これから書く話は、既にメディアで散々報じられている件ばかり、目新しい話は無し。個人的な備忘録に過ぎない。なんとか2022年のうちに書き終えるつもりだったんだけど。もたもたしてるうちに様々な恐ろしいことが起こっている。岸田が、60年超の原発も動かすとか軍事費2倍にするとか言ってるし。常識のはずだけど機械や設備というものは、使っていても使ってなくても今まで故障がなくても、年月が経てばボロくなっていくんだよ。水分と潮風でサビだらけだよ。長距離ミサイル買うって、侵略戦争の準備かよ。そもそもアメリカに貢ぎつつ軍需産業を儲けさせるだけだろ。しょせん軍備ってのは税金を無駄に使うのが主目的なんだよ。政治家は死の商人とか宗教的なアレに操られてるんだよ。
市東孝雄さんの農地は、遅かれ早かれ強制執行させちゃうんじゃないかなあ、俺はまだ座り込みに参加してないから行かなきゃ、とか思っていたらやっぱりやられちゃった。農地もヤグラもパネルも離れも作業小屋も撤去されてしまった。許し難い暴挙だが、まだ市東さんの南台の農地の耕作権裁判がある。市東さんは強制執行の翌日から農作業に取りかかっているそうだ。闘魂ますます盛んなり!ところで成田空港の騒音訴訟が始まるらしいので支援したい。B滑走路延伸阻止、新滑走路建設阻止、そして成田廃港を目指す闘いが続く!
さて、本題・・
最初に言っておくけど・・・いわゆる「カルト」(その定義自体がよく分からん)と言われてしまうような宗教的・思想的・政治的団体の活動内容や標榜する主張自体について、とやかく言うつもりはないし、とやかく言われる筋合いもないよ(笑)
世間の目だとあやしい「カルト」かもしれんが、大真面目でやってるんだから、ほっといてほしい。たしかに毎月せっせとカンパしたり、プライベートの時間を割いて活動している姿は理解できないかもしれないが・・・それを言うなら、キャバ嬢に貢いだり、ホストに貢いだり、パチンコ・競馬・ネットで出来るマネーゲームをやめられなかったり、ソシャゲに課金しまくって強いキャラを大勢集めて完凸しまくるのも、理解できないわけでもないけど、あきれちゃうよ微課金の俺から見れば(笑) なんだが三浦某のようなことを言っちゃったけどさ、これは前提ですよ。限度ってモノがあるよね。
そもそも信者というか支持者がカンパや無給労働しなけりゃ、活動自体が、組織自体が成り立たないじゃん。
だけどさ、お布施すれば現世のご利益があるとか、しなけりゃ地獄に堕ちるとか、そういう非科学的な教義って、たしかにどうかと思う。ツイッターで見たけどあるキリスト教の牧師さんが言うには(アカウント削除したみたい)、幽霊とか死後の世界とか神の実在とか、そういう存在するかどうか分からない分かりっこないことを言っちゃいけないんだってさ。ホントに神様がいて、何らかの神通力があるなら、戦争も貧困も解決してくれるはずじゃん。だけど神様には何も出来ない。神様に願えば何かが叶うってのはウソだ。神様とはそういうもんだ、って。この辺が、まともな宗教と金目当てのインチキ宗教の分かれ目ってとこかな。
それにねお布施はいいけど、信者とその家族の生活を圧迫するような額を、それどころか財産全て巻き上げてさらに借金させるのって、たしかに非常に非常に問題だと思うよ。なんらかの規制が必要だよな。毎月のお布施は2千円以内に制限するとか(笑)。それを全部申告させて課税するとか(お布施は非課税だってね)。壺とかグッズ購入も年間1万円以内に制限するとか。グッズ購入を強制するような(地獄に堕ちるとか)教義自体も問題だよ。だけど国家権力が「焼け太り」しそうで怖いってゆう気もするから、慎重な議論が望ましいよな。
もちろん、「カルト」的な団体は、政治に関わっちゃいけない、なんて言う権利は誰にも無いよ。ガッツリ政治に食い込んでる宗教団体って多いだろ。だけどさ、そういう宗教団体の手を借りたいんだったら、それを公表しなきゃ有権者への裏切りだよ。「霊感商法で儲けてる反日カルト団体に選挙の手伝いしてもらってますが、それでも清き一票を!」ってさ(笑)
あとさ、「洗脳」と言うけどさ、そういう言葉を安易に使う俺たちだって、なんらかに洗脳されてるかもよ。たとえば俺は「ヘビメタ教」(笑)に洗脳されっぱなしだし。大方の日本人は「死ぬまで働け教」と、「稼いだら贅沢しろ教」に洗脳されっぱなしだし。まだ解けてないだろ。
