2025年12月11日

【備忘録】安倍ちゃん、死してなお・・・ (2)妖怪の孫は添い寝オバケだったw

 この記事は2023年に投稿するつもりだったが、、、諸事情で後回しにしてしまい、せめて安倍の三回忌、すなわち2024年7月8日までに書き終えようと思っていた。しかしすっかり忘れちまって、もう2025年も年の瀬だよ。

 それにしてもなんで死んでから満2年が三回忌なんだろ?満1年だと一周忌だろ、じゃあ二回忌は?そりゃともかくさ、多分、3年も経つと、「早く片付いてくれてよかったw」的な、めんどくささが出てくるし、だからまだ遺族に故人への思いが残っているうちに、やることにしたんじゃないかな。お寺が儲けるためにw

 一時話題となった「安倍回顧録」という本、俺は読んでないけど、面白いことが書いてあるってね。「森友学園の国有地売却問題は、私の足を掬うための財務省の策略の可能性がゼロではない」ってさ。そういうの、「コロナは某国の研究所が人口削減のため極秘に開発した」みたいな、陰謀論だよねえ。そもそもあなた当事者じゃん。

◇ 安倍回顧録にみる財務省不信 誰のための財政健全化なのか:朝日新聞
◇ 安倍回顧録を読んで考えたこと――連載コラム「税の交差点」第107回 | 研究プログラム | 東京財団

 元々は誰の圧力から始まった騒動だったっけ?よくもまあ、自分が被害者みたいに言えるもんだ。たしかに何をやっても全部バレても全然自分の責任を認めないどころか正当化する奴って世間にいるけどね。これだけあからさまな奴って珍しいな。


 この「回顧録」自体ではなく、「週刊金曜日 1421号 2023 4/21」の特集記事「ここがおかしい!『安倍晋三 回顧録』」の方を読んでみたが・・・
 ・安倍はものすごい人間不信。自分と意見が合う相手なら取り込むが、「これはちょっと」という相手は徹底的に排除する
 ・各省に対し罵倒に次ぐ罵倒のような言葉遣い。「客観性の軸というのはあまりないんだな」
 ・(桜を見る会についての虚偽答弁については)「責任を痛感している」と述べつつも、秘書の略式起訴については「私が知らない中で行われたこと」、招待の基準の不可解さについては「地元事務所が募集して出席者が膨らんだ」などと責任転嫁
 ・「アベノマスクが流通したことで、業者が在庫を出し、マスクの価格が落ち着いたのは事実だろう」「若い子に評価された」などと主張するが、多くの人が使ってさえいないものを配ったところで、それが市場に作用するはずがない。
 ・「回顧録」の記載は事実と異なるものであり、一つずつ問う必要がある。これが事実でしたと固める作業をやられてしまうと、あの長期政権がとてつもなく美化されたものになってしまう

 など厳しい批判が並ぶ。自分で読んでみるまでもないな。と思ったけどちょっと図書館で借りて読んでみた。森友問題のところを引用。
 「佐川理財局長の『政治家の関与は一切ない』『価格を提示したことも、先方からいくらで買いたいと希望があったこともない』という国会答弁と整合性を取るために、財務省が決裁文書を書き換えた」
・・・2017年2月24日、安倍の「私や妻が関係してたんなら、私は総理も国会議員も辞める」という国会答弁によって、財務省が忖度して改竄したんじゃなかったっけ?どっちにしろ佐川も安倍に忖度してそういうこと言ったんだろ。そりゃそうと「政治家の関与は無い」という佐川の答弁に合わせるため財務省が改竄したってことなら、やっぱ関与あったんだなw
◇ 「森友文書」改ざんの発端/安倍首相の答弁だった/「関係していれば議員も辞める」
◇ 隠ぺい・改ざん・ねつ造…底なし/すべての問題 安倍首相の責任
◇ 主張/森友公文書改ざん/菅政権は全容を公開すべきだ
◇ 財務省幹部に直撃!「安倍首相答弁が改ざんに関係」との発言巡る一問一答(相澤冬樹) - エキスパート - Yahoo!ニュース

