2022年12月25日

政治家・安倍晋三の「功罪」のうち、唯一の・・・(2)

 (1)のつづき。まずは一般論だが・・・皆さんの職場にも下記のような迷惑な奴はいませんか?
 仕事の能力など無い。リーダーシップも無い。人格的な魅力も無い。むしろ嫌われ者。しかし、学歴or御用組合の力orごますりor何らかのコネで、管理職になっちゃう奴、世間に多いよな。
 仕事なんか出来やしねえんだからおとなしくしてればいいんだよ。判子をパンパン押してさ。なのに余計な口出しして、仕事が分かってないから見当違いの指示を出す。おかしなことを思いついて命令する。本当にヤバいことを報告しても理解する能力が無いから取り合ってくれない。あるいは立場上まずいことはもみ消しを指示する。
 当然反発が起きるが、まともに反論できず、はぐらかしたり開き直るだけ。それにこういう奴らって、たいてい職業上の倫理観に乏しいよな。責任感ないし、自分の失敗を認めないし、開き直るし、自分が指示したクセに部下に責任押し付けようとするし、平気でウソをつく。ウソをついても許される立場だと思い込んでるのかな。そういえば国会での虚偽答弁118回の宰相もいましたな。

 自民党の政治家が答弁にまともに答えようとしないのは、小泉のころから目立ってきたような気がする。「自衛隊が派遣されているのが非戦闘地域」とかさ。安倍になってからどんどんひどくなったよな。こういう政権トップの態度が、全国的に浸透したような気がするよ。
 ちょっと古い話だけどさ・・2017年11月26日に都内で行われた星野文昭さんの無実を訴える集会から、弁護団の鈴木達夫弁護士の発言を引用する。鈴木弁護士が星野さん仮釈放を求めて、香川県高松市(星野さんは徳島刑務所に収監されていた)の更生保護委員会と交渉した際、その不誠実さに呆れたという。
 保護委員本人は現れない。総務課の課長などが対応するが、いまの日本の官僚制度はどうしようもない腐敗で満ちている(と、感じた)。
 地方の、そういう委員会の課長までがですね、国会の答弁を、目を皿のようにして見ているのか、同じようなふさげた答弁しかしない。
 (国会でのモリ・カケ問題に関する答弁に)だいたい事務次官級が出てくるが、およそ答弁をはぐらかす、真っ向から答えない、逃げだけ、なんの理屈もない、まさにあれが権力そのもの。それで許されてしまう。そういうところが一気に全国に広がっている


 たしかになあ、と思ったね。こういう安倍政治の影響を、国家権力と闘う鈴木達夫弁護士と同様に、おこがましいが俺のような末端の労働者も感じてたのさ。


 安倍のような奴らに出来ることは、「上の指示に従えないなら異動してもらう」という恫喝だけだ。中身がからっぽだからな。そういう地位にいる、という以外に何もない。脅ししか出来ない。
 安倍晋三という男には、内閣総理大臣を任されている、という立場以外なにもなかっただろ。無茶なことを通そうとしてるのに、言葉で説得できないから(できるわけないよな)力で押し切るしかない。
 「公平な報道」をしないなら「電波停止」、を示唆したこともあったな。何が公正で公平だか知らんが、メディアが政権を批判できなくてどうすんの。公正な報道するべきなら、公正さが無い安倍政権を徹底的に批判しなくてどうすんの。
◇ 第2次安倍政権で「報道の自由度」は急降下…メディア制圧の数々を振り返る
◇ 高市早苗総務大臣の「放送法違反による電波停止命令を是認する発言」に抗議し、その撤回を求めると共に、政府に対し報道・表現の自由への干渉・介入を行わないよう求める会長声明
 (安倍官邸による)与党内でも政権に歯向かうと何をされるか分からないという報復的な手法により、政治をゆがませた (東大先端科学技術研究センター牧原出教授の指摘、7月9日東京新聞より)
 かつての自民党は異論を認める余地があり、官僚に圧力をかけたり、野党の主張を無視したりすることに慎重だったが、安倍氏はこうした美風を損ねた(東京工業大学中島岳志教授の指摘、同上より)
 もちろん官僚は逆らえないだろ。クビになることはないだろうが、どっかに飛ばされるかも。出世の道が閉ざされるかも。労働者にとって、自分の地位や評価が少しでも下がることは耐えられない。だから安倍の言う通りに動くし、言われなくても忖度するし、部下にもそのように指示するだろう。