一つだけ言っとくけど、何らかの団体に「洗脳」されている、と言えるような状態な人がいるとするでしょ。彼は、その団体の掲げる理想(たとえば平和とか、社会を良くするためとか、人々を救うとか、まず信者を救うとか)を実現するために活動に参加しているんだよね。
しかし活動の目的が、組織を維持し拡大するため、あるいは教祖や幹部の懐を温めるための活動と化している、と悟ってしまえば・・・洗脳なんかすぐ解けるんじゃないかな。社会を良くする目的を掲げる目的の団体っていっぱいあるし、なにも一つの団体に拘んなくていいし、団体に頼らなくてもいいじゃん。自分の信念で行動すればじゃん。なんだか核心的なこと言っちゃった気がする(笑)
■ 2022年7月8日、元・内閣総理大臣の安倍晋三は選挙の応援演説中に、元・自衛官の山上徹也氏の手製の銃で射殺された。意外なことに山上氏は安倍の政治姿勢に対する反感は無かった、と供述した。
彼の母親は旧・統一教会の熱心な信者であり、資産を手放して多額な献金を続け、家庭は崩壊した。彼は当初、教団創設者の妻を標的としていたが、コロナ禍のため訪日は不可能となった。ところが2021年9月、安倍が教団の関連団体である「天宙平和連合」(UPF)が主催するイベントにビデオメッセージを送り、「UPFが家族の価値を強調する点を高く評価します」などと表明した(2022年7月21日・東京新聞 こちら特報部)。このイベントの動画配信を見た山上氏は安倍殺害を決意したという。特記外はウィキペディアより。
ちなみに事件直後からツイッター上では、山上氏の動機は統一教会絡みであると言われていたが、なぜかメディアは数日間、「特定の団体」としか報じなかったな。あれはなんだったんだろう。
ともかく安倍は旧統一教会信者の家族に殺された。この教団は信者に多額の献金を要求し、信者も家族も苦しんでいた。そういう教団の広告塔と化していた安倍が暗殺されるのも、(それが正しいことだとは言わないが)当然かもしれないね。
それにしてもね、安倍など自民党の政治家と統一教会の関係って、ずっと前から言われてたよね。俺も少なくとも2006年くらいからそういう話は知ってた。当時はツイッターなんかなかったからブログが流行ってて、いろんなブロガーがこの話を取り上げてたんだよ。俺自身もコピペしてた。なのに、すっかり忘れちゃったんだよ。忘れさせるほど安倍と自民党がひどかったんだけどさ。 (俺って鈍いってゆうか社会を見渡す力がゼロだから、原発の危険性も、感染症の大流行も、ほとんど関心なくて、起きてから騒ぎ出すんだよ。俺だけじゃないなあ。さて次は何が来るだろう。食糧危機かな?コオロギ食ってしのぐかw)
実際、俺は統一教会のことなんか全然関心なかった。信者に飯星景子サンとか桜田淳子サンとか山崎浩子サンとかがいて、そういう有名人が合同結婚式に参加したとかしてないとか脱会したとか、そういう話がワイドショーで取り上げられた韓国の宗教。なんか貞操とかにうるさいってゆうから保守派なんだろうな?たしかに怪しいけどオウムとかとは違うだろ?たまに駅前で冊子を配ってるな・・・という程度の認識しかなかった。
まさか自民党と深い関係にあるとは。よりにもよって韓国発祥の「カルト」と呼ばれる宗教が。だいたい自民党の支持者って韓国を嫌ってるだろ。それに「カルト」的な宗教も大嫌いだろ(そういえばオウムの事件は新左翼の流れを汲んでいる、とかわけの分からんこと言うネトウヨもいたな)。嫌ってるどころか不俱戴天の仇、って感じだろ。しかもそのコンセプト?ってゆうか教義に、俗に「反日」と呼ばれる内容がてんこ盛りだろ。
日本は韓国を侵略した悪い国だからたっぷり金をせしめなきゃとか、「日本という国の存在が人類全体にとってプラスなのか?マイナスなのか?」(2022年8月18日・東京新聞)とかさ。そりゃマイナスに決まってるけど。俺と気が合うかもな(笑)
