3月31日の朝日新聞夕刊のコラム「しょっぱい水」より引用。
朝日新聞記者が、イラクのサマワにて日本の援助で建設された浄水施設の水を飲んでみたら、なぜかしょっぱい味がする(笑)要するに塩分が混じっているのだ。
この浄水施設はユーフラテス川から取水しているが、イラクの南部に位置するサマワ付近では、この川の水はかなりの塩分を含んでいる。一般的な浄水場の設備は、河川などの水を沈殿・ろ過・薬品注入によって浄化するが、もちろん塩分を除去できるものではない。
この浄水施設も、普通の浄化装置しか備えていないのだろう。つまり浄水場に海水を流し込むようなものである。
使えるのはもっぱら洗濯用である。住民は「飲み水に困っているのに、なんでこんなものを日本は作ったのか?」といぶかっている。全く国辱ものである!
かつて自衛隊が住民に配るために川の水を浄化していた装置は「逆浸透膜浄水装置」だったという。沖縄の北谷の海水淡水化プラントが備えているような、実に特殊な装置である。
しかし現在サマワに残されているのは、「コンパクトユニット」という、まあごく普通の浄水設備なのだろう。こんな無駄な設備だが、3ヶ所で合計1億円の費用がかかったという。これも俺らの税金だろ?
外務省に問い合わせてみたところ、あくまでも「飲料水用」の設備だと言い張ったという。だったらテメエらが飲んでみろっつーんだ! つーか無駄だと分かっていても決して止めないのが「お役所仕事」ってもんなんだね。
「ここの川の水はきれいにしても、飲めない」と正直に語ったこの施設の管理人によると、あきれたことに開所式では日本人がこの水をコップに注いで飲み干し、親指を立てるポーズをとったので「変だなと思った」そうである。
チッソが「排水を浄化できる装置を造った」とウソをついたときも、社長がこの装置から出る水を飲んで見せたそうだが(実際はただの水道水だった)、日本人っていつまでたってもウソつきなのね・・・。
2008年04月04日
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