2005年10月18日

亡国へ導く宰相と、それを支持する者たち

夜勤のある仕事に就いていると、こういう非常に腹の立つニュースがあった時にもすぐ更新できないのは悲しいものである。
本殿には入らず一般の参拝客と同じように拝殿で手を合わせ、「内閣総理大臣 小泉純一郎」という記帳を行わなかったといっても、公用車で訪れ多数のSPに囲まれながら、一般の参拝客をシャットアウトして行った今回の参拝も、「公的」であり「違憲」であることに変わりはない。

ところで昨日の朝日夕刊より。
都内に住む20代の女性も、朝のニュースで小泉首相が来ると聞き、初めて靖国神社を参拝した。
「日本を守るために亡くなった方に敬意を表するのがどこが悪いんでしょう。正直言って、内政干渉ってうざい」と話した。

典型的なバカである。明治以降の日本の戦死者は「日本を守るために亡くなった」のか?否、日本を滅ぼすための戦争に参加し(参加させられ)、そして死んだのである。「日本を滅ぼすために亡くなった」と言えるだろう。
この国を滅ぼした戦争を、この国を守るための戦争であったと言いくるめる宗教団体の施設に、首相を含めた政治家が足繁く通っているこの国は、もう一度滅びる運命にあるのかもしれない。

posted by 鷹嘴 at 17:16| Comment(0) | TrackBack(1) | 靖国問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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「適切」な判断の結果がこれか
Excerpt:  今日は、時事的な話題について。  今日の午前中、小泉首相は、靖国神社を参拝した。  今回の参拝で小泉首相は、昇殿や記帳を省略しているので、先日の大阪高裁の判決に照らし合わせても、憲法20条に抵触す..
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Tracked: 2005-10-18 23:40