木更津です。保守的な人たちに知っていただきたいのは、統一教会は極端な韓国ナショナリズムだということ。「世界はやがて韓国語に統一される」と教え、天皇陛下役の幹部信者が文鮮明夫妻にひざまずくという儀式もあった。日本の保守とは相容れない教えを、かつても今も行っている。#とことん現場主義 pic.twitter.com/rwykE6Qvgh
— 有田芳生事務所 (@arita_office) February 12, 2023
「統一教会は韓国をアダム、日本をエバの国とも呼んでいて、文鮮明が語った話をまとめた『神様の摂理と日本』には『日本が経済富国となったのは、エバのためではなくアダムのためです。ですから、そっくりそのままアダムに捧げなければなりません』とあります。こういう団体なのに、なぜか自民党は長年、安倍の祖父の岸信介の時代からの付き合いがあるんだってね。選挙のときは力になるんだってね。
『慰安婦』問題では、合同結婚式で韓国人男性と結婚した在韓日本人信者が和服姿で韓国の国会議事堂に集まり、謝罪の集会を開いたこともあった。統一教会は実際のところ強烈な自民族中心主義です。日本は韓国に植民地支配の贖罪をしなければならないというのが統一教会の本音です。これは自民党の保守勢力としたら到底受け入れられないはずです」
「月刊 社会民主」2022年10月号 P-29 大阪公立大学都市文化研究センター研究員 中西尋子氏
■ 安倍射殺事件の後、参議院議員の青山繁晴氏(自民党所属)が、自身のブログに以下のような内容を記した。
◇ On the road〜青山繁晴の道すがらエッセイ〜 自由民主党の立候補者と ( 旧 ) 統一教会の関係をめぐって、わたしが参院選の前に行動したこと
要約するが、自民党内の「派閥の長」は国政選挙の際、「業界団体の票」だけでは当選が難しいような候補者に、旧・統一教会の支援を受けるように指示することもある。候補者が断れば、(教団の了承を得た上で)別の候補者に票を割り振る。これはもちろん有権者には公表されずに行われる。青山氏はこの「派閥の長」に、宗教が政治に関わってもいいが、有権者に公表せずに教団の支援を受けるのはいかがなものか・・・と手紙を送ったという。「派閥の長」とは誰かな。やっぱりアノ人?
2022年7月29日・東京新聞【こちら特報部】によると、東京新聞が青山氏の事務所に取材を申し込むも「ブログに書き込んだことが全て。その件については取材を断っている」とのこと。
なおこの記事によると、安倍の実弟の岸信夫氏(当時は防衛相)は、教団所属の人物から選挙の手伝いを受けた、「ボランティアとしてお力を頂いた。(投票を呼びかける)電話作戦などはあったと思う」と語り、また二之湯智・国家公安委員長も、関連団体のイベントの実行委員長を務め、末松信介・文部科学相は教団関係者にパーティー券を購入してもらったことを認めたという。もっとも多くの自民党議員が旧統一教会との関係が深いのは周知のこととなったが。
■ 特記外は、2022年9月22日・東京新聞【こちら特報部】と、下記のリンク先より引用。
◇ 自民党関係者が語る「安倍元首相が統一教会との関係を“党公認”状態に」 | 女性自身
「安倍氏は国政選挙の際、教団側の組織票を自民党の候補に差配していたとされる。明治大の西川伸一教授(政治学)は、『教団の票田を背景に、一人の参院議員の当落にまで影響を行使できるほど力を握っていた』とみる」それにしてもね、統一教会系の信者って、日本にどれくらいいるのか?選挙に影響するほどの人数いるのか?創価学会とか天理教とかのほうがよっぽど多いんじゃねえの?と疑問に思ったが、参院選の比例区で当落ギリギリだと力を発揮するらしいね。それに選挙の手伝いもしてくれるし。
旧統一教会の日本国内の信者は約6万人程度らしいが、信者が比例区の自民党候補に投票するように教団に依頼すれば、当選も可能となる。どの候補に対しての投票を依頼するかは、安倍が決めていたようだ。当選させれば安倍の党内での影響力も強くなる。
それに自民党にとって有難いのが、教団による「無償ボランティアの派遣」だ。(そりゃ選挙のスタッフをお金で雇っても構わないらしいが。鈴木達夫さんが都知事選に立候補したとき俺もポスター貼りなど無償で手伝ったが、他の候補のポスターが雑に貼られてるのも見たよ。皺を伸ばしてないし。やる気のないバイト雇ってたんだろうな?)
