2018年04月17日

ラウドパーク17の想い出(1)

 さて2017年のスキーのことは書き終わったんで、2017年10月のLOUD PARK17の感想を書くことにするか。なんて寝ぼけたブログでしょうか!やっぱフィットネスジムに通ったりポケモンGOのジムバトルやったりレイドバトルやったりが忙しいからね。ちなみに新しいクロスバイク買ったよ。けっこう気に入ってる。ますますブログを書く時間が減る予感・・・


 今回は欠席しようかなとか思ってたけど、スレイヤーが来るってゆうから絶対行かなきゃと思った。それにしても2015年に来たばっかりじゃん。いままでマイナス2000すると3の倍数になる年に来てたんだけどさ、ともかく絶対観たいよな。そういえば「メイデン」さんが気になるツイートしてたな。

 スレイヤーは初回の2006年以降、09年、12年、15年にラウドパークのヘッドライナーを務めている。ラウドパークはスレイヤーのためのイベントと言っても過言はあるまい(?) 俺は2009年以降、ラウドパークで欠かさずスレイヤーのパフォーマンスを体験している。
 思い起こせば俺のスレイヤー初体験は1987年だったな。残念ながら2階席だったが。1階の部分も立ち見エリアなど無かったが(あるわけない!)

 スレイヤーのメンバーも皆さんいいお歳だからいつまでもあんな激しいライブは無理だろうし、もしかしてこれが最後になるかもしれないと思ってチケット早めに買っておいたよ。
 他のバンドは・・・やっぱ知らないのが多いな。BRUJERIAってゆうのは面白そうだな。二日目はマイケルシェンカーが出るのか。観たい気もするけど我が家の大蔵省の許可が下りないだろうなあ。OUTRAGEも出るのか観たいなあ。
 二日目は他にも一般的に評価の高いメタルバンドが出るようだが・・・悪いけど興味が出ない。メタルだから何でも観たいってわけじゃない。そもそも昔から「ヘヴィメタル」ってゆうジャンルに拘ってない。いろんなジャンルのロックをつまみ食いしてたし。スレイヤーが好きな理由は、メタルだから、スラッシュメタルだから、ではない。スレイヤーはスレイヤーだから好きなんだよ(笑) 理由なんか見つけられない。
 だいたい「ヘヴィメタル」と言われているバンドにも様々な音楽性があって、一概に「これぞメタルだ!」と言える定義など無理ってゆうか無意味だろ。二日目のトリのマイケルシェンカーだって、「メタル」の中に入れていいのか疑問だ。
 もっとも、メタルの王道(笑)ってゆうか・・・一部の(多数かも?)メタルファンからそのように称えられているバンドもあるよな。たとえばジュータスプリーストとか、マノウォーとか。肩肘張ってる系の・・・。


 というわけで2017年10月14日、持ち物はチケットと小銭入れ(無理矢理千円札を数枚押し込んだw)と「ガラホ」だけ、手ぶらだ。タブレットは持っていかないよ。モッシュピットで壊れるかもしれないからね。「ガラホ」じゃポケモンGOできないけど仕方ない。だから朝のうちに近所のポケジムを攻めようと思って・・・予定より遅くなっちゃった。
 ちなみに2016年はULTIMATE STAGEの2番手にALDIOUSってゆう女の子バンドが出たようだが(遅刻したから観てない)、2017年はオープニングアクトか(遅刻したから観てない)。格下げか?
 ところで巷ではLOVEBITESってゆう女の子バンドが話題らしいね。YOUTUBEで観たけど、たしかに上手いねえ。あんまり興味湧かないけど。別に女の子だけ集めてバンド作る意味は無いと思うけどな。男女混ざってる方が自然じゃん。そりゃ観てて楽しいけどさ。関係ないけど「けいおん!」は面白かったけど「バンドリ」はつまんなかった。一回観ただけで止めたw

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 そういうわけでちょっと遅れて入場しアリーナに降りたら、BEYOND THE BLACKってゆうの始まっていた。ちょっと気に入った。カッコイイ姐さんだな。

 それじゃオフィシャルバーでドリンク券をビールと交換して、喫煙所で時間稼ぎするか。今回も知らないバンドの方が多いし。今回も前回の2016年と同様、そんな混雑してないな。2015年の混み方が異常だったんだよね。ケバブの行列短いから今のうち食っとくか。だけどBRUJERIAのとき戻しちゃうかもw
 ちなみに今回はステージの目の前、ULTIMATE STAGEBIG ROCK STAGEの間に「プレミアム専用ビューイングエリア」が設けられた。プレミアムチケット買った客だけが入場できる。3万円だってさバカ。ただでさえ柵だらけなのにますます狭くなるだろ。どうにも潟Nリエイティブマンプロダクションは、売り上げのためにいろいろ試行錯誤しているようだが客を楽しませることには無頓着のようだな。


