2005年11月21日

金沢の暖房装置爆発2人死傷

水を分解するための電気代がかかり過ぎちゃあコスト面でも環境の面でも意味なしだと思う。そういう問題はクリアしてんだと思うが。
しかしこんな事故を起こしたこいつらには新しい暖房装置を開発する資格はないだろう。つーか会員になるために数十万円ですか。妙な宗教やネズミ講に近いものがあるような希ガスw


金沢の暖房装置爆発2人死傷
「安全なはず…」
 金沢市利屋町の民家の車庫で19日朝起きた爆発火災事故は、男性2人が死傷する惨事となった。事故は「アースファイヤー」と呼ばれるビニールハウス用の暖房装置の操作中に発生。週末の住宅地で起きた爆発に、住民も動揺を隠せない様子だった。装置は水を使い、「環境に優しい」をうたっていた。

驚きを隠せぬ関係者ら 金沢東署などによると、爆発した装置は、水を電気分解して酸素と水素を発生させ、そのガスを使ってビニールハウスなどを暖めるという。

 装置を開発したのは、東京や埼玉、新潟の中小企業や個人で作る地球救済新エネルギー開発機構(東京)。自宅車庫が爆発現場となった若林光彦さん(66)は、装置を普及販売する「アースファイヤー普及協会」の理事長で、この日は、講習会を開く予定だった。

 「クリーンな地球を取り戻そう」。同協会が作った広報誌には、こうつづられ、カタログでは「非爆発性の新エネルギー」とうたっていた。開発機構の総代安田光昭さん(56)は「ガスを発生させる装置の安全性は確認していた」と強調した。

 若林さんは、知人の紹介で装置を知り04年12月に協会を設立。爆発した装置は、05年9月に開発機構から約500万円で購入した。若林さんは、装置の販売総代理店「コージン」も経営し、コージンから各地に約40ある協会員を通じて、農家などに販売する予定だった。10月に県産業展示館であったフェアでも、協会員が宣伝していたが、まだ1台も売れていなかったという。

 協会員になるには、50〜10万円を支払って営業権を購入するらしく、数十万円を払ったという金沢市の協会員(56)は「安全性は大丈夫と聞いていたので驚いている。エコロジーだと思っていたが…」と話した。

 爆発した現場は金沢市北部の住宅地で、現場は一時騒然とし、多くの住民が集まった。

 近くの無職、石黒正さん(73)は「私も一度見に行ったことがあるが、それほど危険とは思わなかった。月2回程度の実演をしていたようだ」と驚いた様子だった。

 一方、この事故で亡くなった山下彰治さん(55)も近所に住んでいた。近くの日吉ケ丘コミュニティセンターでは、町会が見舞金の受付をし、突然の悲報に多くの人が顔を出した。

 近くに住む大工、坂耕司さん(58)は「山下さんは温厚で優しい人だった。こんなことになって驚いている」と話した。 (11/20)
posted by 鷹嘴 at 13:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 事件、事故 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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