日本政府が毎年国民の税金からアメリカ帝国に貢いでいる「思いやり予算」は、アメリカ側から大幅増額する要求が出ていたが、交渉の結果来年度からの3年間は8億円減額されることになった。実に微々たるものである。
今年度は2173億円だったから、言ってみりゃ毎日2000円カツアゲされていたのが8円減る、というだけである。
◆「思いやり予算」3年で8億円減額 日米合意 (魚拓)
◆思いやり予算8億円減で日米合意、光熱水料を3年間で
◆思いやり予算 財布のひもが緩すぎる (魚拓)
「アメリカに守ってもらっているんだから多少負担するのは当然」という意見もあるだろうが(だいたいアメリカが守ってくれている、という発想が信じられないが)、そもそも日本は狭い国土を無償で基地として提供しているのであり、その損失は計り知れない。逆にアメリカの世界戦略にとっては非常に有益である。こっちが金を貰うべきじゃねえか?
「思いやり予算を削れば日米同盟が揺らぐ」という主張にも全く説得力を感じない。つーか多少上納金(笑)を削っただけで揺らぐような関係なら解消すべきじゃねえか?本当にアメリカとの関係が大事だと思うならば、対等に付き合うべきだろう。つーか俺は早くアメリカとの軍事同盟はクリアして欲しいけどな。(もちろん他の国とも絶対イヤw)
よその国の兵隊のために住宅や遊興施設まで作ってあげるほどの金があるクセに、企業の不正と行政の見逃し・隠蔽のせいで苦しんでいる国民に補償する金は渋るとは本当に変な国だよなあ。
2007年12月13日
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今年の漢字は 「偽」でした。
Excerpt: ☆ 怒りを忘れないようにしましょう。
Weblog: 酔語酔吟 夢がたり
Tracked: 2007-12-13 17:28
アメリカ軍もアメリカ軍で、日本に困窮している人がおおぜいいるという実態をきちんと知り、餓死寸前の人のために終戦直後よろしく食料をばらまくくらいしても罰は当たらないと言う物なのに・・・。