 安倍政権が官僚を忖度させたのでないか・・・忖度があったかどうか分からないけど、どうにも不可解、安倍政権以前には無かった・・・と疑わせるような事例はモリ・カケだけじゃないよ。思い出した話を並べておく。それぞれ、リンク先から引用。

 ● 厚労省が行う「毎月勤労統計」という賃金の統計は、対象となる規模の事業所全ての統計が必要なはずが、2004年以降の東京都における調査は対象の3分の1のみのサンプル調査で実施していた。それ自体が不正だが、「抽出した数値を全数に近づける復元処理」も行っていなかった。その結果、賃金統計が実態より低くなり、失業保険や労災保険の支給額が低くなる。これが14年間も続けられていたので、追加給付は564億円に上るという。東京は人口が多いし大企業も集まっているから影響が大きいだろうな。
 これが発覚したのは2018年の年末だが、厚労省は直ちに対応しなかったため、2018年の年末に2018年度予算が修正されるという、わけの分からん事態となった。
 これは国会でも追及されが、安倍は
 「アベノミクスの効果を誇りたかったら、賃金が上がったように見せかけたいでしょ!賃金を低く見てたんだから逆でしょ!」
 と反論した。それはもっともだな。それに安倍政権の前から行われていたことだし。

 ところで2018年6月の現金給与総額は突然、前年比で3.3%も上昇した。しかしこれは厚労省が「三分の一のサンプルに3倍補正」を「こっそりと」行った結果だった。3分の1のみのサンプルデータを単純に3倍にしたってことか?だったら2004年まで遡って全てのデータに同じ補正を行ってから比較しなきゃいけないよな?
 野党から指摘を受け、厚労省は東京都の分について再集計したところ1.4%の伸びだった。しかしこの数値にも指摘がある。安倍政権が「アベノミクス」などと唱え始めた(2013年あたり?)のち、2017年までの賃金伸び率は1.4%だったが、2018年の1年だけで同じ1.4%だ。
 このカラクリは、2018年はサンプルを半分入れ替えて高く出るようにした上で、そしてそのデータを2017年と比較したせいだった。野党は「別人の身長を比較しているのと同じ」と指摘。野党による試算では、2018年1月〜11月は、6月と11月を除き前年同月比でマイナスである。ちなみに厚労省は2018年1月からは日雇い労働者を調査の対象から除外している。

 蛇足だが安倍は「アベノミクス効果で賃金上がり続けている」「中小企業も賃金が上がっている」などと言い続けていたが、それは「連合」の調査によるもの。連合傘下の労組って、大企業がメインじゃないの。もちろん中小企業の労組もあるかもしれないけど。ちなみに俺の会社は労組自体が無いんですけど。
◇ アベノミクスは嘘だったのか? 「毎月勤労統計」不正の影響を政治家の発言から追う | 文春オンライン
◇ 「毎月勤労統計」不正問題で暴かれた、アベノミクスの化けの皮 - まぐまぐニュース!
◇ 毎月勤労統計とアベノミクス - 一人ひとりが声をあげて平和を創る メールマガジン「オルタ広場」(2019.2.20)

 ● 「裁量労働制」・・・要するに労働者を死ぬまで働かす制度に関する労働時間の統計も不可解なものだった。
 ざっくり言えば、2018年1月の国会で安倍は「裁量労働制」に関して、
「厚生労働省の調査によれば、裁量労働制で働く方の労働時間の長さは、平均な、平均的な方で比べれば、一般労働者よりも短いというデータもあるということは、御紹介させていただきたいと思います」
 などと言い放ったが(2月の国会で撤回、謝罪)、
 その数日後に当時の厚労省が「平均的な一般労働者の労働時間が9時間37分、企画業務型裁量労働制の労働者は9時間16分」と答弁した。