ポスター貼り、剥がれたら直し、演説を告知する立て看板の設置と撤去、電話かけ作戦、ハガキへのシール貼りなど仕事はいくらでもある。しかもフツーのバイトやボランティアスタッフではなく、信者だ。真剣にやるだろう。自民党にとって、切っても切れない関係になっていっただろう。
「(統一教会は)勝共連合や関連団体を通して、国会議員のところにスタッフを送り込んでいました。派閥や政党には統一教会サイドに話をつなぐ窓口役がいた。彼らの仲介で議員の中には秘書や運転手を教会から派遣してもらう者もいました。スタッフの給与まで教会丸抱えのケースもありましたね。あるいは、選挙になると、教会から数十人単位で運動員が送り込まれ、ポスター貼りや電話での投票依頼などを行うんです」
「とにかくよく働くんです。朝6時から始まって、夜の10時くらいまで懸命に働いてくれて文句ひとつ言わない。見返りを求めない。やはり宗教的情熱で働く人たちは違うんでしょうね」(「月刊 社会民主」2022年10月号 P-25、元ネタは週刊新潮2022年7月28日号より、「永田町の事情通」の述懐)
「党のトップの安倍さんが堂々とやっているから、議員たちが統一教会との関係を広げることに、党として誰も忠告できなくなったのです」(自民党関係者)
■ 2022年7月21日・東京新聞【こちら特報部】より。
繰り返すが旧統一教会の日本の侵略戦争についての教義は、日本の「保守」とは全く相容れないものだ。元信者は、「韓国の乙女を従軍慰安婦として蹂躙した日本人は、韓国の物乞いと結婚しても感謝すべきだという教えがある」と語る。(2022年7月21日・東京新聞 こちら特報部) しかし現実に自民党は、そんな「反日」的な教団から多大な選挙の支援を受けてきた。2022年7月19日には旧統一教会の元会長である郭錠煥(カク・ジョンファン)氏がソウルで会見し、「文氏は岸信介元首相と近かった」(2022年7月21日・東京新聞 こちら特報部)と語っている。
◇ 旧統一教会元幹部が会見 自民党と「政治的・宗教的関係ない」 | 聯合ニュース
そして岸は「旧統一教会の日本進出や政治団体『国際勝共連合』の設立を後押した」と、される。(2022年7月21日・東京新聞 こちら特報部) 岸伸介、安倍晋太郎、そして安倍晋三は、旧統一教会が掲げる「反共」と、保守的な思想や家族観に共鳴したのだろうか。そして旧統一教会系の団体は、日本の政策についても黙っていられないようだ。
■ 2022年8月2日・東京新聞【こちら特報部】によると、国際勝共連合が掲げる日本国憲法「改正」案に、「緊急事態条項の新設」がある。副会長の渡辺芳雄氏はホームページに公開された動画で、「(災害時を想定して)政府の権限を強化して、所有権を一時的に制限したり、食料や燃料の価格などをしっかり規制したりして命を守る」と訴えている。
岸田も昨年5月に、改憲派の集会にビデオメッセージを寄せ、新型コロナウイルスへの対応やロシアのウクライナ侵攻を例にとり、「有事における迅速な対応を確保するため、こうしたことをどのように位置づけるかは極めて重要な課題」であるとして、緊急事態条項が必要であると訴えた。
「一番の懸念は、国会を通すことなく政令によって国民の権利が制限される可能性があるということ。必要な根拠も、新型コロナやウクライナ侵攻など後付けで増えている」(愛媛大 井口秀作教授)
しかも国際勝共連合は、「家族保護の文言追加」を主張する。「家庭という基本的単位が、最も社会国家に必要。だから保護しなきゃいけないという文言を、何としても憲法にいれなくてはならない」
自民党の改憲草案も、第24条に「家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される」という項を新設しようとしている。
