2004年11月08日

あと一勝!

その日の出来事をその日のうちに書かなければ「日記」とは言えないのだろうが・・・・11月6日の埼スタはいい思い出になった。
サッカーにまるで興味のない同居人を無理やり連れ出し、途中「今、9番つけてるの誰だが知ってる?永井だぜ」「ナガイって、『間違いない!』っていう人?」「それは長井だろがアホ!」などと頓珍漢な会話を交わしながら、一時間余りひたすらチャリを漕いだ。農道をよたよた進む我々を時々赤いユニフォームを着た青年が追い越していく。通勤でも買い物でも移動にはほとんど車を用いている人には理解し難いだろうが、“サイタマ都民”にとってチャリは重要な足なのである。
目的地に近づくにつれ、人間とチャリと車の渋滞にはまってしまった。試合当日には休耕地が有料駐車場に変身するようだが、なんと2000円!やはりチャリを選びたい。
スタジアムに着くなり、500円もするビールを数杯飲み干す。昼間の酒はよく回るものだ。もはや真面目な観戦態度とは言えない。トイレに行くか迷っているうちに試合開始のホイッスルが鳴る。(しかし、バックスタンドの長く狭く急な階段は酔っ払いには辛かった)
終始レッズがボールを支配していたが、あのエスパルスを相手に一方的に攻め込むとは隔世の感がある。先制されたらなかなか追いつけないパターンも脳裏から消えていないが、攻めあぐねながらもしっかり逆転したのは頼もしさを感じた。もちろん豪華すぎるメンバーを集めている優位性もあるが、エンゲルスコーチの手腕を忘れてはならないだろう。
11月20日、俺が職場で油と埃まみれになっている頃に、浦和は1000年ぶりくらいのお祭り騒ぎとなることだろう。歴史的瞬間を目撃するどころかテレビで体感することすら出来ないのは実に残念。

・・・帰り道、国道463号沿いの「備長扇屋」という焼き鳥屋でささやかな祝勝会を行なう。帰宅後、小腹がすいたのでカップラーメンを食いながらまたビールを一杯。こういう一日もたまにはいいもんである。
posted by 鷹嘴 at 03:04 | TrackBack(0) | 浦和レッズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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