 「土地交渉は、財務局と近畿財務局と国交省大阪航空局のミスだ。ゴミがあったことを知らされた籠池理事長が怒り、財務局が一気に値下げした」
・・・それにしちゃミスが大きすぎないか?森友学園はゴミ撤去と土壌改良工事に1億4千万円かかったそうだが、2016年(平成28年)4月、大阪航空局が森友に「有益費」1億4千万円を支払っている。しかしまだゴミが埋まっていて籠池のおっさんが怒り出し、結局森友学園に1億3千万円で売却。土地評価額9億5千万円なのに。
 今年10月の国交省が公表では、ゴミの推計量は5千トン、撤去費用は6億3千万円になるはずだったんだって。そんなにかかるのか?まあ、この6億3千万円というのが妥当な線だったとしても、森友が2億円近く得してる。
◇ 森友学園へ売却の国有地、ごみ量は当初試算の4分の1 国交省が推計 - 日本経済新聞
◇ 第1 学校法人森友学園に対する国有地の売却等について | 第4章 | 平成29年度決算検査報告 | 会計検査院
◇ 森友学園の国有地取得の収支(渡辺輝人) - エキスパート - Yahoo!ニュース

 前にも引用したが、森友学園より先に大阪音楽大学が7億円を提示してたってね。
◇ 《森友公文書改ざん》「安倍さん、あなたは夫を3回殺しました」赤木雅子さんが憤る理由 | 文春オンライン

 安倍が本当に自分は関与していないと断言できるんなら、こういう売却額になったのを厳しく糾弾するべきだったのでは?
 それにしてもねえ、モリカケについて自分の責任を認めないだけでなく、「サクラ」については秘書や事務所が勝手にやったとか、よく言えるもんだね。まあエライ人って、指示しといて、あるいは忖度させといて、あとから全部、人に責任押し付けるけどね。


 辻元清美氏は、自分が対決してきた内閣総理大臣の中で安倍だけが「ちょっと異様」だったと語る。以下は2020年2月に辻元氏が予算委員会で安倍から野次を浴びた直後の記事。
◇ 「安倍総理だけがちょっと異様」歴代総理11人を見てきた辻元清美氏が抱く違和感(AERA2020年3月9日号)
 たとえば小渕恵三氏から、国会で激しい論争をした直後、いわゆる「ブッチホン」を受けたことを明かす。中曽根康弘氏は、辻元氏の落選後に「彼女みたいな憲法観が正反対の議員がいたほうがいい、もったいない」と語っていたという。辻元氏が小泉純一郎氏に激しく追及したことは記憶に新しいが、辻元氏の国政復帰後に「寂しかったよ」と声をかけたという。安倍だったらとても考えられないことだろ。
 辻元氏は、今の自民党は、「いわゆる「ネトウヨ」みたいな人たちに占領されているんじゃないかとすら思う」と語る。「敵と見ている」相手の意見は黙殺し罵倒に走る。安倍の影響が大きいのではないか。
 たしかに今の自民党は「ネトウヨ」みたいなもん、というかネトウヨそのものなんですけど。中・韓は反日、野党はサヨクだから反日、デモに集まるような奴らは反日でテロリスト、だから一切言うこと聞かなくていい、みたいなノリで統一されているような。


