もっとも、いい歳こいたバイク乗りでもイケメンならもてるかもね。バイク好きのイケメンと言えば舘ひろしとか岩城滉一とか、かな。若いころはさぞかしもてただろうね。妬ましい。
俺の場合、まずUターンの練習しなきゃ。教習所で、アウト側のシートの縁にケツの割れ目が刺さるくらいリーンアウトで!って教わったのに、全然できない。こればっかりは、どっか空き地とかで練習するしかない。
それとシフトチェンジ、コーナリング、全てにおいて教習所を卒業できる最低レベルだな。もちろん公道を攻めるために運転上手くなりたいわけじゃないが(そんな歳じゃねえし)、ちょっとしたワインディングロードでバイクに抜かれるどころか、飛ばし気味の車(全然走り屋な車じゃないのに飛ばす車多いよね)に追いつかれて譲っちゃうことも。恥ずかしい。攻めたいわけじゃない。攻めてない程度にスンナリ運転したい。
上手くなるにはどうしたらいいか。サーキットで練習するのが手っ取り早いか。公道だと危ないし場合によっちゃ命どころか免許がなくなるし、事故って入院したら会社になに言われるかわかったもんじゃねえし。
余談ですがバブルの頃だけど、大垂水峠をバイクで攻めててコケて足折っちゃって、退院してからもギブスつけてた奴がいたけど、事故の詳しい状況が社内の回覧で回ってきちゃった。晒し者にされちゃったんだよ。「車やバイクの無目的走行やめよう」って余計な事書いてあったし。そいつ会社辞めちゃったよ。某原発企業にて。原発企業だけじゃなく、どこの企業も糞だけどね!
バイクでサーキットを走るには、最低でもフルフェイスのヘルメット、レーシンググローブ、レーシングスーツ(セパレートはダメ、ツナギ必須という条件のサーキットもある)、レーシングブーツが必要だ。サーキットによっては他にも細かい規定が多数ある。知らない言葉ばっかり。ドレンボルトにワイヤリング?ハンドルストッパー?アンダーカウル??
オイルのドレンボルトの側面に穴を開けてワイヤーを通して縛り付けると緩み防止になるらしい。コースにオイルぶちまけちゃ他のバイクも滑って転んじまうからな。だけどさドリルがあっても万力なきゃ、そんな小っちゃい物に穴あけすんの無理だぞ(そういう穴を開けてあるボルトも売ってるが)。増し締めしときゃいいだろ!
ハンドルをいっぱいに切ったときにハンドルとタンクの間の隙間が狭いバイクは、転倒の際に指を挟まれる危険があるそうだが、ハンドル切れ角を制限する突起に取り付ける「ハンドルストッパー」という物も売ってるな。俺のバイクの適合品ないけど。突起にガムテープぐるぐる巻きにすりゃいいだろ!
オイル飛散を防止するために「アンダーカウル」が有効らしいが、そんなんどこで売ってんの。オーダーメイド?いくら取られることだか。どうせコケてエンジン壊れればコース中オイルだらけだ!
ほかにも注文がいっぱいあるよ。ラジエーターの冷却水が路面に出ちゃうと滑るんだって。たしかに、オーバーヒートした車が路面に垂らした冷却水を踏むと足が滑るよな。だから水だけを入れておくか、レース用の冷却水を入れとけってさ。だけど今入ってる冷却水を抜いてもどこに捨てればいいの。錆防止・凍結防止のための薬品が入ってるから下水に流せないよ。そもそも抜き方わからんし。ショップでレース用の冷却水に交換してもらうか。だけど凍結防止の薬品が入ってないから、真冬になったら普通の冷却水に戻さなきゃなんない。ああめんどくさい!
