2005年07月28日

「つくる会教科書」ミニ情報

教科書採択地区の決定に反対して、単独で扶桑社「教科書」を使用したいと主張していた茨城県大洗町の教育委員会は、結局「教科書無償措置法の規定に触れる可能性があるため」(7/26)これを断念しましたが、全く当然の判断でしょう。

またこの件について産経新聞は、「大洗町は、国による無償配布ではなく独自財源で扶桑社「教科書」を使用する方向で検討している」と報じましたが、赤旗が取材したところ大洗町の教育長は「そのような議論はしていない」(7/21) と否定したそうです。つまりこの件は産経新聞の作り話でした!!

ちなみに産経新聞社は、扶桑社「教科書」を採択してしまった栃木県大田原市に悪質な脅迫の電話があったと報道しましたが、この件について私が大田原市教育委員会に電話して問い合わせたところ「その報道については当方は関知しない」「知らんもんは知らん」と否定していました。 ・・・もっとも、その脅迫電話は市役所の別の部署にかかってきたという可能性もありますが・・・?

「都教委包囲首都圏ネットワーク」によりますと、東京都教育委員会が本日(7/28)、都立中高一貫高と養護学校で扶桑社「教科書」を採択しようとしているそうです。抗議先を転載します。

中村正彦(教育長)
〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1 都庁第二庁舎 東京都教育委員会内
TEL 03-5320-6701 
FAX 03-5388-1725
高野敬三(指導部高校教育指導課長)
TEL 03-5320-6844〜5
FAX 03-5388-1733
大江近(指導部義務教育心身障害教育指導課長)
TEL 03-5320-6840〜1
FAX 03-5388-1733
藤森教悦(人事部職員課長)
TEL 03-5320-6790〜1
FAX 03-5388-1729

また7/29には「都教委包囲デモ」が計画されています。

「つくる会」採択あぶないマップ
で全国各県、各地域の状況が一覧できます。

昨日、杉並区教育委員会の開催に合わせて区役所前で集会が行なわれ、「リレートーク」では大韓民国から来訪した方々も参加し、各団体が熱い主張を繰り広げていました。そこで耳にしたことですが千葉県では扶桑社「教科書」が採択される可能性はほぼ消えたそうです。

その「リレートーク」の中で、「まず最初に、私もつくる会の教科書を読みましたが、はっきり言ってダサイ!ウザイ!」と言い切った「荻窪在住の青年」の主張に共感するものがありました。
「史実というものはフィクションではないのだから、机の上で勝手に想像して語れるものではない。自分で調査し、足を運んで、現場の人々の話を聞いて初めて事実があきらかになるものである。『日本はアジアの独立に貢献した』などという政治家の断片的な述懐をいくつ繋ぎ合わせても無意味」(という趣旨の主張でした)
全くその通りだと思います。「日本はアジアを独立させた」という倒錯した論法を用いれば、「ヒトラーはイスラエル建国の父だった」と言うことも可能となってしまいます。

デモ行進が中央線阿佐ヶ谷駅を通過する際、歩道にいた中年男性二人が「おまいらは中韓の犬だ」などと書かれた紙を掲げていました(しっかり中指を立たせていただきましたw)。右翼の街宣車はお休みだったようです。

配られたプラカードを掲げる我々に向って「ヒッチハイクじゃん?」と揶揄する高校生ぐらいのガキにキレそうになりました(笑)
しかし、何か異様な物に遭遇したような視線で足早に立ち去る通行人も多く、「自分の街のことなのに、お前ら全く関心持たんのか?」と思いました。これは昨年12月、埼玉県教育委員に高橋史朗が就任した際にも感じたことですが・・・。

杉並区の教科書の採択が決定する8月4日に、「人間の鎖 大行動」が行われます。残念ながら当日私は仕事ですので、都合がつく人は参加してね。

(以上、問答有用:36136より転載)
posted by 鷹嘴 at 02:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 教科書問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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