 ところで安倍ってさ、なんかこう・・・一国の宰相の、いや政治家の器じゃなかっただけじゃなくて・・・奴の言動を思い出すと、やたらと「世界一の安全基準」「世界一のオリンピック」などの類のフレーズが出てくるし、明治からの日本は素晴らしい、アジアを独立させてあげた、などの思い入れが露骨すぎて、ちょっとね、失礼だが(自分のことを棚に上げてごめんね)、人間として幼いんじゃないかと感じたね。
 俺たちみたいな末端の労働者だったら見逃してくれそうだけど?実際に、勤務時間中でも「日本素晴らしい」系の雑談が止まらなくて、そのくせ仕事の責任感なくて、小学校からやり直したら?ってゆう感じの奴、いるもん。自分のことを棚に上げてごめんね。
 それに2006年くらいからテレビでずっと安倍を観察しているとね、人見知りが激しいというか、社交性に乏しいというか、小泉みたいに論敵にも気軽に声をかけるような性格じゃなかったんじゃない?小泉って友達多いかんじだろ。もちろん安倍にもお仲間とか子分が大勢いたようだが、最近の言葉で言うと小泉は陽キャ、安倍は陰キャ・・・って言うほどじゃないと思うけど、嫌な奴とは口も聞きたくないみたいなオーラが出てた気がする。仕事のプレッシャーでピリピリしていただけでなく、元々そういう人格だったんじゃねえの、って思った。どこで読んだか忘れたが、議員会館で野党議員がエレベーターで安倍と鉢合わせになって、挨拶しても無視されたとか。


 2023年5月に映画「妖怪の孫」を観たよ。これはいい映画だ。ぜひ地上波のゴールデンタイムでやってほしいね。すっかり忘れてた話を思い出させてくれるよ。たとえば安倍の自宅や事務所に火炎瓶が投げ込まれた事件。山本太郎議員に国会で追及されても「自分は被害者だから」と誤魔化していた。たしかに放火事件の被害者だけどねえ・・。
 1999年の下関市長選。現職候補の江島潔氏は安倍の「子飼い市長」であり、この選挙でも安倍の秘書が選対本部長を務めていた。しかし野党系候補の追い上げに強い危機感があった。
 安倍の事務所は野党系候補への選挙妨害を画策、地元の土地ブローカーである小山佐市氏に依頼し、野党系候補を中傷する怪文書工作を配布させた。対立候補の女性スキャンダルを報じた週刊誌のコピーや、(対立候補が当選したら)「下関は朝鮮支配の町になる」という内容のビラを、ゴム手袋をして各戸に投函したという。対立候補は朝鮮半島にルーツを持つ方ではなかったので全くのデマだ。いずれにせよヘイトクライムだ。(なお小山氏は朝鮮云々のビラへの関与は否定しているが、安倍事務所の秘書がビラと同様のことを口走っていたという)
 結局現職が当選したが、安倍事務所は小山氏との約束(土地整理事業参入への協力)を守らなかった。小山氏は前科8犯、暴力団とも親交があり、報復のため暴力団に依頼し放火を行わせた。その後、なぜか3年も経ってから暴力団関係者と小山氏が逮捕された。

 たしかに放火は許せない。しかし対立候補を貶めるビラを配らせるとは、なんとも陰湿なやり方じゃないの。しかも頼んだ相手は友達にヤクザがいる(最初から分かりそうだけど?)まあ統一教会さえも選挙を手伝わせるからな、なんとも思わなかったんじゃねえの。こういうのをテレビの報道番組で徹底追及してほしかったな。小山氏は2018年に満期出所。映画によると小山氏は安倍に何度も手紙送ったが音沙汰なし。冷たいよなあ。
◇ 安倍首相と暴力団の癒着疑惑、「#ケチって火炎瓶」事件が国会で追及される!? ≪ ハーバー・ビジネス・オンライン
◇ スクープ! ポスト加計疑惑――解明「安倍首相自宅放火未遂事件の闇」(1)「存在した3つの“念書”」|アクセスジャーナル
◇ 安倍事務所が暴力団に通じる人物に選挙妨害を依頼していた決定的証拠! 「安倍代議士に選挙妨害を報告」の記述も|LITERA/リテラ
◇ 安倍首相は選挙妨害を依頼した前科8犯の男と密室で何を話したのか? 全容が記録された秘書の署名捺印入り文書が|LITERA/リテラ

 そういえば20年くらい前、日本共産党を非難するビラが配布されたこともあったな。俺んちにも投函されてた。あれも、どこのどんな団体が配ったのか分からずじまい。もっとも、「暴力革命を目指すのか?」「天皇制は廃止したいのか?」など文言に対して、「その通りだ!」と言えるような政党が出てこないかねえ。


 戦争法制に関する安倍の横暴にも言及している。2014年7月、集団的自衛権が閣議決定、そして2015年9月、安保法制が成立。日本はアメリカの侵略戦争に堂々と(?)参加できることになってしまった。これに先立つ2013年8月、安倍政権は内閣法制局長官・山本庸幸を更迭し、駐仏大使の小松一郎を任命した。これは「省庁間の順送り人事」という「内閣法制局発足以来の慣例を破る驚くべき」ものであり、「それまで内閣法制局がとってきた憲法解釈を変更し、集団的自衛権を認めさせるための人事」だった(岩波「世界」2023年8月号 P-111)。
 内閣法制局長官は、「総務(自治)、財務(大蔵)、経済産業(通産)、法務の4省出身者が交代で」(参考)就任する慣行があったが、小松の就任はこれを破るものだった。ともかく現職の内閣法制局長官は集団的自衛権行使を認めない。だから認める者と交代させたのだ。
 別に慣行を破っちゃいけないとは言えないけどさ、自分の言いなりにならない奴はクビにして、言いなりになる奴にすげかえるってゆうのは、けっこう、すごいことじゃねえの?スターリンみたいな?


 古賀茂明氏と現役官僚の座談会?は、当然官僚の顔はモザイク、声は変えてある。
 集団的自衛権の行使が容認されて、やる気なくしたってね。必死に法律を勉強してきたのに、現行憲法下では集団的自衛権は憲法違反だと教わってきたのに、政治家のわがままで憲法解釈がねじ曲げられちゃうなんて!法律を学んできた人間にとっては、天地がひっくり返るような衝撃だったという。
 しかも職場で、妙な圧力を感じることもあるという。
 上司から、「政府の方針に逆らうようなことはするな」という忠告があり、職場の仲間で雑談するときも気が抜けない。
 記者を相手にするときも要注意だ。スパイのような奴もいて、記者にうっかり喋ったことが上司に筒抜けになることも。これらも、安倍の恐怖政治の効果だろう。


 長年、安倍家を取材してきたジャーナリストの野上忠興の話が興味深い。
 安倍の家庭には家族の団欒がなかったそうな。だから安倍は乳母の久保ウメ氏になつきすぎて、中学生になっても、乳母の布団に潜りこもうとして、乳母に慌てて追い出されたという。
 別に乳母を手籠めにしようとしたわけじゃない(笑) 小さい子どもみたいに添い寝してほしかったんだ。中学生なのに!
 普通はセンズリ覚える年頃じゃねえか。そうじゃなくても、小学校高学年くらいから、男はオスだ。布団の中じゃ、スケベな妄想をしながら寝るもんだ。母親の温もりが恋しいわけがない!母親なんかただのうるせえババアだ。
 と思うのだが、安倍って、なんか病んでるってゆうか、成長してないって感じがしたけどさ。それに、潰瘍性大腸炎ってゆう、完治することはない持病があったってね。ちょっとは同情してあげるべきだったかな?

◇ 首相・安倍晋三の養育係を独占取材した"唯一無二のバイオグラフィー" 『安倍晋三 沈黙の仮面』 | 小学館
◇ 野上忠興氏に訊く!「安倍晋三とは何者なのか?」 |BEST TiMES(ベストタイムズ)
◇ 安倍政治を検証した「妖怪の孫」監督「成熟した大人の言動とは思えない」
 乳母兼養育係だったウメさんの「兄(寛信氏)にかまけると、すぐにすねてしまう」などの証言はすごい話だなと思いました。安倍さんの幼少期からの性格や特性について考察できる。
 映画を観て気づかれる方も多いと思いますが、安倍さんは敵を作る発言や言葉をあえて発する人です。「あんな人たちに負けるわけにはいかない」とか「悪夢のような民主党政権時代」とか。とにかく相手をくさす。およそ成熟した大人の言動とは僕には思えません。しかもそれを一国の総理の立場で言うわけですから、それが社会全体の空気として蔓延し、いまにも続いてしまっていると感じます。
posted by 鷹嘴 at 21:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 記憶の断片 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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