もっともこれらの規定全てが厳密に適用されているかどうか定かではないし、必須ではなく「望ましい」「推奨します」程度の規定も多い。しかし、転倒の際の飛散防止のためミラーを外してヘッドライトやウインカーやテールランプにテーピングするのは、どこのサーキットでも必須だ。これだけなら簡単だし。
バイク自体はなんとかなりそうだが、問題は人間の装備だ。ヘルメット以外は何も持ってねえし。ググってみると埼玉県羽生市のクイック羽生というところはカート専用サーキットなんだけど、平日のみバイクで走行することも可能なんだと!レーシングスーツ不要!フルフェイスのヘルメットさえあればいい!ところがここは、純正マフラー装着バイクのみ走行可!俺の中古バイク、買った時からモリワキの車検対応マフラーついてんだけど。そんなに音うるさい気はしないけど。
ちなみに、首都圏近郊で比較的走行規定が多くないバイク専用サーキットでも、マフラーの音量制限があり、車検対応マフラーを装着している場合でも、排気口にバッフル(なんじゃ?)を装着するべし、とか書いてあるし。純正品と交換するほうが早いな。
ググってみると純正マフラーつけてもらうのも安くないなあ。そうだ、中古品買うか!だけどバイク中古品の店に行っても俺のみたいな不人気車種のマフラーなんか売ってねえし。じゃあ通販だ!1万2千円くらい、ほとんど傷なし。つけてみて排気音など全く異常なし。残念ながら迫力なくなったけど。ボルト2本外しただけで交換できた。車のマフラーと違って全然楽だな。車は下にもぐんなきゃなんないから。
この中古バイク、モリワキのマフラーが付いてたけど、
— usachanたかぽん (@usachanko) February 25, 2024
諸事情のため、通販で買った純正品(中古)に取り換えた(左はモリワキ、右が純正)
自分のバイクの音って、自分じゃあんまり気にしないでしょ?気にせず乗ってたけど、
やっぱ純正だと静かで迫力ないな。つまんないバイクになっちゃったw pic.twitter.com/PzjEjy9Tde
もちろん同時進行で、バイク専用サーキットで走るためのレーシングスーツなどのチョイスも怠らなかったよ。MFJ(一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会)公認のツナギのスーツが必須、という条件のサーキットもあるな。中古品の店で試着させてもらったが、全然着れないwwwお腹が出っ張ってるからな。デブ用のサイズを探さなきゃ。なるべく10万円以内くらいでないかなあ。ヘルメットもMFJ公認買っておいたほうが間違いなさそうだが、アライとかの6万円とかするし。なるべく安いのないかな。
都内のバイク用品店で、グローブ+スーツ+ブーツ+インナーなどまとめて13万円ってゆうセットがあったけど、残念ながら俺の腹回りに合うサイズのセットは無い。もちろんバイク乗りにデブがいないわけじゃないが、乗ってるのは大抵ネイキッドかアメリカンタイプだろ。レーシングスーツ着てサーキットを走ろう、ってゆうデブはごく少数かも。ごめんね少数派で。
というわけで2024年3月6日、クイック羽生に行ってみた。朝のうちは雨降ってたけど昼から止むって予報だったから、悩んだけど出発しちゃった。ところが東北道に乗ったら、むしろ雨が強くなってくる。バイクで雨の高速って最悪だよ。寒いしずぶ濡れだし、左端を80キロくらいで走ってると走行車線をかっ飛ぶトラックの横風でコケそうになるし。帰ろうかと思ったけど、羽生ICまで来ちゃったから、行くか。畑がうっすら白くなってるな。
到着したのが12時前、案内の看板とか全然なくて迷った。午後の走行券5回分を購入して、近くの定食屋で昼ご飯。近くに民家があるから、やっぱバイクは純正品装着以外はお断りなのも理解できる。
さて午後から走行開始!教習所以外で公道ではない道を走るのは初めて!まだシトシト雨降ってるからこわいな。1回の走行は7分間、500円。7分経過したらメインストレートでスタッフがチェッカーフラッグ振るから、そのままクールダウンしつつ、ピットイン(コースからピットに戻る)。連続走行は不可、次に走るのはカート。13時0分からピットアウト(コースに入る)すれば、13時7分か8分ぐらいにピットイン、次に走行できるのは13時24分、13時48分、14時12分…ってかんじ。
きょうは、「クイック羽生」というゴーカート場で、
— usachanたかぽん (@usachanko) March 6, 2024
バイクの体験走行してきました。面白かったよ。 pic.twitter.com/NHEZtQH2nd
ここは本来カート専用だから、タイトコーナーが多くてビビりまくり!雨やんだばかりだから攻めすぎちゃヤバいだろうなと思ってたけど、濡れた路面では危険と思われるような速度にさえ、達しなかった!