 というわけでメキシコのバンド、BRUJERIAが登場!なかなか過激で気に入ったぞ。


 もちろん俺もトランプくそやろう!と合唱したよ。この、ノンポリ&リア充が集うイベントを、一瞬にして反米・反トランプ決起集会に変容させた功績は語り継がれるであろうw

 ウィキペディアを見てみると、ジャンル的には「グラインドコア」って言うんだって。それってスラッシュメタルとかデスメタルとかエクストリームメタルとは違うの?ラウドパークに何度か出演しているNAPALM DEATHもこのジャンルなんだって。「ハードコア・パンクから派生した」ジャンルだそうだが・・・なんつーか「様式美」を求める人々には決して受け入れられない音だよな。俺は好きだけどさ。
 ところでさ、スラッシュメタルが台頭したあたりからメタルとパンクの境界線が曖昧になっているよな。両者はどこがどう違うのか、どう区別したらいいのか。・・・どんな演奏したいのか?どんな音を出したいか?と、何を歌いたいか?何を訴えたいのか?・・・という方向性の違いがあるんじゃないかと思ったりして。もっともさ他のロックファンは違うかもしれないけど俺の場合、スラッシュメタルの曲を聴いたときも、明らかにパンクな曲を聴いたときも、俺の雑な脳は同じ部分が反応しているようだ(笑)
 どういう切り口だろうと・・・音の完成度を求めるバンドだろうと、メッセージ性のあるバンドだろうと・・・好きなもんは好き、理由なんかない。もっともこの辺を明確に区別する人も多いよな。メタリカは聴くけど他のスラッシュメタルは嫌い、スレイヤーまでは許せるけどSUICIDAL TENDENCIESあたりまで行くと受け入れられない、とか。まあ個人の趣味趣向の問題だろうけど。そもそもメタル/ハードロックの良さってなんだ?曲の良さ?印象的なリフ?かっこいいリードギター?それとも暴れたくなるようなツーバス?分かんねえ。聴いて気に入ればそれでいいんだよw
 ともかくBRUJERIAかっこよかったよ。さて休憩、あと一杯だけビール飲むか。そういえばOVERKILLも出てたな。スラドミで観たけどあのハイトーンヴォーカルがちょっと好みじゃない。


 BIG ROCK STAGEに出演するスレイヤーを前方ブロックで観るには、このステージにおけるトリの一つ前のバンドが出演している間に入っちまえば確実だろう。2015年が際どかったからな。チルボドが終わって入場規制が解かれると一気にドドーっと入っていったし。もうビールは我慢だ。毎度のことだがただでさえ小便近いクセにビール何杯も飲んじまうんだよw
 というわけでALICE COOPER師匠の登場だよ。古いロックに疎い俺だって名前は知ってる。この曲だけは知ってる。古希を迎えて「スクールズ、アウト!」とシャウトするんですか、お疲れ様でございます。有名な曲って他にもあるんかな。曲以外のいろんなパフォーマンスというか話題作りで生き残ってきたんじゃないの。違ってたらごめんなさい。ギロチンショーは面白かったよ。まああの歳で頑張ってるのは偉いよね。それにしても次はノルウェーのブラックメタルのバンドと、トリはスレイヤーだよ場違いすぎて可哀想だよ。サマソニとかに呼べばよかったのに。ちなみにアリスクーパーやってる間も念のためトイレに行ったがちゃんと戻ってこれた。

 そしてULTIMATE STAGEにEMPEROR登場。すごいエクストリームな音だねえ。あんまり好みじゃないけど、とにかく上手い、迫力たっぷり、凄すぎ。ブラックメタルの大物らしい(あんまりおどろおどろしい感じじゃなかったけど)。そりゃそうとラウドパークって時々ブラックメタルのバンドが来るなあ。2012年の”1349”はけっこう気に入ったな。2013年の”BEHEMOTH”は気に入らなかったな。
 あんまり好みじゃないけど、ちょっとだけヘドバンしたくなったな。だけどこっち側は静かだ。葬式みたいに静まり返っている(笑) 2015年にはスレイヤー待機中に反対側にアーチエネミーが出てきたら驚いたことにサークルが発生したけどさ、あの時とは対照的だ。そりゃ普通の(?)スレイヤーファンだったら普段はブラックメタルとか聴かねえよな?

 ところで、ブラックメタルのミュージシャンらが数多くの重大な犯罪を重ねたことは周知のことだろう・・・。あの人たちの場合は、ヤバイ薬をキメてたとか酒飲んで暴れたとか国家権力と闘ったとかじゃなくて、殺人とか教会放火とかだからね。ヘイトクライムじゃんかよ。一部にはナチズム、レイシズムに染まった人物もいるとか。
◇ ブラックメタルの名のもとに起きた衝撃的な10の事件 カラパイア
 どれもこれも恐ろしい事件ばかりだが、一番嫌なのは、メイヘムってバンドのヴォーカリストが散弾銃で頭を撃って自殺した時、その現場に駆け付けたバンドのメンバーが脳漿の飛び散った遺体を撮影し、その写真をアルバムジャケットに使った件。よくそんなことが出来るねえ。

 このエンペラーも犯罪と無縁ではない。ギタリストのサモスって人は教会放火の共犯で実刑判決を受けた。元ドラマーのファウストって人は殺人や放火などで懲役14年(9年間で釈放)だとさ。このバンドは2014年にも来日公演を行ったそうだが、ファウストにはビザが下りず別のドラマーを連れてきたそうな。
 なんだかすごいねえ。ブラックメタル自体あんまり興味ないけど、こういう背景を知っちゃうとますます引くなあ。そりゃそうとエンペラーはすっげえ迫力だった。トリのバンドが食われちゃったかも、と思ったけどそれは全然杞憂でした!
(つづく)
posted by 鷹嘴 at 00:16| Comment(0) | ヘヴィメタルとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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