2010年02月26日

これはひどい

(魚拓)
 侵略国によって強制労働させられ、賃金も貰えず、年金が99円とは。日帝はどこまで戦争被害者を侮辱するんだろう。いや決まりどおり計算したらそういう額になったんだろうけどさ。
 戦争責任は金の話だけじゃないと思うけど、強制労働の被害者に対しては、まず金の問題を国がどうかするべきではなかろうか。自分も労働者の端くれだからそう思うんだけど。
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2007年10月17日

旧日本軍の毒ガス弾処理を請け負った会社が事業費を着服?

◆PCI関係先を捜索 国事業で流用容疑 東京地検 (魚拓)
◆PCI、ODA事業でも過去に不正 (魚拓)

せっかく、旧日本軍が中国に棄ててきた毒ガス兵器を処理するための事業なのに、こんな前科のある企業に任せるとは・・・
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2007年09月05日

中国の毒ガス被害者が受ける差別

9月3日東京地裁にて、遺棄化学兵器被害チチハル事件訴訟第2回口頭弁論が行われた(俺は行ってない)。詳細は「チチハル8・4被害者を支援する会」で報告されると思う。

ところで朝日新聞にこの事件に関連するコラムが掲載されていたので引用する。
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2007年07月18日

毒ガス訴訟逆転敗訴

7月18日、遺棄毒ガス・砲弾被害訴訟(一次訴訟)(→参考過去ログ)の控訴審判決が下り、原告側が逆転敗訴した。

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2007年06月04日

「日韓請求権協定」と個人の請求権について

戦時中に朝鮮半島から名古屋の三菱の工場に動員された韓国人女性やその遺族が、国と三菱に損害賠償と謝罪を求める訴訟を起こしていたが、5月31日名古屋高裁は控訴審の判決を下し、原告の控訴を棄却した。「日韓請求権協定」によって、補償に応じる必要は無くなったというのがこの判決の理由だという。この不当な判決に強く抗議しなければならない。

◆勤労挺身隊韓国人訴訟、2審も賠償請求棄却・名古屋高裁

◆元朝鮮挺身隊員の控訴棄却/日韓協定で請求権消滅
(保存)

支援サイトで判決全文と要旨が紹介されている。
◆名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会

しかし、「財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定」(1965年6月22日 署名)によって、大韓民国の国民が日本政府や日本企業に対し補償を求めることは出来ない、と判断することは誤りである。

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2007年05月15日

【中国人の敗訴が確定 731部隊と南京虐殺の2件の訴訟】

才口ってこの前の4つの判決を出した奴の一人だな。これから全てあの判例に従うようになるんだろうなあ。

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2007年04月28日

戦後補償裁判を全滅させる最高裁判決

予想はしていたのだが、あまりの結末に呆然としている。
4月27日最高裁小法廷で、

中国人慰安婦一次・二次訴訟

劉連仁さん強制連行裁判

広島・西松建設強制連行裁判

福岡・三井鉱山強制連行裁判


これら4つの戦後補償裁判の敗訴が確定した。
日中共同声明によって国家間の請求権でなく、個人の請求権も放棄されている・・・という屁理屈によってである。
今後の戦後補償裁判はこれらの判例に従うことになるだろう。
マイミクさん曰く、これらの判例を超えるには、最高裁大法廷で異なる判例が出なければならない、とのこと。
これで全ての戦後補償裁判は絶望的になった。日中関係の新たな火種にもなるだろう。

それにしても(何度も言うが)、
「中華人民共和国政府は、日中両国国民の友好のために、日本国に対する戦争賠償の請求を放棄することを宣言する」
という文章のどこをどう読んだら、個人の請求権も放棄したと読み取れるのだろうか?

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2007年03月24日

【原爆症訴訟、21人不認定取り消し 東京地裁、9人棄却】

一昨日のニュース。国家賠償が棄却されたのは気に食わないが、認定基準についてはまともな判断だと思う。

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2007年03月18日

西松建設強制連行訴訟の最高裁判決は4月27日

最高裁が高裁判決を維持しなければ、この国は永遠に世界中の笑いものだろうね。
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2007年03月16日

強制連行中国人訴訟が最高裁で再審理決定、日中共同声明を捻じ曲げて解釈するな!

皆さんご存知と思われますが、以下のようなニュースがありました。
2004年広島高裁にて、戦時中強制連行された中国人を酷使していた西松建設に対し賠償を命じる判決がありましたが、これが最高裁で審理再開されるというのです。
(原告団のサイト)

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2007年03月15日

2007年03月14日

毒ガス二次訴訟、控訴審敗訴

遺棄毒ガス・砲弾被害事件二次訴訟の控訴審も、原告が敗訴した(化学兵器被害の解決を目指す共同行動で判決要旨が読める)。
この不当判決は一次訴訟の控訴審判決や、今年1月に提訴されたチチハル事件訴訟にも影響を与えるかもしれない。

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2007年03月03日

超人気ブログのお粗末な内容

現在人気blogランキングの政治カテゴリで1位の「博士の独り言」にて、西松建設の強制連行訴訟について取り上げていたことに気づいた。それが実にあきれたものなのである。

博士の独り言 - 中韓「戦時補償要求」小考 -


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2007年02月07日

【手当支給命じた二審判決支持 在外被爆者訴訟で最高裁】

同じ被爆者なのに、外国に住んでる人には手当てを出さないなんて馬鹿な話があるか。最高裁の判決は至極当然。

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2007年01月24日

遺棄毒ガス被害一次訴訟結審、及び明日チチハル事件提訴

19世紀末からアジア各地を侵略していた旧日本軍は、国際法を無視して捕虜や一般民衆に対する虐殺を続けていただけでなく、細菌兵器や毒ガス兵器など非人道的な兵器を開発し、日中戦争で実戦に使用していた。
終戦時に中国大陸に遺棄された毒ガス兵器は、戦後60年経っても掘り起こされた際などに有毒物質が漏洩することがあり、市民に大きな被害を与えている。

日本政府は中国政府に対し、かつて遺棄した毒ガス兵器を全て処理することを約束したが、毒ガスによって被害を蒙った市民には全く見向きもしない。そのため被害者が日本政府に賠償を求める訴訟が起こされている。

(以下は傍聴記です。内容に間違っている部分があれば、ご指摘いただければ幸いです)

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2007年01月04日

【旧日本軍毒ガス事故 中国人44人損賠提訴へ】

ふつう、事件が起こった時点で賠償するもんじゃねえか?

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2006年10月05日

【ドイツの戦時中強制労働 補償金支払いが完了】

そういえば日本はドイツと違って強制連行の被害者に何も補償してないなあ。
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2006年08月31日

中国海南島戦時性暴力被害訴訟 不当判決

1937年の盧溝橋事件以降、日本は中国への全面的な侵略戦争を始めた。海南島へは1939年2月から陸海軍共同で侵攻を始め数日で要所を占領したが、抗日ゲリラの反抗は根強いため、激しい三光作戦が展開された。また地下資源を奪うため多くの企業が進出し、住民を強制連行し、あるいは朝鮮や中国本土から強制連行された人々を移入し、過酷な労働を強いた。
また海軍の指導の下に慰安所が設置され、多くの女性を拉致監禁することで運営されていた。
農村に住んでいた陳亜扁さんという女性は、1941年、14歳の時に水田に出ていたところを日本兵に拉致され、村内の日本軍の営舎の近くの狭い部屋に監禁された。昼間は米に混ざった小石を取り除く作業をさせられていたが、二日目に日本兵に強姦された。それ以来継続的に強姦され、3ヶ月後には「藤橋」という街に連行されて慰安所に入れられた。そこで2年間ほど日本兵に強姦され続けたが、金を貰ったことは一度もなく、なにかにつけて殴られた。その後最初に監禁された営舎に戻され、同じように毎日強姦され続けた。終戦後も連れ戻されることを恐れて山中に潜み、母が運んでくれる食事で飢えを凌いでいた。
その後結婚し、9回妊娠したが8回も流産し、9回目に病院に入院して出産することができた。夫が亡くなってからは戦時中の悪夢に脅かされることが多くなり、「PTSD」の症状が出ている。
陳さんら被害者8名は2001年7月、日本政府を相手取って裁判を起した。13回もの口頭弁論を経て今年3月に結審し、判決を待つことになった。


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2006年08月11日

≪満州から旧日本軍へ徴兵 中国籍の朝鮮族≫

7月19日朝日新聞特集記事より引用。
日本が中国東北部を侵略して作った「満州国」という疑似国家は、抗日ゲリラを封じ込める為の強制移住政策、平頂山事件に代表されるような民衆虐殺、そして七三一部隊による人体実験、大規模な大麻の栽培など、日本帝国主義による犯罪行為の全種類が行なわれていた地獄であったことは言うまでもない。
記事によると、この傀儡国家に住んでいた朝鮮族の人々も大戦末期に「日本兵」として徴兵され、戦後ソ連に抑留された。生存者は日本大使館に補償を求め続けているが、日本側は「一切解決済み」として拒んでいる。

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posted by 鷹嘴 at 13:42 | TrackBack(2) | 戦後補償 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする