北九州の水道管工事現場で作業員3名が酸欠で死亡した事件だが、ただでさえ酸欠の恐れのある状況なのに、なんと横穴の中でガソリンで動かす発電機を使っていたことが明らかになった。しかも送風機は運転していなかったという。
通常は掘削機で掘り進むため人間は入らないが、掘削機の向きがズレたので修正のために孫請け作業員らが入り、距離(230mまで掘り進んでいた)が長すぎるため地上に発電機を置けば電圧が減衰してしまうので、横穴の中に発電機を持ち込んでいたという。排気ガス臭くなるだけでなく不完全燃焼で一酸化炭素が発生するのも当たり前である。殺傷が目的のガス室に等しい。
何故このような作業を行ったのか?というか、何故このような作業を行わせたのか?何故監督を怠ったのか?元請けの「平林組」と発注した北九州市の責任は重大である。
◆管中央でガソリン発電機運転、3人はCO中毒死 北九州 (魚拓)
◆掘削機が地上操作不能になり、発電機搬入…地中工事3人死亡 (魚拓)
◆予定なかった発電機を使用し、不完全燃焼…地中工事3人死亡 (魚拓)
◆地下工事 送風機を稼働させず
(魚拓)
2008年01月09日
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