今年の夏休みの旅行はどこに行くか決められなかった。というか俺には全くアイデアがなかったが、同居人が上海に行きたいなどと言い出した。昔上海に観光旅行に訪れ、鉄道で蘇州などへ行った思い出があるという。恐らくその当時の相手との旅行だった思われるが。昔はけっこうもてたらしいw
同居人がネットで見つけたツアーに申し込む段階になってパスポートが切れていたことに気付き慌てて更新手続きをするなど不手際があったので諦めモードだったが、と思っていたが、なんとか間に合った。
ところでいくつか懸念事項があるんだよね。中華人民共和国はグーグルもツイッターもポケモンGOも出来ねえんだろ。ツイッターやポケモンGOは惰性でやってるだけだが、Gメールも使えねえってことだろ。こんな俺でも同志の皆さんと多少は連絡とり合ってるんだよ。当然グーグルマップも使えねえよな。迷子になっちゃうぞ?
それにさ「マギレコ」はどうなの。2周年記念の無料ガチャの真っ最中じゃねえか。しかも9月6日からは再びアルティメットまどかピックアップガチャが始まるじゃねえか。今度こそアルまどのメモリア枠を4枚にしたい!帰国する日だから間に合うけど少しでもマギアストーン稼いでおきてえじゃねえか。
そもそも俺のタブレット、現地でネット接続できるの?ホテルじゃ無料Wi-Fi使えると思うけど。外出先はどうかな。まあ申し込んじまったんだから仕方ねえけど。
■ というわけで2019年9月1日に18:30に羽田空港を出発し、約2時間後に上海浦东国际机场(上海浦東空港)に到着。上海は日本と1時間の時差がある(上海が1時間遅れ)。添乗員なし、往復の航空券と宿泊費のみ、ホテルまでの送迎もない。同居人によると送迎を頼むと2万円くらい高くなるから断ったんだと。ヤバイかも。2015年5月に北京に行ったときも送迎を断ったんで、ホテルまで行くの大変だったぞ。どうしようもなくてタクシー乗ったらかなりの出費になっちゃったし。
空港から上海地铁2号线(上海地下鉄2号線)の浦东国际机场站(浦東国際空港駅)に向かったが、まず券売機で手間取った。羽田で日本円を中国元に両替したが(1元=15円くらいだったっけ?)、100元紙幣だけだから券売機に入らねえんだよ(通りがかったオジサンが教えてくれた)。窓口で両替しカードを購入し、やっと改札を通過。ちなみに改札には有料の娯楽施設に入るときのようなバーがあり、カードを機械にタッチして身体で押せば動く。うっかりするとチンコに当たって痛いから注意。もう疲れた。先が思いやられる。このカードは降りる駅で改札の機械に吸い込まれておしまい。
ところで2015年に北京に行ったとき地下鉄の改札の手前や天安門広場に入るときに空港にあるような検査の機械に荷物を通すが、上海も同じだった。めんどくせえ。そりゃテロ警備ってゆう理由は分かるが、そもそもなんでこんな過剰な警備しなくちゃならなくなったのか、考えてほしいね。
地下鉄のはずだけど、郊外だから駅と駅の間がかなり離れてるし、どうもこれ地上を走ってんな。ホテルのある静安寺站まで1時間以上かかった。ちなみにこの地下鉄でも無料Wi-Fiが使えるようだが、「手机番号」(携帯/スマホの番号)を入力してくださいとメッセージが出て、いろいろ試したがダメだった。
静安寺站を出てタブレットを開き、グーグルマップのスクリーンショットを頼りにホテルを目指した。何しろスクリーンショットだから紙を持ってるのと同じだ。Wi-Fiのルーターをレンタルして持参すればグーグルは接続できたかもな。
羽田空港でライターを放棄せざるを得なかったので、通りがかったローソンでミネラルウォーターとライターを買った。ってゆうかホテルどこ?疲れたなあ昨夜は夜勤だったし。やっと到着したと思ったら、ホテルマンに「チガウホテル」と告げられた。お恥ずかしい。申し訳ないことに私たちが泊まるホテルまで案内していただいた。かなり大きなホテルだなあ。日本人観光客も多いようだ。
そんでチェックインして、早速ホテルのWi-Fiに接続してみた。明日は月曜だから同行者に予定を全て任せているが(お目当ての所が月曜休館だからね)、一応下調べ。グーグルが繋がらないなら百度で検索すればいいでしょうオホホ!ちなみにミクシィも接続できなかった。ポケモンGOは起動すらできなかった。シーサーブログは繋がった。マギレコもOK。ちょっと重いけどまあいいいや。
■ 翌日、上海地铁に乗り10号线の豫园站で降りた。ちょっと土砂降りだなあ。同行者の折り畳み傘しかないから、駅の出口でビニール傘を買った(売店ではなく、おっさんが道端で勝手に売ってる)。

豫园(豫園)は賑やかな観光地

途中から有料の庭園に入った
こちらの猫さんを観光客の皆さんが撮りまくり
昼食は大きな食堂で、点心や春巻きなどを食った。もちろんビールも。日本でもよくあるような、先にトレーに食べたい物を乗せてから会計をする方式、外国人観光客にも便利。ちなみにアルコール類のない店も多いよ。以前訪れた台北もそうだったし。俺のようなアル中予備軍には不便だな・・
余談だが・・・以前北京を訪れたとき、横断歩道もうかうか渡れないなあ、轢かれそう・・・と感じたが、上海はそこまでひどくなかったが・・・ところで広い道路の左側の歩道を歩いていて、交差点が青信号になって横断歩道を渡っているとき、交差する道(自分から見て左側)の直進したい車は停まっているが、右折する車はどんどん進んでくるぞ。路線バスも進んで来るので、そういう交通法規なんだろうね。
ちなみに上海の原チャリは音がしねえな?バッテリーでモーターを駆動しているんだろうね。ヘルメットをかぶっていない人が多いな。歩道も走ってるぞ。日本で言う電動自転車のような扱いなのかな?
ちなみに北京に行ったときは、あちこちでおっさんおばさんの怒鳴り合いというか喧嘩を目にした。大きなお寺でおっさんが勝手にアイスとか売ってて、お寺の職員だかなんだか知らないけど「こら!勝手に商売するな!」って怒鳴りながらアイスを入れた段ボールを叩いてるし。狭い道に右折して入ろうとしたおばさんが、道を間違えたらしくバックして戻ろうとしたら後ろから右折したい車が来て、そしたらおばさんが車から降りてきて「アタシはバックしようとしてんのにアンタが後ろにいたらバックできないじゃないの!」って怒鳴ってるし(もちろん俺は中国語は全く分からないが、状況的に彼らはそういうことを叫んでいたと思われる)。主張すべきことは頑として主張する習慣なんだろうね。俺みたいな大人しいダさいたま人はついて行けないなあ。上海はそうでもなかったが。多少は目にしたが。
ちなみに電車から降りるとき、さっさとしないと降りられなくなるよ。乗る人がどんどん乗ってくるからね(笑)ちなみに駅のエスカレータは関東地方と同様に右開けの習慣があるようだが、右側で歩かず止まっている人も多かった。この点は日本よりマナーいいな。
■ メシ食ったのでそろそろ豫园站に戻ろうとしたが・・・迷子になっちゃったな。雨空なので方角も分かんない。ホントだったら(?)グーグルマップで自分の居場所も目的地も分かるはずなのに。Wi-Fiのルーターをレンタルしてれば、グーグルマップがダメでも百度の地図が見れるのに。仕方ないな、どうせ上海博物馆に行くつもりだったからタクシーを拾った。大した距離じゃなかったけど安かったなあ。同行者曰く、見どころのある博物館らしい。
ところが月曜日なので上海博物馆は休館だった(笑)事前に少しは調べておけばよかった。いつもこうだよ。さて、ホテルに戻るには早いし、外は大雨だし、どうしよう。取りあえず人民广场站(人民広場駅)の地下街に入った。「香港名店街」という地下街です。いろんなお店があるな。ちょっと小腹が空いたので「牛肉面」を食べた。美味かったけど余計な薬味を口に入れてしまい、辛さでムセちゃった。ちなみにここの地下街は、パスワードとか携帯番号の送信とかの手間もなく無料Wi-Fiが繋がった。
そしてまた地铁に乗り13号线の江宁路站で降りて玉佛寺(玉仏禅寺)を訪れた。中国では仏像に手を合わせるとき、跪いて何度も頭を下げるんだね。跪くための台もあるし。それにしても中国人も日本人も金ぴかの仏像とか寺院とか好きだねえ?
静安寺站に戻り、地下道で繋がっているデパートをウロウロして、そろそろ夕飯だな・・・最上階のレストラン街で夕食にしようと思ったが、高そうな店ばかりなので、結局地下街の回転寿司にした(笑)それからホテルに戻って無料Wi-Fiに接続してタブレットで撮影した写真をブログに載せた。ツイッターもミクシィも出来ねえからシーサーブログが唯一の発信手段だったのさ。
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