2007年06月25日

小泉売国政治の源流

6月16日朝日新聞経済面より引用。
日米貿易摩擦が激しかった1990年1月、スイスのベルンで日米の高官が秘密会合を開いたが、そこでアメリカ側は「政策実行計画提案」という240項目もの対日要求を突きつけた。「公共投資の国民総生産比率10%」
「大規模小売店舗法の撤廃」
「独占禁止法の課徴金増額」
「銀行や総合商社による系列企業の株保有制限」
などで、日本側の一人は「これじゃまるでGHQの指令じゃないか」と憤ったという。
日本側は「内政干渉だ」と国内で批判されることを恐れ、文書受け取りを拒んだ。非公式に持ち帰った文書を読んだ橋本龍太郎(当時大蔵大臣)は「見るだけで腹が立つ」と言いつつも、「放っておくわけにもいかない。何か検討できるものはないか考えてほしい」と指示した。日本は「包括貿易法スーパー301条」による制裁が恐ろしかったのである。
そしてこの年の6月にまとまった構造協議の最終報告で、独占禁止法の課徴金引き上げや大店舗法改正など「小泉構造改革に連なる競争促進策」が盛り込まれた。結局貿易立国の日本はアメリカの経済制裁を恐れ、理不尽な要求を呑んでしまったのである。
同時に盛り込まれた「10年間の公共投資総額430兆円」目標はその後、公共事業を乱発する口実として用いられ、90年代の日本が「主要国最悪の財政状態となる遠因」となった。
そして大企業だけが栄える現在の日本は、ご覧の通りアメリカの属国への道を進んでいるのである。こういう要求に応じてしまったのも、軍事・外交面でも追従し続けるのも、目先の利益に囚われているからだが、まさか国ごと吸い取られそうになるとは思ってもみなかっただろうね。
posted by 鷹嘴 at 16:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 自民党の政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月04日

≪国民無視した「復党」誓約書≫

ちょっと遅いけど朝日新聞11月30日投書欄より引用。

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posted by 鷹嘴 at 16:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 自民党の政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月02日

【企業優遇鮮明に 政府税調答申、増税路線を転換】

企業は減税、庶民は増税ですか。

そりゃそうよ。企業からの献金が無けりゃ政治屋なんて商売あがったりだもんね。ハハハ。
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posted by 鷹嘴 at 01:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 自民党の政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月14日

安倍新政権の恥部

はなゆーさんが教えてくれた。

【安倍、池田大作 極秘会談の中身】
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2572297/detail

http://www.asyura2.com/0610/senkyo27/msg/538.html


【大臣も党幹部も貸金業界とズブズブ】
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2572299/detail

http://www.asyura2.com/0610/senkyo27/msg/541.html
posted by 鷹嘴 at 14:40 | TrackBack(0) | 自民党の政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月21日

【「日本、貧困層の割合が最も高い国の1つ」OECD報告】

今度の会社、前よりちょっとだけ給料がいいけど、平均よりかなり下なのは相変わらず。俺も「貧困層」に入るのかもね。
景気が上向きだといっても調子がいいのは大企業だけ。それも、派遣社員を増やして人件費を削っているから。
派遣社員は正社員と同じ仕事をやらされているのに給料は全然安く、生活するのがやっと。俺は一応正社員だけどこういう業界(ビル管理)だから安月給なのは同じ。間違ってガキでも出来ちまったらどうすっぺ?
それに定年の60歳から年金が給付される65歳までどうやって食えばいいんだろう?だいたい将来、年金だけで生活できるほどの額が出るんだろうか?お先真っ暗だね。

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posted by 鷹嘴 at 12:53| Comment(4) | TrackBack(1) | 自民党の政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月17日

2006年07月05日

【国保滞納で保険証取り上げ、受診抑制の21人死亡】

俺の場合健康保険料は毎月給料から天引きだが、自営業者や健康保険に加入していない会社に勤めている人は「国民健康保険」に加入し、毎月保険料を支払っている。
しかしこれを1年以上滞納している人に対しては、市町村は保険証を取り上げ、「被保険者資格証明書」を交付する。
この場合、受診料は窓口で全額払わなくてはならない。もちろん後に7割が払い戻されるが、「滞納額と相殺される場合がある」
以上、7/4朝日特集記事より。

つーかこれをやられちまえば、体の調子が悪くなっても医者にかかる気はなくなるだろう。こうして我慢していてさらに具合が悪くなって死に至るケースも出てくるのは自明のこと。生活保護を受けるという選択もあると思うが、それも簡単なことではなく、門前払いを受けるケースも多いという。エクソダス2005《脱米救国》国民運動 【緊急指令】公安調査庁全職員に告ぐ: 直ちに水道・ガス・電気の供給停止世帯全国実態調査に着手せよ!を参照のこと。