 しかしこの、「一般労働者の9時間37分」というのは、一日の法定外時間外労働の「平均とされる」1時間37分に、法廷労働時間の8時間を足したものだった。これおかしいだろ。8時半始業、昼休み1時間、17時終業、昼休みを除くと実際の勤務時間は7時間半・・・というような事業所はいくらでもあるだろ。
 しかも安倍は「平均的な・・」と言うが、「平均的な者」とは、「調査対象月において最も多くの労働者が属すると思われる時間外労働時間数の層に属する労働者のことをいう」、つまり、労働時間の分布図における頂点の部分の話だった。つまり労働時間の平均とは違う。普通に「企画業務型裁量労働制」の平均労働時間を計算すれば10.6時間になる。
 まあ普通に考えて、労働時間が決まっている仕事より、時間決まってないけど実績は挙げなきゃいけない仕事の方が、労働時間が長くなるに決まってるよな。
◇ 糖衣が剥がれ落ちた「働き方改革」


 ● 「建設工事受注動態統計」を行うため、建設業者は毎月の受注額を国交省に報告することになっているそうだが、たとえば業者が1月分と2月分の報告を忘れていた場合、3月分も合わせて報告させるが、なぜか国交省はこれを3月だけの1ヶ月分として集計。これだけなら統計としては不正確だか金額的には同じだよな。しかし、1月分と2月分については推計値を計上していたため、1月から3月までの3ヶ月分に、5ヶ月分が計上されてしまった。2ヶ月分余計にプラスされたんだよ。
 さらには、未提出の業者分については、提出した業者の平均値を推計値として計上してたそうな。平均値ですか。儲かってない会社もあるだろ。うちの会社みたいな。アベノミクス効果を宣伝するのに絶好のデータになったでしょうな。
◇ アベノミクスの“成果”はすべて虚構! 国交省不正統計13〜19年度も巨額カサ上げの衝撃|日刊ゲンダイDIGITAL
◇ 国交省の統計書き換え問題はアベノミクスへの忖度か、それとも本当に凡ミスか | DOL特別レポート | ダイヤモンド・オンライン
 国の統計ってゆうのは、厳密に正確に行わなければならないもんじゃないの?政治家への忖度によって歪められるようじゃ、今後一切信じられなくなるね。

 ● これは違う分野の話。2015年11月、日本の戦争犯罪を語る集会で発言するため12人の中国人遺族と弁護士が招かれたが、ビザが発給されず入国できなかった。このような集会ではいつも普通に、中国人受難者や遺族が来日して発言してたし、このとき来日予定だった方々は以前は普通に入国していたそうだが。
 2015年だからな、集会のタイトルに「戦争法の廃止を求め・・・」となっていたので、余計な大人の事情(?)が働いたのかも?
◇ 外務省が集会参加予定の中国人12人にビザ発給せず――細菌戦被害者ら入国拒否


 それと、話は変わるが「アベノマスク」はもちろん俺んちにも届いたよ。一度も使った記憶がない。普通に考えれば輸送だけでも、保管してるだけでも、相当な費用がかかると想像できるだろうに。誰か猫の首に鈴をつけてほしかったな。鈴をつける前に食われちゃうかな。
◇ アベノマスク「失敗」、全国一斉休校「疫学的に意味なし」 対応の関係者証言:中日新聞Web
  一世帯当たり二枚配布された「アベノマスク」。使い捨てマスクが不足する中、厚生労働省や経済産業省と事前調整なしに首相周辺で決められた。配布に時間がかかったこともあり、国民からはマスクより緊急経済対策や現金給付を求め批判が続出。官邸スタッフは「総理室の一部が突っ走った。あれは失敗」と証言した。


 「アビガン」研究も無駄だったね。2022年8月22日・東京新聞【こちら特報部】より引用。
 2022年4月に安倍は(初めて緊急事態宣言を出した際の)記者会見で、アビガンがコロナの「症状改善に効果が出ている」と述べた。しかし同年12月の厚労省の専門部会では「有効性を証明できない」として未承認になった。
 しかし、「医師の管理下で服薬管理する観察研究という手法で、希望する患者への投与は続けられた」。そして2021年12月、厚労省はこの「観察研究」中止を発表。
 東京新聞が厚労省にアビガン使用実態を情報開示請求したが、投与した人数や投与した数について医療機関が回答した部分は黒塗りだった。不開示の理由は、情報公開法五条五号を根拠にした「不当に国民の間に混乱を生じさせるおそれがあるため」というものだった。
 東京新聞が厚労省に、「国民の混乱とは医療機関を指すのか」と問い質したところ、担当者はあっさり認めた。ちなみに以前は課長や課長補佐が応対していたが、このとき出てきた担当者は「上は有事の対応で、僭越ながら私が対応させてもらったが、上と相談しながら厚労省の方針ということでお答えさせていただいている」などと繰り返したそうな。
 医療事故被害者の遺族であり、医療情報の開示を求める市民団体の代表を務める男性は、次のように指摘する。
 当時も国が情報を隠す言い訳は、『患者が不安がるから』だった。厚労省の姿勢は30年前に戻っている。情報を共有し、患者と共に医療を進めることが大切だ
 薬はひとつ間違えたらウイルス以上に怖い。薬害の歴史をもう忘れたのか
  権力者の気まぐれ一つで、効果が出ないどころか薬害が発生したら目も当てられないな。

 そもそもアビガンは新型インフルエンザの飲み薬として開発された。コロナに効果があるか分からない段階で安倍は、159億円かけて200万人分アビガンを備蓄すると宣言。今年4月の参院厚労委員会で福島瑞穂議員が「総理の鶴の一声で決めてよかったのか」と質したが、厚労省側は「危機管理の観点から治療薬の候補として購入した」と答え、「アビガンの備蓄を変える姿勢も示さなかった」。安倍が辞めたあとも誠実な答弁は出来ないんだなあ。
 未承認薬の使用を認め続けた厚労省の姿勢は、官邸からの指示か官僚側の忖度があったのではとの疑念を生む
 官僚の忖度は昔からあったが、『官邸一強』の安倍政権は、忖度の有無が出世に直結するという歪んだ政・官関係を生み出した。アビガン観察研究はその象徴的事例ではないか(古賀茂明氏)
 以上全て2022年8月22日・東京新聞【こちら特報部】より。
◇ 安倍首相が推しまくるアビガン「不都合な真実」 | The New York Times | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
◇ <新型コロナ>アビガン有効性示せず ウイルス減少率 差なし:東京新聞 TOKYO Web
◇ アビガン治験、月末で打ち切り オミクロン株では効果の検証難しく:朝日新聞デジタル


 余談だが、安倍はモリ・カケ・サクラでスリーアウト!ってゆうかこのうち一つでも完全アウトのはず、まだ辞める気ねえのか?とイライラさせてくれたな。
 2019年には、国会で共産党から「桜を見る会」の資料を要求されたその日(2019年5月9日)に、招待者名簿をシュレッダーで裁断させておきながら、あとからそれを追及されると、「障害者雇用の職員は勤務時間が短いから勤務時間と調整して、大型シュレッダー予約できたのが5月9日になった」と、わけの分からん言い訳してたな。別に障害者、って言う必要はないし。
◇ 安倍首相、名簿のシュレッダー処理「担当は障害者雇用の職員」と答弁 批判相次ぐ | 毎日新聞
◇ 「桜を見る会」シュレッダーが話題 40秒で1千枚細断:朝日新聞デジタル
◇ 首相の「桜を見る会の名簿廃棄は障害者職員」発言に抗議 「障害者をダシに使うな!」:東京新聞 TOKYO Web
 素朴な疑問だが招待者の名簿って、そんなに何百枚もあるわけ?普通の事務所のシュレッダーじゃ無理なわけ?そりゃ俺の会社はケチだからシュレッダーも古くてあんまり続けてやってると過熱して使えなくなるけど(笑)
 それに、桜を見る会が終わったらすぐ廃棄しなきゃいけないんだったら、次の日にシュレッダーかけなくちゃなんないんじゃないの? もう一つ素朴な疑問だが、廃棄していいの?紙の保存場所が足りなかったら、エクセルだかPDFだか、電子データだけでも残すべきじゃねえの。SDカードだったら文書どころか画像もいっぱい保存できるぜ。だってさ、どんな奴を招待してたのか証拠残しておくべきだろ。統一教会の関係者とか。
 まあ、安倍の言い訳なんか誰も信じないけど。虚偽答弁118回の人だし。
◇ 「118回ウソ」証拠なき弁明 安倍氏「後援会が契約」認める 「桜」答弁訂正:東京新聞 TOKYO Web


 森友学園問題についての開き直りもひどかったなあ。次の記事から引用する。
◇ 《森友公文書改ざん》「安倍さん、あなたは夫を3回殺しました」赤木雅子さんが憤る理由 | 文春オンライン
 「赤木ファイル」には、「現場として(森友学園を)厚遇した事実もない」という文言がある。産経新聞がこの部分を捉えて、森友学園への国有地売却に関して財務省近畿財務局が官邸に忖度したわけではないだろう、という主旨の記事を書いた。
 安倍はツイッターで(秘書が代筆したそうだが)、その記事のコピーを(スキャナーで読み込んだのかな?)アップした。

 しかし赤木俊夫さんは公文書改竄の当事者だが、土地売却の当事者ではない(売却の翌月に担当部署に配属された)。だから「厚遇した事実もない」というのは、「売買交渉に携わった上司が俊夫さんに伝えた内容だろう」。
 その後、赤木さんだけを残して、その上司を含めて全員が異動していった。国有地取引に関する資料も職場から消えた。赤木さんは「(問題の国有地を)大学に売ったらよかったんや」と不満を漏らしたという。大学というのは国有地の隣にある大阪音楽大学のことであり、森友学園より先に7億円を提示したというが、森友学園への売却額は1億3400万円。「これが厚遇でなくて何だろう」。
 ところで安倍は死んだが、佐川って奴はどっかに天下りしてんのかな。
◇ 「赤木ファイル」−全518nを読む 佐川氏が改ざんを直接指示− - 社民党 SDP Japan


 というわけで、安倍のような権力者と、佐川のような官僚どもをのさばらしていたせいで、国の統計には不可解な操作が行われ、無駄な事業で税金が消えていった。安倍のせいでヘイトがのさばったのも大問題だし、安倍や官僚の不誠実な態度がお手本(?)になったのも大問題だよ。安倍政治が社会に残した傷は深いぞ。功罪のうち「功」も書くつもりなのに「罪」ばっかりで先に進めないなあ。
 そもそも安倍が国会議員になり、首相になったことが許せないよ。もちろん世襲議員だから地元じゃ強いだろうし(それも嘆かわしいことだが)、我々有権者の、有名な議員だから・・・自民党だから・・・みんなが支持してるから・・・何となく投票しちゃう・・・という選択も大きな要因だな。
 佐川みたいのが出世するのも悲しいよ。そりゃ安倍と違って有能な人物だったと思うが(たぶん)、上には評判いいけど部下にはパワハラする奴だったらしいぜ。出世するタイプってそういうのが多いよな。その部下だって昇進したいし、そういう上司に黙って従うしかない。
◇ 森友問題・佐川氏の“裏の顔” 関係者「部下に評判聞くと一言『パワハラ』」 (1/2ページ) - zakzak
◇ 部下に厳しく強気答弁パワハラ番付上位/佐川氏横顔 - 社会 : 日刊スポーツ
◇ 財務省「パワハラ上司ランキング」で同期最速の幕内入り、佐川前理財局長は「不運な男」?(1/2)〈AERA〉 | AERA dot. (アエラドット)
 それに最初に書いたように無能なのに管理職やってる人間が多いのも悲しいな。完全に無能ではないが佐川ほど世渡り上手?ではない、だけど佐川のように上司には媚びて部下にはパワハラ繰り返す管理職が多いのも悲しいな。そういう奴らの立場を守っている組織も悲しい。
 これらは全て、共通する社会構造と心理があると思う。こういう社会を変えていかなくてはならない。安倍が殺されたことに喜んでる暇はない。

 それにしてもねえ、安倍にしても佐川って奴にしても、人が死んでるんだよ、良心の呵責とかないんかねえ。もちろん洗いざらい白状してほしいけど、せめて首相も議員も辞めて(笑)、田舎とか別荘とかに引きこもるんだったらまだ可愛げがあるのに。「貴人、情を知らず」とは言うけど、まあこういう奴は世の中に大勢いるけどね。そういう奴らは、間接的にせよ自分のせいでどこかで誰かが苦しんでいてもなにも感じるわけがないな。
 (つづく)


 蛇足だが、籠池のおっさんは哀れだったな。熱心な安倍信者だったのに見捨てられちゃってさ。安倍大好きなネトウヨもいいかげん目が覚めると思ったけど、どうやら俺はネトウヨを買い被っていたようだな。どんなに極右だろうと、政権が見捨てるなら見捨てるし、どんなに「反日」であろうと、政権と仲良しなら批判しないもんなw
◇ 籠池前理事長「僕を切ろうとしてる」 首相の一言で反転:朝日新聞デジタル
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◇ 籠池被告が語る森友事件の真相 何がおこなわれてきたのか 長崎市で講演会 | 長周新聞
posted by 鷹嘴 at 12:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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