国際勝共連合だけではなく、「日本会議や神社本庁などの『宗教右派団体』も、自民党草案に一定の影響を与えてきた。旧統一教会とも共通するのは、復古的な家族観、夫婦別姓反対などだ」(古谷経衝氏)
ちなみに現行憲法第二十条第一項は、
「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。」
となっているが、
自民党の改憲草案では
「信教の自由は、保障する。国は、いかなる宗教団体に対しても、特権を与えてはならない」
となっている。上の太文字部分が消えてるよ。信教の自由を保護されない場合も想定してるのかな(親が何かの信者だったら子どもは?)。どんな権力を行使させたいのな。
さらにこの20条の第3項に、下の太文字部分が追加されてるよ。
「3 国及び地方自治体その他の公共団体は、特定の宗教のための教育その他の宗教的活動をしてはならない。ただし、社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を超えないものについては、この限りではない。」
閣僚の靖国参拝に文句を言わせない、程度じゃ済まなかったりして。
◇ 「勝共連合」改憲案 自民とうり二つ
そもそもね、自民党改憲草案の憲法前文はさ、「日本国は長い歴史と固有の文化を持ち」とか「日本は天皇を戴く国家」とか「国民は国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り」とか、滅茶苦茶なんですけど。なんでこんな恥ずかしい文章かけるのか。こんな憲法になっちゃったら世界中の笑われ者だよ。今でも充分笑われ者かな。もっと笑ってください。むしろ放置プレイしてくださいw
■ 2022年8月10日・東京新聞【こちら特報部】より。国際勝共連合は、日の丸・君が代強制にも熱心だったようだ。君が代不起立による再雇用拒否を巡る訴訟について、機関紙の「思想新聞」には、「左翼の反国旗国歌闘争を許すな」という見出しの記事が躍ったという。天皇が教祖サマにひざまずくようなパフォーマンスをやってる韓国の宗教団体が、日の丸・君が代推進ってわけがわかんないよw
・・・教育現場での日の丸・君が代推進は、敗戦の苦い記憶が消えない時期から進められていたが、ジャーナリストの青木理氏によると、これに関わっていたのは、神社本庁系の「神道政治連盟」や「生長の家」の元信者などによる「宗教右派連合体」だった。この関係者が日本会議の運営に関わることもあり、一部の自民党議員への組織的な支援もあったという。
国際勝共連合は「多様性や健全な民主主義を嫌う反民主主義」であり、「宗教右派連合体と考え方が近い部分もあるが、日本会議と旧統一教会が完全に混じり合うわけではない。国旗国歌に関する主張も、右派に食い込む狙いでは」。
しかし、金沢大学の仲正昌樹教授(元信者)によると、
「日本の保守的な政治家や団体に合わせてやってきた。共産党や日教組が日の丸・君が代への反対にこだわるのも、勝共連合にはむしろありがたい面がある。『共産主義から日本を救うため、日本の伝統的文化を守る』との理屈が成り立つからだ」「日本は罪深い国家で悔い改めなければならない」と言っている手前、「教義に照らすと日の丸・君が代が評価できないが、保守層から立ち位置を疑われないために推進してきたのだろう」。
■ そういえばトランプも旧統一教会系の団体にビデオメッセージを送っていたそうだね。
◇ トランプ氏ら米共和党と旧統一教会の半世紀にわたる関係 政権復帰なら日本はどう対応?:東京新聞 TOKYO Web
「金を貰ったから」と正直に言ったらしいね(笑) だいたいおかしな宗教って、政治家とか芸能人とかに接近したがるだろ。そんで、イベントでそういう有名人の名前の入った花輪を飾るんだろ。ミュージシャンの某が講演やるってゆうから行ってみたら新興宗教のイベントだったとか、そういう話は聞くね。芸能界は創価学会だらけだよな。そういえば、あのロベルト・バッジョも創価学会なんだよな・・
それはともかく、アメリカの共和党や日本の自民党が統一教会と接近したのは、日独伊三国同盟みたいなもんか?本音はお互い嫌ってたかもしんないけど。ヒトラーは「我が闘争」の中で、日本が近代化したのはヨーロッパのおかげだ、それがなきゃ今でも封建社会だろ、とか書いてたしいね。ちょっと違うか(笑)
トランプは「アメリカンファースト」の人だろ(笑) 自国中心主義ってゆうかさ。日本の自民党も、統一教会も同じだろ。自分の国が世界で一番偉くて正しい、って思ってんだろ。
中国で尖閣デモやってるような馬鹿と、日本の馬鹿ウヨが、仲良く出来るわけがないから、「人類はみんな韓国語で話さなければならない」なんて言ってる韓国の極右団体とも、反発し合うはずだが・・・ちょっと構造が違う。
反共だし、その家族観、純潔を守れとかいう思想と、何よりも国家と資本を優先するという態度が、共鳴するんだろうね、この三者に。俺も勉強不足だからうまく言えないけどさ。
◇ 子供への教えに「サタン」「地獄」「好きな人は神様」…旧統一教会“純潔教育”の実態 教団内アンケートを独自入手「2世に生まれてよかったか」 | TBS NEWS DIG (2ページ)
それにしてもさ、「反共」は分かる。共産化したら自分たち権力者・富裕層はシベリア送り(笑)、スターリンみたいなのが富と権力を手にするからさ。今の立場を守ったほうが楽だろ。家族を大事にしろってのも分かる。「血」を守りたいんだろ。王族や貴族の血を。自分の民族の血を。そういう発想が大昔から(日本で言えば古墳時代から?)変わってないんだよ。
だけど純潔を守れってゆうのがさ、なんだか性欲を我慢しろみたいなこと言うのが、分からん。それこそ産めよ増やせよじゃねえけど、庶民が沢山子ども作ってくれたら労働力も増えるし兵隊も増えるだろ。自分ら金持ちはお妾さん作ってるだろ。庶民の性欲が強けりゃ、それだけ資本家が潤うだろ。
と思ったけど、自分の娘を良家に嫁がせようと思ってたのに、どこぞの馬の骨とも知れぬ男と駆け落ちしちゃったらムカつくだろ。その男が異民族だったり差別を受けている階級だったらもっとムカつくだろ。だから、家族を守れというのと純潔を守れってゆう発想は同じなんだろうね?と思ったけど、性的な表現すら圧迫しようとしてるのが分からん。「非実在青少年」ってゆう変な造語もあったよな。
前も同じことを言ったけどさ、江戸時代までの庶民にはフリーセックス文化があった。武士の社会でも、同性愛が普通に認知されていたようだな。
◇ 「親が誰かわからない」教科書には載らない日本の偉人の恋愛事情 「不倫は文化」が間違いとは言えない (6ページ目) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
◇ 信長も!家康も!芭蕉も!ニッポンのBLの歴史は奥が深いぞ! | 和樂web 日本文化の入り口マガジン
しかし明治維新以降、欧米から入ってきた観念かもしれんが、純潔が尊ばれ、性に対する自制を押し付け、同性愛を嫌悪し、こういう社会になっちまったんだが、欧米でも19世紀以前は随分と大らかだったらしい(機会があったら調べてみたい)。「血」と「家系」に拘ってきたのは古代からだが、産業革命以降、資本主義が飽くなき利潤を求める中で、こういうおかしな風潮が育ってきて(勉強不足だから原因が分からんけど)、この時流の中で統一教会が誕生した、って感じかな。
■ というわけで、こんどこそ本題。
いろんな人が言ってるが、もし山上徹也氏が安倍暗殺を決意しなかったら?もし安倍が死ななかったら?おそらく安倍と自民党は、旧統一教会との関係を報道しないように、メディアを圧迫したのではないか。自民党が、いわゆる「反日」かつ信者の財産全てどころか借金させて献金させる宗教団体と深い関係にあることが話題にならなかったのではないか。
