2016年07月27日

【5月7日】雁屋哲さんの講演+井戸川克隆さんと対談

 2016年5月7日、さいたま市与野本町コミュニティセンターにて【『鼻血は出る』福島の真実と風評】という集会が行われた。人気漫画「美味しんぼ」原作者・雁屋哲さんの講演と、前双葉町町長・井戸川克隆さんと雁屋さんの対談である。かなり広い会場だったがほぼ満員になった。毎度の如く非常に遅くなってしまったが、お二人の発言を書き留めておく。
 (追記予定あり)


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2016年05月17日

【3月11日】テレ朝「報道ステーション」の特集 福島の子どもたちの甲状腺がん多発について

 2016年3月11日の夜、俺が福島県南相馬市にて野宿覚悟で彷徨っているとき(笑)、テレビ朝日「報道ステーション」で福島の子どもたちの甲状腺がん多発について特集が行われた。当然予約録画して観たぞ。
◇ 総力特集_甲状腺がんと原発は関係あるのか20160311hououstation - Dailymotion動画
 (まだ消されていないから速攻で観るべし!)

 3月で降板する古館の花道を飾るためにテレ朝が総力をかけた・・・わけではないと思うが、重大な事実を突きつけた特集だった。ところで古館は最後の放送で「決して圧力がかかったわけではない」って言ってたな、そうですか。新しいキャスターはなんか日和ってるから観る気なくなったよ。
 それはどうでもいいけど、遅まきながらごく一部をテキストに起こして、感想と私見を並べてみる。

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2015年03月07日

【ニュースつまみ食い】原子力”ムラ”の逆襲?  +雑談

 まもなく東電原発事故発生から4年が経過するが・・・原子力”ムラ”が増長しているというか、なりふり構わず再稼働に向けて動き出しているようだ。2014年末から今年の関連ニュースを東京新聞から引用。後半は雑談。


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2015年02月14日

福島第一原発の元労働者がガンで胃と膀胱を全摘、労災を申請・・

 2015年1月15日・東京新聞に、東電福島第一原発でのガレキ除去作業で被爆したためガンを発病し労災を申請している労働者の記事が掲載された。中日新聞のウェブサイトに全文掲載されているが、中日新聞や東京新聞ウェブサイト記事はいつの間にか消されていることも多いので、内容を(多めに)引用する。

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2015年01月30日

福島第二原発を全電源喪失させようとした東電本店?

 東日本大震災発生当時の、東京電力福島第二原発に於ける事故対応について、下記のリンク先と2015年1月7日・東京新聞「全電源喪失の記憶」より引用。

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2015年01月29日

【東電原発事故聴取記録】 原子力”ムラ”の不愉快な仲間たち・・・?

 東電原発事故についての政府事故調査委員会によるヒアリング記録は9月以降も順次公開されている。東京新聞に掲載された部分を引用する。


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2015年01月24日

【東電原発事故聴取記録】 朝日の記事なんかより重要なことは・・・

 東電原発事故に関する政府事故調査・検証委員会による聴取記録の引用の続き。2014年9月25日・東京新聞より引用。

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2015年01月14日

【東電原発事故聴取記録】 全面撤退はどこから出た話?

 昨年末の総選挙でまたしても圧勝した自公政権は、沖縄人民の必死の抵抗を排除しつつ辺野古沖埋め立て準備を進め、さらに原発再稼働、武器輸出、憲法改悪、残業手当ゼロと非正規雇用の固定化を狙っている。大変な情勢の中で新年を迎えたわけだが・・・世間の動きについていけないこのブログは去年のニュースの続きを書いていく。
 東電原発事故に関する政府事故調査・検証委員会による聴取記録の引用の続き。2014年9月12日と25日の東京新聞より。

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2014年12月24日

2014年12月22日

【吉田調書の警告】 "外の人"(東電本店と官邸)の愚かさ

 非常に遅くなったが「吉田調書」の引用の続き。

 2014年9月11日、日本政府は政府事故調査・検証委員会が実施した事故当時の閣僚や関係者などの聴取記録のうち、元東京電力福島第一原発・吉田昌郎元所長(故人)や、菅直人元首相、枝野幸夫元官房長官、海江田万里元経済産業相、細野豪志元首相補佐官など19人分を公開した。
 東京新聞の、吉田元所長の調書を中心にした特集記事(2014年9月12日、15日、17日〜20日、22日〜24日)より抜粋して引用する(WEB公開されている)。なお国会事故調も参考にする。

