2005年08月17日

この夏・・・

たしか15日のテレ朝「スーパーモーニング」で鳥越が、
「乃木将軍も東郷将軍も戦死したのではないから靖国神社には祀られていない。しかし、やはり戦死したわけではないA級戦犯は祀られている」
と、あの宗教団体の矛盾を指摘していた。つーか靖国神社という存在自体ジョークみたいなもんだがw
・・・結局小泉は選挙対策のため(?)8/15の参拝を見送り、日本の戦争は侵略であり植民地支配であったことを認める談話を発表した。タダの馬鹿だと思っていたが実は狡猾な奴なのかもしれん。

さて、いろんな意味であつすぎるこの8月も半月を切ったが、俺は夏休みをいつ取れるんだろうか?つーか今月はいつもより休みが少ない気がするんですが?まだ海も行ってないんですが?



首相談話の全文
2005年08月15日12時15分

 政府が15日、閣議決定した首相談話の全文は次の通り。

 私は、終戦60年を迎えるに当たり、改めて今私たちが享受している平和と繁栄は、戦争によって心ならずも命を落とされた多くの方々の尊い犠牲の上にあることに思いを致し、二度と我が国が戦争への道を歩んではならないとの決意を新たにするものであります。

 先の大戦では、300万余の同胞が、祖国を思い、家族を案じつつ戦場に散り、戦禍に倒れ、あるいは、戦後遠い異郷の地に亡くなられています。

 また、我が国は、かつて植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。こうした歴史の事実を謙虚に受け止め、改めて痛切な反省と心からのお詫(わ)びの気持ちを表明するとともに、先の大戦における内外のすべての犠牲者に謹んで哀悼の意を表します。悲惨な戦争の教訓を風化させず、二度と戦火を交えることなく世界の平和と繁栄に貢献していく決意です。

 戦後我が国は、国民の不断の努力と多くの国々の支援により廃墟(はいきょ)から立ち上がり、サンフランシスコ平和条約を受け入れて国際社会への復帰の第一歩を踏み出しました。いかなる問題も武力によらず平和的に解決するとの立場を貫き、ODAや国連平和維持活動などを通じて世界の平和と繁栄のため物的・人的両面から積極的に貢献してまいりました。

 我が国の戦後の歴史は、まさに戦争への反省を行動で示した平和の60年であります。

 我が国にあっては、戦後生まれの世代が人口の7割を超えています。日本国民はひとしく、自らの体験や平和を志向する教育を通じて、国際平和を心から希求しています。今世界各地で青年海外協力隊などの多くの日本人が平和と人道支援のために活躍し、現地の人々から信頼と高い評価を受けています。また、アジア諸国との間でもかつてないほど経済、文化等幅広い分野での交流が深まっています。とりわけ一衣帯水の間にある中国や韓国をはじめとするアジア諸国とは、ともに手を携えてこの地域の平和を維持し、発展を目指すことが必要だと考えます。過去を直視して、歴史を正しく認識し、アジア諸国との相互理解と信頼に基づいた未来志向の協力関係を構築していきたいと考えています。

 国際社会は今、途上国の開発や貧困の克服、地球環境の保全、大量破壊兵器不拡散、テロの防止・根絶などかつては想像もできなかったような複雑かつ困難な課題に直面しています。我が国は、世界平和に貢献するために、不戦の誓いを堅持し、唯一の被爆国としての体験や戦後60年の歩みを踏まえ、国際社会の責任ある一員としての役割を積極的に果たしていく考えです。

 戦後60年という節目のこの年に、平和を愛する我が国は、志を同じくするすべての国々とともに人類全体の平和と繁栄を実現するため全力を尽くすことを改めて表明いたします。

 平成17年8月15日

 内閣総理大臣 小泉純一郎
posted by 鷹嘴 at 13:26| Comment(3) | TrackBack(0) | 靖国問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 本文の話題とは関係ないコメントなのですが、ぜひご一読くださいませ。
 田中宇の国際ニュース解説で、「アルカイダは諜報機関の作りもの」というニュースが掲載されています。
 ブログURLは、http://tanakanews.com/です。
 やはり、アメリカによるアフガニスタンとイラク国民に対する無差別殺人は、アメリカによる自作自演だったようです。
 もしかしたら、このニュースがきっかけで、小泉政権に大きなダメージが与えられるかもしれません。
Posted by スパイラルドラゴン at 2005年08月19日 20:29
重大なことを教えてくださいましてありがとうございます!
もしかして貿易センタービルの爆破・崩落も、アメリカの諜報機関の自作自演だったのでしょうか・・・その通りなら、もはや何も信じられません。
Posted by ノンポリ at 2005年08月21日 01:13
 決して悲観することはありません。
 私は、必ず良い時代が来ると信じています。
 現に、インターネットのおかげで、今回の情報を手にすることが出来たではないでしょうか。
 911事件の真相を語る確かな証拠は絶対に表には出ないと思いますが、現在のアメリカの情報公開法が将来にもわたって正常に機能しているならば、50年後には真実の一部分でも明らかになるのではないでしょうか。
 「暗い暗示の心の夜も、朝日が出ない明日はない」と思います。
Posted by スパイラルドラゴン at 2005年08月21日 09:56
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