しかし山上氏の射撃の技術が高いせいか、手製の銃の威力が高かったせいか、彼は目標を達成した。こうして、この教団の行状もさることながら、自民党とは、このような人々を苦しめ続ける教団を頼りにしている、すなわち国民というか庶民の不幸について全く顧みない政党であると、世に知らしめたではないか。
個人的に、安倍が殺されたこと自体が非常にうれしい。しかし、いくら俺でも死んだ奴に悪いなと思って口を慎んでいたが(笑)、安倍が殺されたことは、社会にとって良いことだった、と言うべきではないだろうか。
と思っていたら、的確な指摘を見つけた。
「一国の要人である元首相が銃撃によって非業な死を遂げたことは大変遺憾で悼むべきことではあるが、安倍元首相の政治人生最大の功績は、その死をもって長年にわたる自民党と旧統一教会との密接なつながりを暴き日本における政治と宗教のあり方を問い直す議論を世に喚起したことにあるのではないか」「月刊 社会民主」2022年10月号 P-15 東京大学大学院研究員 山本栄美子氏「政治人生最大の功績」と言うが、俺から見れば最大も何もない、唯一の功績だ。本当に悪いこと尽くめ、安倍という政治家が存在したこと自体が災害なようなものだが、あっさり死んだのは、たしかに大きな功績かもな。
というわけで我々は、政治と宗教の闇を知った。これからが新たなスタートだ。統一教会と深い関係にあった自民党を徹底的に糾弾し、政権の座から追い落とさなければならない。それに政治に接近している宗教団体+宗教色の強い団体は統一教会だけではない。
「自民党は選挙で統一教会や創価学会などの宗教団体に依存してきた。統一教会批判の高まりにより今後、自民党の創価学会依存がさらに強まる可能性があります。何度も言うが、資本主義を維持する・・・というか簡単に言えば権力者や富裕層が富を求め続けるためには、強大な「国家」が必要だ。国家を維持するには人民にナショナリズムを押し付けることが必要だ。宗教の利用も非常に有益だ。教祖が迫害されていたような宗教も、発展するにつれ、体制に取り込まれていったではないか。体制にとっては安定した統治のため、宗教にとっては体制に擁護されるため。持ちつ持たれつの関係だ。
公明党の矢野絢也元委員長の著書『乱脈経営』によると、創価学会は89年、ゴミ捨て場に1億7000万円の現金入りの金庫を誤って捨てた事件をきっかけに国税庁の税務調査を受けながら自民党政権の力を受けて乗り切った。創価学会の政治への侵食度合いは統一教会の比ではない。不正や人権侵害の追及は信教の自由とは無関係。政治と宗教の問題を国会、社会全体で議論する必要があります」「月刊 社会民主」2022年10月号 P-30 乙骨正生氏
もちろん宗教を否定するつもりは全く無いよ。一昨年亡くなった母親は浄土真宗のお寺の納骨堂だし、父親もそこに入る予定だし。(俺はその辺のドブ川に流してくれればいいけどw) だが、日本の政治権力と宗教の関りは看過できないことだ。
そもそもナショナリズムというか「国家」という物自体が、悪質なカルト宗教みたいなものだが。ところで日本において、もっとも悪質な宗教は、「天皇教」だ。だいたい天皇ってどこがどうエライんだよ。文鮮明の方がよっぽど大物だ(笑) 天皇教の教義は、「天皇を崇めよ。天皇のために死ね」これだけだ。おかしなカルト宗教だって、そこまで言うのは少ないだろ。
だから、生まれたときから日本の国籍を与えられちゃった我々人民は、いますぐ「天皇教」を捨てよう。そうすりゃ政治と資本が天皇という古びた権威を温存する目的が何なのか、見えてくるだろう。世界中の「国家」という「まやかし」の正体が見えてくるだろう。