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2014年09月19日

【吉田調書の警告】「オールジャパンどこでもそうだ」

 2014年9月11日、日本政府は政府事故調査・検証委員会が実施した事故当時の閣僚や関係者などの聴取記録のうち、元東京電力福島第一原発・吉田昌郎元所長(故人)や、菅直人元首相、枝野幸夫元官房長官、海江田万里元経済産業相、細野豪志元首相補佐官など19人分を公開した。
 このうち吉田昌郎氏の調書はかなりの分量で、事故当時の状況が生々しく語られているので、2014年9月12日東京新聞の特集記事より抜粋して引用する。(なお吉田氏の調書は現在同紙にて連載されている)
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2012年09月23日

原発推進の内なる空気

 猛暑といって差し支えない今年の夏も電力不足に陥ることなく終わった。唯一原発を再稼動させた関西電力の管内でも実際の電力使用量は予想を大きく下回り、仮に大飯原発を稼動しなくても(関電が原発再稼動と共に停止した)火力発電などで供給できる範囲だったという。関西電力の予想はまるで嘘っぱちでデタラメだった。電力が足りないからではなく原発を動かしたいために、大規模停電が起こるなどと脅していたのだ。そもそも東日本大震災の前年の2010年の電力使用量を想定すること自体ナンセンスだが。震災を経験した我々は意識を変えなくてはならないが、それを原発推進の連中は阻止したいのか?
 19日には原発を規制する立場である「原子力規制委員会」の委員長に、田中俊一という「原子力村」の住人が就任した。全国の原発再稼動ゴーサインを与えるための人選だろう。政府は「30年代に原発ゼロ」というが、馬鹿げたことに大間原発や島根原発3号機などは「設置許可は取り消せない」として建設再開を認めている。「原発ゼロ」など将来的に反故にするつもりではないか?
 六ヶ所再処理工場も存続されるが再処理実現の見通しは無い。原発を再稼動すればまた使用済み核燃料が増える。どこに保存しておくつもりだろうか。このように政府・官僚・財界は原発という権益にしがみつき、将来の展望も無いのに何が何でも再稼動・新増設を進めるつもりだ。
 しかし、こういう連中に歯止めをかけることなく54基の原発や「もんじゅ」の建設を許してきたのは、我々市民一人一人の無関心だった。スリーマイルやチェルノブイリを知った我々は原発を安全だとは毛頭思わなかったが、原発はわが国のエネルギーの根幹である、という迷信に押し流されていた。まさか日本でチェルノブイリのような事故は起こるまい、と高を括っていた。原子力は安全で低コスト「ということにして」、化石燃料は枯渇するから原子力だけが頼り「ということにして」、原発建設を進める「仮構性」に抗えなかった。
 以下に、昨年東京新聞に掲載された論考を2件ほど紹介する。
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2012年08月12日

津波はタブー

 地震と津波が襲えば福島第一原発のような大事故が発生することは明白であるのに、日本政府は関西電力に大飯原発3号・4号機を再稼動させた(そのせいで電気が余りすぎて火力発電所を6機も休ませるってさ)。大飯の地下に活断層が存在する恐れを指摘されても決して停止しようとしない。
 政府や官僚や関電や経済界は、東日本大震災のような地震と津波が若狭湾でも発生するかもしれない、と恐れることはないのだろうか。人為的なミスによる大事故発生を懸念することはないのだろうか。それとも充分に危険性を認識しつつも「先送り」にしているだけだろうか。
 考えてみればこういう怠慢のため東日本大震災の大津波によって多くの人命が失われ、福島第一原発は大事故に至ったわけだが、原発を動かそうとする連中は決して学ぼうとしないようだ。津波の脅威を軽視していた国、自治体、東電の不作為を、震災後の新聞記事の中から引用する。

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2012年06月21日

【核のゴミ】『近づけば必ず死ぬ』怪物をもてあそぶ・・・【捨て場なし】

 6月16日、日本政府は許しがたいことにが大飯原発再稼動にゴーサインを出した。格納容器にベント装置が無く、海水ポンプを津波から防ぐ防潮堤も無く、オフサイトセンターは海抜わずか2m!という信じられない状態のままの強行である。非常用電源車を集めたというが目の前の山肌が地震で崩れたら一巻の終わりだ。そもそも平地にある福島第一原発と違って大飯原発は山と海に囲まれている。土砂崩れで道路が塞がれば事故対応の車は近寄れない。近隣の住民は避難できない。全く狂気の沙汰だ。
 もっとも原発というのは大事故が起きなくとも、常に放射能を撒き散らし、労働者を被曝させ、処理方法の無い核のゴミを大量に生産する。だから安全対策の有無や程度に関わらず、全ての原発を今すぐ停止・廃炉にしなくてはならない。それにしても電力会社も政治家も官僚も、事故が起こった場合のことを考慮しないだけでなく、このまま原発を動かし続けた場合将来どうなるのか全く気にしていないようだが?
 使用済み核燃料を収容している福島第一原発4号機の冷却プールは危機的な状況が続いているが、そもそも使用済み核燃料の保存・処分方法は確立していない。去年や今年の東京新聞記事などから引用。

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2012年02月09日

【去年の記事切り抜き】原発推進の労働組合

 また半年以上前の原発関連記事から引用。とっくにツイッターなどで知れ渡っている話なので、嫌韓流批判のため資料を集めていた頃と違ってこのブログの特色はスカスカに薄まっちまうけどまあ仕方ねえ。重要な話だからよ。
 東京電力などの電力会社の労働組合は、経営側と一体になって原発推進のため政界工作を行っている。それら御用組合を束ねるのが【電力総連】である。

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2012年01月03日

【何度でも復習】事故直後の混乱/官邸の横槍

 2011年12月26日発表の、福島原発事故中間報告に於ける東電の事故対応には全く呆れた。事故発生当時現場にいた運転員は誰一人、IC(非常冷却装置)を作動させた経験が無かったんだとよ!ICに蒸気を送る配管のバルブは電動式で停電すりゃ閉じることも知らなかったんだとよ!ただでさえ地震や津波の備えが無い老朽化した原発を無理に動かしてたのに、運転員が設備の内容を把握していなかったとは。破滅的な大事故に至ったのは全く当然だな。
 そーゆうわけで?悠長なことだがこれから半年以上前の新聞記事から引用を続ける。しかし2011年3月に何が起こったのか、少なくとも俺が生きている間は繰り返し語られるだろう。
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2011年11月29日

【記事切抜き】原発労働の実態 4

 また東京新聞の記事からの引用。古い記事ばっかりでごめんね。原発事故以降、毎日最低でも1面と【こちら特報部】ぐらいは残してあるが、整理してないんで目当ての記事を探すのが大変。年内の記事の引用は年内に終わらせたいが、なにぶんにも不精なせいで・・
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2011年10月27日

【記事切抜き】原発労働の実態 3

 の続き。引き続き、もう10月だけど週刊現代4月30日号「原発 このとんでもない現場」「原発労働者は二度殺される」と、週刊朝日9月16日号の「元原発作業員らが語る被曝の現実」、及び東京新聞から引用。

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2011年10月08日

【記事切抜き】原発労働の実態 2

 原発労働についての記事切り抜きの、やっと続編。放置してたせいで古いネタばかりになっちまった。週刊現代4月30日号「原発 このとんでもない現場」より引用。元原発労働者たちが現場の実態を明かしている。

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2011年09月10日

【備忘録・朝日新聞の本質?】原発に反対した電産が解体されてザマミロだとよ

 9月7日読売社説には驚いた。「原発新設という選択肢も残すべき」と主張するだけでなく、「日本はプルトニウム利用が認められている。これは潜在的な核抑止力となる」だとさ。読売は日本に核武装してほしいのだろうか。ここまで狂っているとは思わなかったなあ。
 ところで読売のライバル?である朝日なら、核武装が必要などとは書かないだろうが、頭の程度に大した違いは無い気がする。(今から書くことは30年前の新聞記事のことなので、昔話が嫌いな人はスルーしてねw)

※ 諸事情のため9月中旬まで、記事更新やコメント管理があまり出来ない状態が続きます。ご迷惑をおかけしますがご了承下さい。

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