の戦争に侵略の意図はなく、自存自衛が目的だった」と明言した箇所がなどどこにもありません。残念でしたw

バカウヨが「まさに、そういう意味だ」と引用してくる例の発言部分だけど、これは要するに、共産中国への対応策を議会で説明するとき、かつての対日戦略を例に引いたもの。
「安全上の必要に迫られた戦争(in going to war was largely dictated by security.)」とは、「日本の侵略意図を否定したんじゃなく、かつて禁輸など日本を孤立させるやり方で威嚇し、皇軍を太平洋におびき出して撃破した例をあげ、彼の構想する対中戦略を議会で納得してもらうためなんですよw
つまり、「中国を包囲網で締め上げれば、経済的に息詰まって、政権が倒れるか、昔の日本のように自滅的な外征に出てくる」と言おうとしたわけ。
でも、そんな例えを悪意のこもった口調でいうわけにいかない。大戦中は「ジャップ」でも、この頃の日本はすでに敵国どころか、アジアでの反共闘争の前進基地として協調すべき相手。だから「日本の労働力は、数も質も、どこよりも優秀」とか、友邦としてとても神経つかった言い方されてるけど、軍国日本の侵略を弁護する意図からでは断じてない。

マッカーサーは顕示欲が強く、大統領選への立候補さえ狙った男。それが議会演説で、多数の米兵の命を代償に打ち負かしたファシズム国家が「自存自衛の必要」からアメリカと戦ったなんて、世論を憤激させる事いうはずない。普通に考えれば、わかる。でもウヨには全くわかりませんwなぜなら本物のバカだからw
マッカーサー発言での「安全上の必要(largely dictated by security)」というのは、そうした、日本をことさら敵対的な言葉で傷つけないよう配慮する云い方だったのに、「場の雰囲気が読めない」ウヨ厨どもがその部分だけ引用しまくり、都合のよい解釈でぬか悦びしてるわけ。
繰り返すけど、このときの日本は、連合軍から徹底的に叩きのめされたうえ、東京裁判で洗礼も授かり、アメリカのいうことをきく従順な国になってた。マッカーサー自身が統治政策で日本をそのように改造したんだからねw

結局、あの部分の真意は、「手を焼かせる野良犬がいただろ? 根はいい奴だし、盗むのも餓死しないためだろうが、野放しにしておけないので食い物が手に入らないようにしたら、我慢できなくなって、叩かれるために出てきた」というのとおなじ。今度は、中国という野良犬を同じやり方でやっつけ、アメリカの飼い犬にしようという含みだったわけだ。
「マッカーサーが日本の正しさを認めた」なんて、おめでたい言い草があてはまる状況とぜんぜん違うんだよw
ウヨって正真正銘のアホだから、マッカーサーが米軍統治下にある日本に遠慮した云い方だって、わからないんだよねw

> Posted by 普通の日本人

このバカがいい例ですなwww
Posted by 正常な日本人 at 2012年01月19日 20:09
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