2008年04月19日

敗訴だが「違憲」の判断

イラク自衛隊派遣の差し止めを求める訴訟は全国各地で行われてきたが、全て棄却されている。この日の名古屋高裁の判決も、損害賠償請求も違憲確認請求も差し止め請求も全て却下。しかし判決文の中で空自のイラク派遣は「違憲」という判断が出ている。
1973年の「長沼ナイキ訴訟」一審判決以来のことだという。
原告側は「実質的な勝訴判決」と受け止め、上告はしない方針。国は勝訴したため上告は出来ないので、この裁判はこのまま終結することになる。

◇ 「空自イラク派遣は憲法9条に違反」 名古屋高裁判断 (魚拓)
◇ 違憲判決、原告ら「9条は生きている」 (魚拓)
◇ イラク空自違憲の判断 政府の理屈の矛盾突く (魚拓)
□ 自衛隊イラク派兵差し止め訴訟の会/トップページ

実際に国の勝訴なのに、馬鹿な政治家や軍人は相当気に食わない模様。

◇ 違憲判断 中山成彬・元文科相が「最後っぺの判決」 (魚拓)
◇ 「そんなの関係ねえ」 高裁違憲判断で空幕長 (魚拓)

判決要旨の、請求を却下する理由を読んでも意味がわかんねーよ。
イラク派遣は違憲だという判断は全く当然だけどさ。ってゆうか自衛隊の存在自体が憲法違反なんだけどね。
「戦争はしません」「軍隊は持ちません」ってゆう憲法があるのにれっきとした軍隊がある不思議さを、学校の先生とかどう教えてんだろうね?

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posted by 鷹嘴 at 13:46 | TrackBack(1) | 憲法九条を守ろう! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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