2008年05月21日

事実上日本の領土じゃないじゃんw

なぜか日本では、韓国領の獨島のことが「竹島」と呼ばれている。これだけでも充分不思議だが(笑)、数日前のニュースによると文部科学省は、2012年実施予定の「中学の改訂学習指導要領の解説書」に、竹島について「我が国固有の領土」であると明記するそうである。
「固有」の領土って・・・固有もなにも、あそこを実効支配しているのは大韓民国ですが?悔しかったら奪い取ってみなさいw
現実に日本の領土ではない島を、日本の領土であると中学生に教えるんですか。不思議な国ですなあ。
◇ 竹島、日本の領土と明記へ 指導要領解説書で文科省方針 (魚拓)
◇ 韓国外相「直ちに修正を」 「竹島は日本領」文科省方針 (魚拓)

明治維新後、日本が獨島を領有した経緯については半月城さんの論文を読めばよく分かる。当時の朝鮮政府にも獨島が自国の領土だという認識があったが、日露戦争のドサクサに日本が一方的に領有を宣言したのである。言うまでもなく日露戦争とは朝鮮・中国への侵略であり、当時朝鮮は既に「第一次日韓協約」によって外交権を奪われ日本の属国と化していた。文句を言えるような状況では無かった。
かといって、戦後の韓国が獨島領有を宣言した経緯にも、「獨島は正当な韓国領だ!」という主張にも感心しない。
ここは一つ日本が大人になって、韓国が実効支配している現状を踏まえ、あんな岩礁など忘れてはどうか?

つーか中共政府は「チベットは中国の固有の領土だ」と国民に刷り込み、一方で日韓両政府は「獨島(竹島)はうちの領土だ!」と刷り込んでいるわけか。国家権力ってもんは出来るだけ国民が馬鹿な方が都合がいいわけね。
posted by 鷹嘴 at 00:57 | TrackBack(0) | 国内ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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