しかも俺は愚かにも、ほとんど2速で走ってた。30km/hも出せないようなコーナーは1速で走んなきゃだめじゃん!5回走って、バイクは俺だけ。誰か来たら恥ずかしいから譲るしかない。何周も周回遅れにされちゃうな。
それにしてもね、この日はカートも少なかったけど、カートってコーナーが速いね。あんな小っちゃいから当然か。もちろんコーナーリングスピードなら車も敵じゃない。車の運転上手くなりたいなら、峠を攻めるよりもカートで練習したほうがいいかも。
・・・帰りにバイク用品店でデイトナのエンジンプロテクターを注文した。形状的には「エンジンスライダー」と呼ばれている製品に見えるが。別にこれを付けても速くなるわけじゃないけどさ。既に俺は公道で2回コケて、ステップやレバーを折っている。サーキットのコーナーでコケれば、エンジンが壊れちゃう危険性もあるじゃん。そんで3月14日、取り付けてもらった。
エンジンプロテクターつけてもらった。これでコケても大丈夫(んなわけないw) pic.twitter.com/9WILtpyOTs
— usachanたかぽん (@usachanko) March 14, 2024
取説に、「状況によっては、この製品を付けたせいでコケたときのエンジンへのダメージが強くなることもあり得ます」って書いてあった。まあそういうもんでしょ。人体や機械を保護するためのパーツ全てに同じことが言えるんじゃないかな?関係ないけどこの日にコロナワクチンの5回目を接種してもらった。無料接種滑り込み。5回とも副反応は肩が痛くなる程度。だけど、8月にコロナになっちゃったw
その翌日の3月15日に再び「クイック羽生」行った。せっかく羽生まで行くのに日帰りじゃつまんないから、ビジホを予約しておいた。
1速も使ってみたけど、ギクシャクしちゃうし、当然アクセル緩めるとスピードダウンしちゃう。全然ダメじゃん!ここは3月以降は行ってないけど、バイク専用のミニサーキットって、1速も使わなきゃなんないよ。それこそストレートと第1コーナー以外は1速じゃなきゃダメっぽい。それに公道でも、曲がりくねった峠道じゃ1速に入れることもあるし。だからバイク初心者はクイック羽生みたいなカートの用サーキットで練習したほうがいいかもね。第1コーナーの侵入で2速から1速に落とす練習しないとね。ちなみにクイック羽生のバイク走行は平日のみ、この日はカートが多くて、待ち時間が長かった。それにしてもカートって速くてかっこいいね。あちこちでスピン発生、見てるだけでスリル満点!俺もカートで走ってみたいな。
またクイック羽生でバイク体験走行させてもらった。待ち時間はカート走るの見てたけど、みんな速いね。俺の倍くらい。コーナーでスピンも数回発生してたし、見てるだけでスリル満点!俺もやりたい!
— usachanたかぽん (@usachanko) March 15, 2024
画像は秩父鉄道新郷駅 pic.twitter.com/4i2Nn56g2S
それから羽生駅近くの「ルートイン」で同居人と合流、チェックインして、「スーパー健康ランド 華のゆ」(建物がつながっている)に入って、酒飲んで寝た。さて翌日はどうしよう。さいたま水族館(淡水魚のみ)に行ってみたいけど、免許取って1年経ったから二人乗り解禁なのにヘルメット一つしか持ってきてないし。「アンタみたいなヘタッピの後ろに乗るのやだ!」って言うし。
結局、同居人の発案で加須駅まで行ってレンタサイクルで田中正造ゆかりの地を訪れてみることにした。(別記予定)。観光案内所でレンタサイクル借りてさ。
そんでかなり遠くまでサイクリングして、蕎麦食って、観光案内所に戻ってきて、同居人は鉄道、俺はバイクで帰った。帰りは東北道乗らずに一般道を走り、途中でバイク用品店に寄って、革ツナギを試着させてもらった。着るのが大変。ちょっとこれ小さいな。やめるか。しかし、脱げないwwwどうしよう!店員さん呼ぶかな。恥ずかしいなあ。20分ぐらい試着室でジタバタしてて、やっと脱げた。もしかして俺みたいなデブチンに合うサイズはこの世に存在しないのか?バイクでサーキットを走るのは諦めたほうがいいのか???