・・・国家という機構は、貧しい国民を救済するよりも、政治家や官僚の懐を暖めたり国策企業を保護したり、軍拡や「敵性国家」といがみ合う(フリをする)ことが大好きなようだ。これは日本もアメリカも中国も北朝鮮も共通しているようで。
このニュース
posted by 鷹嘴 at 20:22| Comment(0) | TrackBack(2) | 自民党の政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月28日

【「増税してくれというまで削れ」首相、諮問会議で発言】

これが小泉の本音ですか。
「増税してくれというまで削れ」首相、諮問会議で発言
2006年06月27日22時56分
 小泉首相が22日の経済財政諮問会議で「歳出をどんどん切り詰めていけば『やめてほしい』という声が出てくる。増税してもいいから必要な施策をやってくれ、という状況になるまで、歳出を徹底的にカットしないといけない」と発言していたことがわかった。27日に公表された会議の議事録で明らかになった。

 首相は「ヨーロッパを見ると野党が(増税を)提案するようになっている」と、欧州の消費税をめぐる論議を引き合いに出し、増税には徹底した歳出削減が必要との考えを強調した。
馬鹿野郎!
つーか「新しいダムや高速道路や空港は作らなくていいから、天下り法人なんか全部潰していいから、アメリカに嫌われてもいいから、意味のない豪華な施設なんか売却していいから、議員宿舎なんか売却していいから、議員の給料は時給1000円くらいでいいから、必要な施策をやってくれ、という状況に」なると思うなw
posted by 鷹嘴 at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 自民党の政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月25日

【生活保護費を削減、母子加算の要件厳しく 厚労省検討】

これは本当にトンデモナイ話。
●「母子加算」撤廃?。生活保護を受けているような貧しい母子家庭こそ、より厚い援助が必要じゃねえか?
●一戸建てに住みながら生活保護を受給している高齢者には、自宅を担保にする形で生活費を貸すということだが、要するに子供に相続させることはできなくなるわけだね。担保で取られちまうから。貧乏人には親の家の相続すらさせないつもりか。貧乏人の家系は永遠に這い上がれない社会システムを構築するってか?
●支給額を全国均一にするって?住んでる場所で家賃が全然違うことを知らんのか?

自民党政権が国民を殺そうとしているのがよく分かった。殺されたくなければ今後絶対に自民党に投票してはならない。続きを読む
posted by 鷹嘴 at 20:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 自民党の政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月19日

【野党4党「おみやげ反対!」 米国産牛肉輸入再開問題】

ちょっと古いけどさ・・・
野党4党「おみやげ反対!」 米国産牛肉輸入再開問題
2006年06月14日10時10分
 民主、共産、社民、国民新党の野党4党が13日、「拙速な米国産牛肉の輸入再開を止める国民大集会」を国会近くで開いた。各党代表や消費者団体関係者ら約700人が参加し、再開は6月下旬に予定される小泉首相訪米にあわせた「おみやげ」だと批判した。
 民主党の小沢代表は「見え透いたごますりをすればするほど、米国に軽蔑(けいべつ)される」と指摘。「国民の命より米国への忠義立てを上に置いている」(共産党・志位委員長)、「おみやげに沖縄の(米軍)基地を持って行ってほしい」(社民党・渕上貞雄副党首)と他党の代表者も続いた。
てか小泉ってプライドないもん、軽蔑されてうれしいんじゃねえのw

今週あたり輸入再開決定の合意だってさ
posted by 鷹嘴 at 21:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 自民党の政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月12日

【鳩山幹事長「議論できる環境ではない」 防衛省格上げ】

その昔、週刊朝日に連載していたマンガ「夕日くん」の話だが、
課長が冗談で、
「税金を、国民それぞれが自分の好きな省庁に納税できるシステムにすればいいのに。たとえば『私は医療を充実してほしいから厚生省』とか、『自然保護して欲しいから林野庁』とかさ」
というと夕日くんは「それはやめた方がいいですよ」と、大蔵省や防衛庁のお偉方が路上で物乞いしている姿を想像し、みんな納得・・・といのがオチ。
たしかにそんなことすりゃ、国民に嫌われている省庁は税収に困るだろうな。俺なんかアメリカの傀儡軍である自衛隊なんかにビタ一文払いたくねえぜ。今度「省」に格上げしたいとか言ってるけど、ふざけんじゃねえって言いたいね。

ところで鳩山がまともなことを言ったらしい。
鳩山幹事長「議論できる環境ではない」 防衛省格上げ
2006年06月09日23時09分
 民主党の鳩山由紀夫幹事長は9日、党本部で記者会見し、政府が防衛庁を「防衛省」に昇格させる法案を提出したことについて
「防衛庁は米軍再編問題で巨額の費用負担について説明責任を果たしていない。
防衛施設庁で不祥事も起きたのに、防衛庁長官の責任も取られていない。
『省』への格上げなどという議論ができる環境ではない」
と批判した。
もっと言ったれやw

ところで、続きを読む
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2006年05月31日

【駐禁取り締まり委託先36法人に警察OB 14法人新規】

民間に委託することになるとは驚きだな。やっぱ成果主義になるだろうから一台でも多く取り締まろうと頑張るんじゃねえか?配達の車がちょっと停まってただけでキップ切られたりして大混乱が起こったりして?
なんでも民間にやらせればいいもんじゃないっていう教訓を耐震偽装問題で学ばなかったのか?

・・・と思っていたら、やっぱ天下りの受け皿を作るのが目的だったのか。行政サービスはコンパクトに、お偉方へのケアはワイドにやるのが「小泉改革」の目的なりよ。

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posted by 鷹嘴 at 20:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 自民党の政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月26日

【行革推進法案、参院行政改革特別委員会で可決】

共謀罪よりも教育基本法改悪よりも、痔民党が一番やりたいことはこれだろうな。続きを読む
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2006年05月18日

【改正入管法が成立 入国者の指紋・顔写真など採取へ】

何もアメリカみたいな恥ずかしい国のマネするこたあねえと思うが?続きを読む
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医療改悪法案、強行採決!

60歳ぐらいで死んでもいいや、なんて思ってる俺みたいな奴も意外と長生きしちまうかもしれない。そして暗い老後を迎えそうな予感。
つーか痔民党と恍迷党は共謀罪、教育基本法改悪、国民投票法・・・と立て続けに強行採決するつもりじゃねえか?続きを読む
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2006年05月11日

医療改悪・・・

自民・公明は共謀罪という稀代の悪法新設と並行して、教育基本法改悪、医療の改悪案を押し通そうとしている。

●2006年5月8日(月)「しんぶん赤旗」医療改悪 負担公平論はすり替え NHK番組で小池氏 徹底審議を要求
●2006年5月11日(木)「しんぶん赤旗」主張 医療改悪法案 “人の命もカネ次第”にするな
医療改悪法/社会的連帯ではね返そう

政府はアメリカには3兆円も貢ぐつもりなのに、国民の健康については関心がないらしい。つーか俺みたいなのは、将来年金もらえるとしても微々たる額だろうし、今の段階ですでに貯金ゼロだし、病気しても医者に行けずに死ぬことになるよ。
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2006年04月20日

【行革推進法案が衆院委で可決】

「行政改革推進法案」というのが衆議院の委員会で可決したそうだが、どうやらトンデモないものらしい。(参考:瀬戸智子の枕草子続きを読む
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2006年04月10日

2006年04月09日

分裂にっぽん?

派遣社員とか外注を使うのって誰が発明(笑)したのか知らんが、そいつは絶対賢い奴だw
正社員ならばおいそれとクビ切ることは出来ないが、派遣社員だったら「貴方との契約は今月限りにします」って通告し、自分の会社に戻ってもらえばいいじゃんか。解雇したことにはならねえじゃんか。
しかも社会保険費を負担することも、退職金を払うこともない。いいこと尽くめだな。経営者にとっては。

言うまでもなく非正社員の収入は、正社員より低い。昨年厚生労働省が「同じフルタイムで働く男性労働者の平均月給(残業代などをのぞく)」を調べたところ、
正社員34万8100円、非正社員22万1300円という「格差が現れた」(3/29朝日2面)。
俺も昔東芝府中工場に派遣されていたが、東芝の正社員と同じ仕事しているのに給料はかなり低かった(あの工場は派遣社員がかなり多い。俺のいた部署では完全に正社員より多かった)。今の仕事も似たようなもんだな。ビルのオーナーである企業がやってもいい仕事を、俺が勤めているようなビル管理会社が代行してるんだから。契約範囲や契約金額を落としたきゃ更新の時に交渉すればいいことで、人員リストラはビル管理会社が勝手にやることなんだから、派遣を雇ってるのと基本構造は同じだな。そういや数ヶ月だけ電気屋で見習いやってみた時も、ほとんどの仕事が大手の下請け・孫請けで、たまに青いユニフォームを着せられて「おはようございまーす!関電工でーす!」って現場で挨拶してたこともあったな。こういうのが俺の運命なんだろうねw
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posted by 鷹嘴 at 01:32| Comment(5) | TrackBack(1) | 自民党の政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする