※ ご注意:この投稿には映画「MINAMATA―ミナマター」のネタバレがあります!
2021年8月18日、伊豆下田の爪木崎海岸に行ったよ。
海水の透明度はまあまあだったけど、ちょっと波が高くて、あんまり沖には行けなかった。
米軍だか自衛隊だか分かんないけど、軍用機が何度も旋回してたぞ。空爆はされなかったけどさ。堕ちるんなら海の上に堕ちてね。動画撮って貼れば「バズる」かな?俺、炎上は時々あるけどバズったことはないw
この景色、何度か貼った気がするけど、また貼るぞ。柱状節理。
そして下田のホテルに泊った。安いから何度か泊まったことがあるぞ。目の前が穏やかな入り江だ。泳いでる家族連れもいれば、スタンドアップパドルサーフィン???の人たちとか、そのボードから落ちて這い上がるのに苦労してる人たちがいるはずだが・・・きょうは波が高いからな。
ホテルの食事は飲み放題食べ放題だったけど制限時間70分って短いかも?広い部屋に卓球台が置いてあったけど、たぶん昔は社員旅行とかの宴会用の部屋だったんじゃないの、コロナ以前にそういう需要は激減してたよな。そんで経営破綻して、廃墟になりそうなところを大手ホテルチェーンが「居抜き出店」して、徹底したコストダウンで営業してる、ってことかな。
俺は夏になれば毎年伊豆の下田や南伊豆を訪れているが・・・思い出すのは2018年、ホテルにチェックインすると同行者が温泉もそっちのけでテレビにしがみつき(高校野球の決勝)、俺は一風呂あびてマギレコ1周年記念ガチャを回し、見事アルまどを引き当てたことを思い出すな(ちなみに完凸できたのは1年後、旅行先の上海のホテルにて)。
ところが毎年8月の記念ガチャで、いろやち、モキュ、今年はまどいろなど、それまでの常識を覆すような強力なキャラが登場してきて、非常に非常に苦戦しております。そりゃそうと悪魔ほむらいつ実装されるの?(ちなみに2022年4月、「悪魔ほむらちゃん」が登場、ちょっと悩んだけど引いた。完凸できなかったw)
翌朝、道草しながら帰ろうと思ったけど、窓から海を見ると、波が穏やかになってるな。じゃあ中木に行くか?
というわけで南伊豆中木のヒリゾ浜に行った。残念ながらこの日は透明度は低かったが、スノーケルつけてかなり泳いだ。
昼過ぎに出発、途中の店で昼飯。帰りは同行者に運転させようと思ったが・・・静岡県は8月8日からマンボウだからお酒は出なかった。
2021年9月2日、群馬県の老神温泉に行った。
関越道の駒寄PAで昼飯を食い、沼田ICで降り、国道120号に入った。沼田方面のスキー場はあんまり行ってないなあ。尾瀬岩鞍、玉原、川場くらいか。川場は近くていいよね。
チェックインするのは少し早いので道草。吹き割りの滝
ホテルの喫煙所は屋上だった。眺めが良くてタバコが進む(笑)
パズルが出来なくて、プー子にバカバカバカバ〜カっての言われた。仕方ないからネタバレサイト見たw pic.twitter.com/vkDHaOhfxb
— usachanたかぽん (@usachanko) September 2, 2021
翌日は日光方面へドライブ。
丸沼高原スキー場で滑ったことはないが近くを通ったことは何度かある。よくもまあ皆さん、ゴムのイボイボ?の上で上手に滑れること!しかし、こんな時期からシーズンインに向けて練習してんのか。上級者って大変だね?
湯ノ湖。温泉が流れ込んじゃってもったいない?
湯滝はすっごい迫力だった
二荒山神社から見上げる男体山
ところで、さる物知りから妙な話を聞いた。「お化けでなかった?老神温泉の近くにヤバいダムがあるよ」 やめてよ、そういう話・・・!
◇ 絶対に行ってはいけない心霊スポット?!薗原ダムへ!ここで何があったのか?
そういえば老神温泉も、廃業したままのホテルがあって、夜は歩きたくない雰囲気だったな・・・そりゃそうと、別に俺は怪談好きじゃないけど、日本中のダム、トンネル、鉱山跡地など大規模な土木工事が行われた現場で、怨霊くらい出てもおかしくないと思うな。
たとえば同じサイトにこんな記事がある。
◇ 常紋トンネルとタコ部屋…。誘拐監禁され強制労働させられた人々たち
さらにこういう記事もどうぞ。
◇ 殴る、蹴る、労働者を「生き埋め」に…明治の「タコ部屋」のヤバすぎる現実(朝里 樹) | マネー現代 | 講談社
◇ トンネルの壁から撲殺遺体が…「人柱」として埋められた、労働者たちの「無念」(朝里 樹) | マネー現代 | 講談社
これらの記事を読んでみて、「既視感」あるよね?なんか似たような話あったなって。あるなって。日帝が朝鮮半島から労働者を「募集」の名目で連れ出す際も好条件を提示したって話は聞くよね。誰しも、土木工事や鉱山のような3Kどころかいつ殺されるか分からない現場で働きたくないよな。だから資本側はあの手この手で勧誘し、一度入れたら抜け出せなくするんだよ。
このように日本では明治時代から(それ以前から?)、土木工事の現場や鉱山で、労働者が搾取され虐殺されていたわけで、もちろん昭和の戦時期も全く同じだった。
最近の日本政府は戦時中の強制連行のことを「徴用」だ、「募集」だ・・・という言い替えを押し付けているが、どのように言い繕うとも、事実上の奴隷制度に他ならない。単純な話、タコ部屋に押し込めるのが日本人だけでは足りなくなっただけだ。そのような奴隷労働の現場を、悲惨な歴史を隠蔽したまま「世界遺産」の認定を得て観光客を呼び寄せようとは、人間として最低最悪じゃないの。
そして・・・現代では「外国人実習生」も、日本で技術を学べる、稼げる・・・と騙され、渡航費などの名目で借金を負わされ、パスポートを取り上げられ、最低賃金以下の重労働を強いられ、逃亡すれば収用される。この「外国人実習生制度」も単純な話、低賃金労働者が日本人だけでは足りなくなっただけだ。
日本とはこういう帝国主義国なのだが・・・もっとも俺のような日本国籍を持つ労働者も、正社員の地位は遠く、解雇あるいは契約解除の不安に脅え、社会保障も期待できない・・・という点で、搾取の末に捨てられる立場であるのは同じだ。日帝を美化したがる奴らは、かつての強制連行被害者や現代の外国人労働者の苦しみが、将来自分の身にも降りかかってくると覚悟したほうがいい。
2021年9月19日、またしてもクロスバイクで渡良瀬遊水地に行ってみた。
国道122号で行くのが早いんだけど、チャリンコで行くのにそれじゃ味気ないから、さいたま市内から第二産業道路(県道1号→県道5号)を北上し、見沼代用水が綾瀬川をくぐって東縁と西縁に分岐する「瓦葺掛樋跡」(かわらぶき かけどい あと)から見沼代用水沿いに走り、元荒川をくぐる柴山伏越や菖蒲支所(以前は菖蒲町庁舎)の前を通り・・・さらに見沼代用水沿いに長い距離を走れば利根大堰だが、今回は渡良瀬遊水地が目的だからグーグルマップを見ながら久喜市や加須市を通った。
彼岸花がきれいだったな。無惨様のご期待に沿えず申し訳ございませんが青い彼岸花は発見できませんでした!菖蒲町もとい久喜市にて
ちなみに柴山伏越近くの常福寺というところに井澤弥惣兵衛為永(見沼代用水を計画した幕府の役人)の墓があり、その近くの公園で休憩してたら父親から着信があったことに気付き、母親の容態を知らされたことを思い出した。
加須市でラーメン食ったり迷ったりして、渡良瀬遊水地に着いたのは15時頃。
谷中村役場跡
延命院共同墓地と雷電神社跡。足尾銅山の鉱毒と闘った農民のように、田中正造のように闘うことを誓いつつ、チャリをこぎ出した。帰りは最短距離で行くつもりだったがグーグルマップ見てるのに道に迷い、気が付きゃ真っ暗。21時ごろ帰宅。チャリンコで行くのはこれで最後にしようかな・・
2021年9月27日、映画「MINAMATA―ミナマター」を観た。(この映画のネタバレがあります!)
・当然ながら映画だから様々な脚色がある。チッソ水俣工場がSF映画に出てくるような巨大で異様なプラントだったり、ユージン・スミスと奥さんと支援者がスパイ映画みたいな活躍をするとか。現像してた小屋が焼かれたり、ネガを盗んだ奴があとから返しに来たり、とかも創作だよな?
・チッソの社長がユージン・スミスに「サイクレーターで廃液の汚染は除去されています」と言うシーンがあるが、そもそも1968年にチッソ水俣工場でのアセトアルデヒド製造は終了している。(ちなみにサイクレーター装置は有機水銀除去の効果は無かった)そもそもユージン・スミスが水俣を訪れたのは1971年。そもそもなんで社長が水俣工場にいるんだよ?
・1971年にユージン・スミスがチッソ水俣工場でチッソ社員に暴行を受けたように描かれているが、実際の事件は1972年、チッソの千葉県五井工場。
・彼がチッソ水俣工場を訪問した際に勝手に探し回って猫実験の資料を発見するとか、1971年に彼が水俣で撮影した写真が「LIFE」に掲載されたため水俣病が一気に全世界に知れ渡りチッソも被害者への補償を決断せざるを得なかった・・・というような描き方はどうかと思うが。(猫実験で水俣病の原因がチッソの廃液だと判明したことは、1970年の裁判で明らかになったという)
環境庁が水俣病認定の基準を下げる「四六年判断条件」を示したのは1971年8月、しかしチッソは補償を拒んだ(しかも1977年の「五二年判断条件」によって、水俣病認定は更に困難になってしまった)。被害者は粘り強く闘い続け、東京のチッソ本社や工場で交渉を求めることもあった。ユージン・スミスも五井工場に同行した際、チッソ社員に暴行を受けたのである。こうした経緯を無視するストーリー展開だ。
このように突っ込みたくなる部分が多いが・・・世界的なカメラマンだからよっぽど立派な人物かと思ったらただのアル中だし、しかもなんか屈折したジジイだし、女房と子どもに捨てられたし・・・そういう人物像に加えて、「入浴する智子と母」を再現したシーンや、一眼レフカメラを渡されて喜びを隠せない表情を浮かべる、水俣病のため歩行が困難になった少年のシーンなど、味わいが深いというか心を打つ映画だからお薦め!
もう一つネタバレしとく。エンドロールで世界各地の公害病や環境破壊が紹介されるが、俺が知っていたのはインドのボパール化学工場事故、アメリカミシガン州フリント市の水道水汚染と、東電福島原発事故くらいだった。世界中で公害病と環境汚染は現在も進行している。資本主義の暴走を止められるのは、俺たち労働者人民の団結だ!
2021年9月28日、日勤だったが仕事でちょっとトラブルがあり・・・終電を逃した。この時期は居酒屋もファミレスで早く閉まってた。コンビニでビールとツマミ買って、歩いて、始発までブラブラしてた。寒かったよ。スーパー銭湯もあるがコロナの営業時間が短縮されていた。真冬だったら、この時期のようにどこも閉まっているようだと凍死するかもな。早くコロナ終息しないかなあ。マンボウのたんびに喫煙所も閉鎖されちゃうしw
始発で帰宅して寝て、夕方から夜勤のため出社して、夜勤明けに「まどマギ展」に行ってきた(別記予定)
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