2016年12月04日

音楽との接し方は人それぞれ!

 もう12月になってしまいましたが、これから10月にラウドパークに行ったことを書きます。と思ったんですが色々と胸に去来するものがあり、ほとんど雑談ばかりになってしまいました。当日の模様については後日に回します。
 普段にも増して更新が滞ったのは、11月の資格試験のため勉強していただけでなく、最近ポケモンGOに熱中しているためです。ちなみに私のカイリューはまだCP3000ちょっとです。トレーナーレベルの制限がありますから。早くレベル30になりたいです。それに、まだラプラス捕まえられません。どこかに巣はないですか?


 というわけで今年もラウドパークに行くことにした。このイベントは「日本最大にして唯一のメタル・フェス」が謳い文句だよ。唯一だったら最大も何もないけど。そもそも唯一じゃないけど。スラッシュドミネーションってゆうイベントが毎年行われてるんだけど。
 ヘヴィメタルというのはロックの一ジャンルで(まあハードロックと呼んでもいいけど)、ご存じのようにエレキギターが激しく鳴り響き、ヴォーカルが鬼のようにシャウトする、やかましい音楽だよ。他のジャンルのロックファン・音楽マニアから徹底的に馬鹿にされてる。
 それにメタルというのは悲しいほどノンポリだよ。政治的なテーマを扱うバンドは極めて少ないね。それでいいんだよ楽しけりゃいいだろ。まあ核の脅威とかを歌う曲もあるけど、ネタの一つとして扱っている程度だな。こういうのも他の音楽マニアから馬鹿にされる原因の一つかもな。パンクだかラップだが知らねえけど知的な音楽ファンの皆様にはメタルなんかゴミだろ、ケッ!(ひがみですか?)
 要するに、音はうるさいし見かけも怖そうだけど、実に穏健で健康的な音楽だ。体制内の娯楽だ。その昔、とある音楽評論家が、
 「ヘヴィ・メタルを好み、そういうファッションでキメる若者たちを怪しむ必要はない。彼らは彼らなりに、自分を社会に適応させる方法を見つけただけだ。もし貴方のご子息が髪を伸ばしたり鋲のついた皮ジャンを着るようになったら、『この子はこうして社会と折り合いをつけて、生きていこうとしてるんだな』と思って安心してくだされ。部屋にこもってプリンスとか聴いてるほうがよっぽど危ない」
 などという意味のことを書いていたが全く同感だな。親御さん(笑)の立場としては、やれサタンがどうしたと叫ぶ音楽は聴かせたくないだろうけど、そういうノリのメタルバンドのほとんどは表現として行っているだけだ。たとえばさ、スラッシュメタルの帝王と称されるスレイヤーは極めて凶悪なイメージがあり(そもそもバンドの名前が「殺人者」だ)、曲のテーマに連続殺人やサタニズム、反キリスト、ナチスドイツや日帝が行った人体実験などを選んでいるが、そのボーカルのトム・アラヤは実生活では敬虔なカトリックだという・・・。

 もっとも、表現としてやっているだけに留まらなくなってしまうアーティストも稀にいるようだが・・・
◇ ブラックメタルの名のもとに起きた衝撃的な10の事件 カラパイア
◇ 「Loads Of Chaos〜ブラックメタルの血塗られた歴史」 夷狄の繰言
◇ ugNews.net/殺人、放火、悪魔崇拝…ブラック・メタルの血塗られた歴史(ちょっとだけ)


 ところで最近、ロックのカテゴリーの中でのハードロック/ヘヴィメタルの特色を言えるようになってきた(笑)
 メタルというのは、とにかく演奏と”音”に重きを置くだろ。まずギターの音は必ず歪ませるだろ(参考)。俺の練習用のちっちゃいアンプだって、ゲインとボリュームのツマミをいっぱいに回してそれっぽい音にしてるし。(マスターのツマミはかなり絞ってるよ、集合住宅だからw)
 まあこれは一般的?なロックも同じだけど、メタルはギターのフレーズ、ソロパート、それに(4〜6弦のパワーコードと5弦または6弦のミュート音を混ぜた)リフが、曲の重要な要素だ。ある意味その曲の全てというか・・・たとえばディープパープルの「スモークオンザウォーター」だったら、ジャ・ジャ・ジャー、ジャ・ジャ・ジャラー(笑)と繰り返されるフレーズがなきゃ、曲自体が成り立たねえだろ。

 及び、それこそジミヘンの時代から多くのアーティストがチューニングを半音下げているが、チョーキングがやりやすいからかと思ったが(まあそれもあると思うけど)、重厚な音を得る目的もあるらしい。うん、たしかに6弦開放をミュートしてボンボンはじけばまさにメタルサウンドだよな。

 ところでメタルといってもバンドによって音楽性が様々だが・・・たとえば俺がいま一番ハマっているHATEBREEDというバンドは、ジャンルで言えば「メタルコア」(Metalcore)だという。ウィキペディアの英語ページには「エクストリームメタルとハードコアパンクの幅広い融合ジャンルです」みたいなことが書いてあるが・・・たしかにハードコアパンクの影響も強いようだが、彼らの最新アルバムThe Concrete ConfessionalのThe Apex Withinに於ける、印象的なギターリフが、このバンドもメタルの範疇に入ることを示している、と言えるかも。

 もっともジャンル分けに拘っても意味ねえよな。楽しけりゃいいんだよ!


 ラウドパークは毎年二日間開催だが、俺は毎年、一日だけしか行ってない。今年も一日だけ行った(初日だけ)。二日目のトリはホワイトスネイクだってさ。2010年に観たけど、こりゃ駄目だデビカバ終わったな、と思った。ウリは観たかったなあ・・・スコーピオンズ時代の曲だけじゃなく、ジミヘンのAll Along The Watchtowerとか(この前ノーベル賞取った人の曲なんだってね)、Little Wingも演るんだろうか。



 ちなみに俺は最近この曲にチャレンジしてるけど、イントロでつまづいてますw

 初日のラインナップはBIG ROCK STAGEにEXODUS、CHILDREN OF BODOM、そしてスコーピオンズという布陣だ。ジャンル的にごちゃ混ぜだけど悪くはねえだろ?エクソダスは去年のTHRASH DOMINATIONで初めて観た。やっぱ凄かったよ。「スラッシュメタル」という用語が使われ始めた時期、つまりはメタリカやスレイヤーなどと同時期に登場したベテランだ。要するに古いバンドってことだが・・。
 それにしても初日のトリのスコーピオンズも、二日目のトリのホワイトスネイクを率いるDavid Coverdaleも、70年代から活躍している大御所だよな。こんなツイートを見つけた。

・・・余計なお世話です。どうせ俺たち「メタラー」に明日はない(笑) たしかにメタルは90年代くらいでにパターンが出尽くしちゃってるから、歴史の長い大物バンドがまだ第一線なのも仕方ないよね。だからこそいま全世界から注目されているBABYMETALは、メタル延命のための希望の星かも。俺みたいな昔からの「メタラー」も受け入れられるもん。

 だけどさ、「メタル」に拘ると自分の世界を狭くしちゃうよ。たとえば、David Coverdaleはハードロックの大御所でありメタルの元祖とも言われるディープパープルの元ヴォーカリストだけど、ホワイトスネイクの音楽はハードロックともヘヴィメタルとも言えないだろ。もっとシンプルなロックだろ。モーターヘッドのレミーだって「俺たちの音楽はメタルというよりパンクに近い」って言ってたらしいよ。
 俺は、80年代後半からスラッシュメタルが台頭してから、特に「メタル」には拘らなくなったし。メタルだかパンクだかはっきりしないのも好きだし。日本の「メロコア」も好きだし。最近関心のあるバンドはNu MetalあるいはMetalcoreなどとジャンル分けされているし。まあ呼び方なんかどうでもいいんだよ。要はデカい音、過激な音で、楽しけりゃいいじゃんか。

 ちなみにBABYMETALの東京ドーム公演は二日目に行ったよ。台風が近づいていて大雨だったな。2階席の、屋根に近いような席だった。ただでさえ小柄な3人の姿は本当に豆粒のようだった(笑)。もちろん彼女たちと”神バンド”のパフォーマンスは最高、言うことなし!


 それにしてもすごいステージだったな

 どの方向からでも同じように観えるように工夫したんだな(彼女たち三方向に動き回ってた)。だけどアリーナの面積がかなり狭くなってるぞ。いっそ普通にステージを設けてアリーナに詰め込めるだけ詰め込めばいいのに。当然全て立ち見でブロック指定無しで。BABYMETALのライブでウォール・オブ・デス出来なきゃつまんねえよw

 中央で仕切ってるオッサンはもしかして日本人かw

 だから東京ドームなんかじゃなくて幕張メッセの9、10、11ホールでやればいいのに。そりゃそうとまたラウドパークに出てほしいな。ノットフェスあるいはオズフェスでもいいよw


 ところでBABYMETALは12月からRED HOT CHILI PEPPERSのイギリスツアーの前座をやるんだって。今年のフジロックのときレッチリのメンバーがBABYMETALを気に入ったんだってさ。レッチリのツアーに参加できるなんて本当にすごいこと、らしい。昔から有名なバンドだよな。恥ずかしながら聴いたことなかったけど(それにしても音楽評論家だったら興味の無いアーティストについてもそれなりのこと言わなきゃならないんだから大変だよなw)、この時代、YOUTUBEってゆうもんがあるからな。にわかファンになってしまった(笑)

 これは2006年のフジロック

 もっとも最後まで見終わってバスで越後湯沢駅まで戻っても新幹線の終電も終わってるぞ、たぶん。車で行ってもかなり遠いとこに駐車するハメになるかも(田代スキー場など遠いところの駐車場に回されたりして?)。
 そりゃそうと今年のフジロックは「アトミック・カフェ」というトークイベントにSEALDSの奥田が出るって言うんで、一部のネトウヨが「音楽に政治を持ち込むな!」「音楽の政治利用はやめろ!」とか騒いでたな。そいつらどうせフジロックなんか行かねえ奴らだろ。それにフジロックはサマソニなどと同様にステージがいくつもあり、奥田も参加した「アトミック・カフェ」が行われた"Gypsy Avalon"は「約1,000人収容の小さなステージ」だ。たとえばサマソニだと野球場の外などに小さいステージが数ヵ所設けられるが、そんな規模じゃねえの。一日中歩き回っても気づかなかったりして。そもそも音楽に政治を持ち込んで何が悪いんだよ(笑) フジロックでは以前からこういうイベントが行われていたらしいし。

 ところで、こういうネトウヨの言いがかりに対する反論にも違和感があったな。「音楽は元々反体制だ」、とか。それっていつの時代の話だよ。俺は知らねえぞ。たとえばさ、高校のときクラスに一人や二人はすっげえギターが上手い奴がいたけど、そういう奴って成績もそこそこいいし教師とも上手くやってたし。反体制どころか反抗的ですら、なかったな。
 要するにさ、ロックなど若者の音楽は、親や学校や大人の社会に対して反抗的である、というイメージが売り物だったじゃん。それが「反体制」と混同されたんじゃねえの。親や学校や社会に反抗してる!ってゆうイメージが大切だし、多少の政治批判もそういうイメージ作りに役立つよな。反体制風味というか(笑) もっとも昔は髪が長いとか服装がチャラいとか歌詞が不道徳だとか批判されてんだよな、ビートルズとかの時代は。まあそういうのもとっくに体制に取り込まれてるけど。
 そりゃ昔は「反戦フォーク」(参考)ってあったよな。この前ノーベル賞を取った人とか。だけどそういうのも含めて、とっくに体制内の娯楽になっちゃってるじゃんか(この件でご高説を宣ったインテリな皆さまが恐らくは毛嫌いしているであろうヘヴィメタルと同様に)。体制に取り込まれて、体制の維持に利用されてるだけじゃん。そりゃ真剣に闘っているミュージシャンもいるようだし、そういう人たちは尊敬するよ。こんなブログ見たら怒るかも。ごめんなさいw
 それに「アトミック・カフェ」が多少は政治的な話を扱っているとしても、フジロックが体制内の商業イベントであることに変わりない。チケットは高いし、交通費や宿泊費も含めりゃけっこうな出費だし。本気で政治を語りたいならスキー場でやるこたあねえだろ。
 そもそもシールズ(及びその上部組織)は、口先では安保法制反対を唱えつつも、あくまで体制内の運動に留まり、世論を徐々に憲法改悪に誘導しようと企んでいる。一方では自分たちに与しない学生や労組・活動家は排撃する、いわば隠れ安倍応援団だ。反体制風味のデモごっこ集団だ。奥田というのはその頭目だろ(建前は)。
 反体制風味の大がかりな商業イベントに、奥田という疑似活動家が招かれる。こうして体制が強化される。これもある意味「音楽の政治利用」だな。ネトウヨはむしろ奥田の出演を歓迎すべきだ(笑)
 いや実際ネトウヨがシールズ界隈を目の敵にしているのが理解できねえよ。たしかにあいつらだって一応「サヨク」だ。考えてることは一般的なサヨク?と大して変わらんかもしれん。だけどシールズ界隈を観察してれば分かるはずだ、ああやってサヨクは腐っていくんだと。ああやって運動が破壊されていくんだと。これは戦後の日本で何度も繰り返されてきたことなんだけどね・・。


 ところでシールズの本体である反原連/しばき隊界隈の音楽通自慢に以前から虫唾が走っていたが、レイシストへの「カウンター」の際に逮捕されたこともある久保憲司氏は、有名な“rockin'on”という雑誌に寄稿することもあったという。もちろん「カウンター」に参加したことも殴られた挙句に逮捕されたことも批判どころかほめたいくらいだが、彼のツイートを見る限りでは、シールズ界隈のチンピラと変わらない気がする(笑) それはどうでもいいけど、リベラルを気取っていて、お洒落で知的な音楽が好きで(ひがみですか?)、そういう皆さまとシールズ界隈が、共鳴し合うんだな。なんか分かる。
 さらに脱線するが、トランプが当選したとき(日本の)街頭でインタビューを受けた女性が、残念そうな表情を浮かべながら「イギリスのEU離脱のときも感じたんですけど、またしてもああいう結果に・・・」などと語っていた(どうせ仕込みだろうけど)。イギリスは国民投票によってEU離脱が決定し、アメリカではトランプなどというレイシストが大統領選を制した。選挙民のなんと愚かなことか。私たちインテリの声はどうして届かないんだろう・・・とか言いたいのかな。邪推ですか?
 EUとは、圏内ならばどこにも移住出来るし働ける仕組みだろ。それはそれで素晴らしいことだよな。だけど移民は低賃金で酷使される。結局は資本家に有利なシステムだ。TPPも同じだ。こうして労働者が分断され、あらたな敵意と差別が生じる。外国人労働者が搾取されるんだったらこんなシステムはないほうがいい。
 そういえばシールズ界隈もイギリスのEU離脱を嘆く声が多かったようだ。結局こいつら労働者の立場を考えないんだ。きれい事、理念ばかりで生活者の立場を見ようとしないんだ。だからこいつらが「野党は共闘」などと唱えても説得力は生まれない。
 一方でトランプはTPP不参加を掲げるが(本気かな?)、他にも排外主義と反グローバリズムを同時に掲げる連中が多いな。その動機の一つは移民への警戒感であり、単純な差別感情だ。外国人労働者を搾取しなければ維持できない経済システムを無視している。
 資本の国際的な仕組みが、世界中の人民を搾取し、経済的に依存させる構造があるからこそ、貧しい人々は働き口を求めて移住せざるを得ない。そうでなければ差別されることが分かっていてわざわざ欧米や日本など環境破壊先進国に渡るわけがない。外国人労働者の増加を懸念するのなら、まず、彼らから奪ったものを返せと言いたい。
 こういう構図を無視しているのは、口先だけ差別反対を唱える連中も同じだ。結局、どちらも差別を助長し資本家を肥やす社会に向かわせようとしてるんだよ。意識してないだろうけど。


 それにしてもさ、ヘヴィメタルの世界は、ほとんど政治的な話を持ち込まないから(というか最初から拒否してるから)気楽だよな(笑) もっともメタルのなかにも、激しいメッセージを送っているアーティストもいるかもしれない。俺が知らないだけかも。アーティストによっては、反戦などはっきりしたメッセージを出さずに、抽象的な歌詞を用いてメッセージを託すアーティストもいるようだ。
 たとえば前述のHATEBREEDの最新アルバムThe Concrete Confessional(2016年5月発売)の1曲目の”A.D.”は、「今こそアメリカンドリームと呼んでいるものを考え直すべきだ」と叫んでいるが、

 ボーカルのJamey Jastaは、このアルバムの日本語版ライナーノーツにて、
 政治的なメッセージを持つ曲だったとしても、意見を二分してしまうような歌詞にはしたくない。異なる意見を持つ人それぞれが、俺が感じたフラストレーションを曲から感じ取ってくれたらいい
 と語っている。
 ちなみに彼は今年の大統領選では「アメリカ緑の党」のジル・スタインを応援していたが、当選する確率がないので諦めた。彼は今まで一度も大統領選に投票したことがないという。ということは今年の大統領選も投票しなかったのかな?

【参考】
◇ 【インタビュー】ヘイトブリード、メタルは「宗教」 HATEBREED BARKS音楽ニュース
◇ ヘイトブリードが激怒「CNNよ、俺たち白人至上主義者じゃないぜ」 HATEBREED BARKS音楽ニュース

・・・まとめると、音楽は政治性があってもなくても、楽しめるなら単純に楽しめばいい。政治的なことでも、恋愛でも、歌いたいことを好きに歌えばいい。メッセージ性などまるでない曲でも、聴いて何かを感じるなら、その曲に勇気をもらって闘えばいい。勝手に反戦歌にしちゃえばいい。音楽との接し方は人それぞれ!

 というわけで2016年10月8日、さいたまスーパーアリーナに出かけた。早めに行って女の子のメタルバンドを観ようと思っていたのに、某日雇い派遣労働者を車で駅まで送ったり、洗濯物を干したり、近くのポケモンジムでバトルしてたから遅くなってしまった。ほとんど中毒だなw
posted by 鷹嘴 at 13:05| Comment(0) | TrackBack(0) | ヘヴィメタルとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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