去年の11月の話だが、浜松駅の地下街で路上生活者(70歳の女性)が倒れているのを警官が見つけて119番通報した。救急隊は女性が空腹を訴えるので病院に運ばず浜松市役所に運んだ。「女性は病院へ行きたくないそぶりを示した」という。ってことは死にかけの病人がもがきながら「病院はいやだよう」と叫んでも、浜松市では病院に運ばれないんだろうね。
市役所前の地面に倒れたままのこの女性に、浜松市の福祉課は非常用の米を渡したが、これはお湯をかけて20分も待たないと食えない代物だった。無人島に漂着した遭難者に飛行機からカップ麺を投げ渡すようなもんだな。
その1時間後、野宿者の支援団体がたまたま通りかかり、再び救急車が呼ばれたが手遅れだった。支援団体のメンバーは「職員が路上の女性を囲み、見下ろす異様な光景でした」と語る。
◆野宿女性:浜松市役所に運ばれ死亡 「あと一歩」対応なく (魚拓)
警官、救急隊、市役所の役人のうち、コンビニおにぎりとかせめてお菓子とかあげよう、と思った奴は一人もいなかったようだな。ってゆうか餓死寸前の乞食なんかに触るのは嫌だったんだろう。つーか乞食なんか全部、市から消えてほしいと思ってんだろうね。死んでほっとしてんじゃねえの?
2008年01月19日
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「日暮し雑記」 1月19日 土曜日
Excerpt: 雪割草
Weblog: 酔語酔吟 夢がたり
Tracked: 2008-01-19 21:38
何かおかしい。
Excerpt: ☆ 齟齬は埋められないのか…
Weblog: 酔語酔吟 夢がたり
Tracked: 2008-01-19 21:40
さて、この件、本当に報道の通りなのかな?
かって、「母さんが死んだ」と言う餓死事件の報道が有った。
しかし、内容に疑問を持った別の記者が調べて見たら、実際は違っていた。と言うあれ。
この件については「自虐史観の病理」と言う本に載って居る。著者名がうろ覚えだが、藤岡信勝氏だと思う。
鷹嘴さん、もうちょっと落ち着いて記事エントリーをアップして頂きたい。
では、これにて。